これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

民主党の地すべり的大勝利か、 麻生首相「金がねえなら結婚しない方がいい」

2009-08-25 | 政治・経済

麻生首相「金がねえなら結婚しない方がいい」

  「そりゃ金がねえなら結婚しない方がいい。うかつにそんなことはしない方がいい。金がおれはない方じゃなかったけど、結婚遅かったから」。麻生太郎首相は8月23日夜、東京都内で開かれた学生主催の集会で、少子化問題に関連してこう述べた。学生から、若者に結婚資金がなく、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか、と質問されたのに答えたものだが、不況下で就職難の若者らの気持ちを逆なでする発言とも受け取れる。
 「首相は「(金が)あるからする、ないからしない、というもんでもない。人それぞれだと思う」としながらも、「ある程度生活していけるものがないと、やっぱり自信がない。稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しいんじゃないか」と語ったという。

どれだけ深く、広く、遠く“読める”か 
  麻生首相は、漢字が読めない、高級バーで飲食をする、度々の失言とその釈明でまた失言を重ねるなどと話題に事欠かない。今度も、選挙の終盤戦にも係わらず、意図するところを正確に表現できなかったのか分からないが、「結婚資金がなく、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」との質問に対する答えになっていない。漢字が読めないならたいしたことではないが、これとて大抵の日本人は漢字を読めるから読み書きの能力は人物を評価する上では大変分かりやすい。「あの人は漢字も読めない」とは、ある意味では大変な侮蔑である。一国の首相が国民からこのように見られるのは、お粗末極まりない。 
 漢字が読めないだけならまだいいが、学生の質問にまともに答えていないのは、政治家としていかがなものか。誰も幼少で勉強を開始するころは、最初は読み書きからスタートする。字を書いてある書物を読まなければならない。年とともに学問のレベルが上がれば字の無い書物、すなわち天地自然、社会そのもの、あるいは人間などから読み取らなければならない。どれだけ深く、広く、遠く“読める”かでリーダーの器量が決まるのだろう。

"暗夜の一燈"のような幻想を抱かせる、
  民主党のマニフェスト

 麻生首相は“空気が読めない”人だ。まんが愛読で「有字の書、無字の書に学ぶ」ことが無かったのだろう。使う言葉も貧しく、品が無い。
 夢を提示することがなく民主党の批判が多く、聞いていても辟易する。口を開くたびにオウンゴールが何時までも続くようでは、選挙をしなくても勝敗決定。自民党は“惜敗”ではない、歴史的惨敗なのだろう。

 今の社会は、暗い話題が多く、閉塞感が充満している。みな、真っ暗闇に放り出されたような状況だ。暗いところにいる者(国民)は、明るいところ(政治家、特に世襲議員)を良く見ることができるが、明るいところにいる者は、暗いところをみることができない。 首相は、麻生財閥の出、元総理大臣の孫となれなば“暗いところ”を見ることはできないだろう。真っ暗闇で右往左往している者には、明かりを放つ1本のマッチやローソクの光は有難い。

 マニフェストは金のばら撒きであるが、夢を提供してくれるような錯覚を覚える。「暗夜を行く、ただ一灯を頼め。」というが、選挙は民主党の勝利で決まりということか。

政治のリーダーに欲しいもの
  国のリーダーは、激動する世界において日本はどんな国になろうとするのかというグランドデザインを描くことだ。日本人の資質、行動様式、文化が世界の文明の中でどんな位置を占め、どんな役割を果たしていくのかということを提示することだ。
  国民が漠然と考えていることを汲み取り、自分の言葉で国民に「投げかける」ことが必要だ。オバマ大統領はそれができた。度々失言する麻生首相は、これができない。鳩山代表はできるのかどうか、単なる曲学阿世の徒に過ぎないのか、真価はすぐ問われる。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自立した外交、日米対等 民... | トップ | 総選挙候補者アンケート結果... »
最新の画像もっと見る

政治・経済」カテゴリの最新記事