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You あんど eye

関西生活3年目。単身赴任ですがマスターズ陸上も自転車もがんばります!最近は骨折治療の忘備録も好評!?

「のぼうの城」ゆかりの地を巡るポタ(その2)

2012年11月25日 | スポーツ

映画のぼうの城のゆかりの史跡を巡るポタリング。

まずはさきたま古墳群の一角にある石田光成が忍城攻めの本陣を置いた丸墓山古墳。



丸墓山古墳は直径105m、高さ19mあまりの円墳ですが、円墳としては日本最大の大きさ
というのは意外でした。



クリートシューズで階段を上り下りするのはちと大変でしたが、頂上からの眺望は絶景!

 

2万の大軍と莫大な軍資金という圧倒的な力を持って臨んだ戦いで、光成がここから観た
光景はさぞや勝利を疑うことのないものであったでしょう。

 

次に向かったのはさきたま古墳群から4㎞ほど離れた堤根というところの上越新幹線
の高架下にある石田堤記念史跡公園。

場所をよく調べないで、堤根辺りの高架下に行けば見つかるだろう...と適当に走って
みたのですが、なかなか見つからずかなり距離がかかってしまいました。

 

史跡にある堤防は当時の状況をわかりやすくするためのレプリカだそうで、実際の堤は
周囲より多少高くなっている程度の痕跡が断片的に点在しているだけのものようです。

かなりマイナーな史跡スポットだと思いますが、小説化、映画化の影響で数こそ多くない
ものの、途切れることなく見学者が訪れていました。

 

次に行田市の中心部に向かい、水城公園の近くの佐間にある高源寺に行ってみました。
この寺は成田家の重臣である正木丹波守利英が忍城開城後に戦死者の霊を弔う為に
建立されたものだそうです。

 

映画でも小説でも圧倒的にかっこよく描かれていた丹波守ゆかりの寺と有って
訪れる人も非常に多く、小さな駐車場は常に満車状態のようでした。



こちらが境内にある丹波守のお墓です。
お参りをするときには映画で演じた佐藤浩市さんの顔が浮かんでしまいました...。
(佐藤さんゴメンなさい(汗))



忍城址の天守閣は以前に来たことがあるのでパスしました。
そのときは休日でも閑散としていたのが印象に残っていますが、さすがに今が旬だけに
本当に驚くほどの観光客であふれかえっていました。



小腹も減ったので、かねつき堂さんで焼きそばフライでも食して帰路に備えようと
おもったのですが、こちらもブームに違わずお昼時を過ぎても店の外まで順番を
待つ人で溢れており、時間がかかりそうだったのでまたの機会ということにして
帰ることにしました。



行田市の郊外、利根川堤防のすぐ近くに酒巻という場所を見つけました。
こちらも成田家家老の酒巻靱負(さかまき ゆきえ)にちなんだ地名ですね。
私は物語の中でも酒巻が一番気に入っていたので、思いがけず出会えた感じがして
嬉しかったです♪



そして、帰りは利根サイを上流の刀水橋方面へと走り一路太田市を目指します。



利根川を渡って群馬県側に入ってからは蛇川のサイクリングロードを利用してみました。
路面はウワサほど劣悪ではなかったですが、一般道を横断する数が非常に多くて走り
にくく、おまけに東武線にぶつかるところでは、道が途切れていて続きをロストしてしまい
ました。

仕方ないので、市内の中心街方面に向かい大光院(呑龍様)方面に折れて松風峠を
越えて自宅へ。

走行距離は行田市内を結構うろうろしたので90㎞くらいと、なんだかんだで結構走った
上に午前中と午後で風向きが変わったおかげで行きも帰りもほとんどが向かい風という
辛い状況でそれなりに疲れました。(LSDくらいのペースにはなったかも...)

でも、映画を観てすぐに訪れた武州の地はとても感慨深いものがありましたね。
ブームが去って落ち着きを取り戻した頃にでも、またゆっくりポタリングしたいものです。

(了)



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
エンドロールと同じ (iina)
2012-11-28 11:28:28
映画のエンドロールで紹介された界隈をサイクリングとは好いですね。
お蔭で、おさらいできた気分です。
i拙ブログの記事に、リンクを貼らせていただきました。

したから3行目の
「映画の舞台である忍城は、・・・」の「忍城」に貼っています。 m(_ _)m
返信する
iinaさま (tamiki)
2012-12-01 23:50:03
コメント、トラックバックありがとうございます。

iinaさんのブログも拝見させていただきましたが、旅の様子がよく分かる素敵なブログですね~。

行田の観光スポットは自転車で回るにはちょうど良い距離に点在しており、レンタサイクルで市内を走っている観光客も沢山いました。

今回は日没が気になってあまりゆっくり出来ませんでしたが、歴史を感じる良い雰囲気の町だったのでまた行ってみたいですね!
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Unknown (エディホ)
2012-12-25 22:37:03
いい映画でしたよね。

三成が京の都から二万の軍勢を引き連れて、はるばるこんな田舎まで来たとは。。。いやはや何とも浪漫ですなぁ
返信する
エディホさん (tamiki)
2012-12-28 06:26:43
小説を読んだときは、てっきりフィクションだと思ったのですが、史実に基づいたものと知って驚きました。

自分の住んでいるすぐ隣の町でこんな壮大な戦が繰り広げられていたというのは、まさに歴史浪漫ですね。

映画化を心待ちにしていましたが、期待を裏切らない作品に仕上がっていて嬉しかったです。
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