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「維新」政党へ…松野氏ら7人、何だこれ!TPP反対の筆頭格・松野がTPP賛成の「維新」へ入党だ

2012-09-11 | 政治・経済

「維新」政党へ…松野氏ら7人、離党届提出確認
 
民主党の松野頼久元官房副長官(衆院熊本1区)ら民主、自民、みんなの党の3党の衆参7議員は11日午前、地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が結成する新党「日本維新の会」に参加するため、11日中にそれぞれの所属政党に離党届を提出することを確認した。
 日本維新の会は、松野氏らの合流によって、政党要件を満たすことになる。橋下氏らは、12日に大阪市内で開く政治資金パーティーで新党の結成を正式に宣言する予定だ。 

 新党に参加するのは、民主党の松野氏、石関貴史衆院議員(群馬2区)、水戸将史参院議員(神奈川選挙区)、自民党の松浪健太衆院議員(比例近畿)、みんなの党の小熊慎司、上野宏史、桜内文城各参院議員(いずれも比例)。
        
    (2012年9月11日11時52分  読売新聞)

「日本維新の会」はTPPを推進する政党  
 
「日本維新の会」の「維新八策」は
TPPの参加を掲げているが、農業政策は一言も言及していない。TPPは、日本農業の壊滅につながる「例外なき関税撤廃」だけでなく、投資、金融、保険、医療、労働における規制緩和を推進。国の規制・介入を排除する米国流の新自由主義経済を徹底し、外国で活動する米国企業を有利にする国際協定である。TPPについては民主党も自民党で党内は割れているが、維新の会はTPPに賛成している。「日本維新の会」は、国会議員を合流させて政党をめざす場合、このTPP参加を踏み絵にするとしている。

(参照)
橋下維新 国政進出、「八策」は ”新聞見出しの列挙”の如し 、TPP推進するも農業政策一切なし  (2012-09-09 10:50:00 ) 

超党派議員代表は8月30日、政府へTPP反対を要請した 
 
9月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)での環太平洋連携協定(TPP)交渉参加表明に反対する集会を開いた超党派国会議員の代表は8月30日、総理官邸で藤村修官房長官に対し要請を行った。民主、自民、生活、公明、社民、共産、きづな、みどりの風の各党・会派の議員が、APECや国連総会でTPP交渉参加を表明しないよう要求した。これに対して藤村官房長官は、米国との協議が煮詰まっていないなどとしてAPECで参加表明は行わないと答えた。
 要請後の記者会見で民主党の山田正彦議員は、「賛同議員の272名の署名をいただいた。断固阻止したい」と強調した。

「TPPを慎重に考える会」の幹事長は松野頼久 
 
「TPPを慎重に考える会」の会長・民主党の山田正彦は、8月30日、超党派議員代表として総理官邸でTPP参加表明の反対を行ったが、松野頼久は「TPPを慎重に考える会」の幹事長、山田雅彦議員の補佐役である。
 「TPPを慎重に考える会」は、環太平洋戦略的経済連携協定の問題点として、農林水産物の重要品目の関税撤廃、残留農薬・食品添加物・遺伝子組み換え食品に対する規制の変更、政府調達の基準額引き下げ、医療保険制度の変更、外国人入国の拡大、投資家対国家の紛争処理手続きの導入、環境問題、知的財産権制度の変更、公営企業に及ぼす影響、といった項目を列挙し、警鐘を鳴らしている。

 松野はTPP参加反対議員の取りまとめ役であったが、1週間足らずでTPP参加へ態度を一変させた。豹変ぶりにあきれるばかりである。この人物は一体、何を考えているのか全く分からない。TPP参加を前提とする日本維新の会に入る松野の節操のなさは、この集団「日本維新の会」のいい加減さ、出鱈目さをあらわしている。橋下の傘下に馳せ参じる人物集団「日本維新の会」を、まともに信頼することはできない。期待することも出来ない。

公募し橋下が面接で採用した地方議員の質の悪さ 
 
「維新の会」は今年3月から「維新政治塾」で次期衆院選に向けた候補者養成を進め、6月には当初約2000人いた受講生から塾生915人を選抜した。橋下が面接を重ねた結果、自分の価値観と合うと思って選んだが、実際に選ばれた約100人の「維新」に所属する地方議員の中には“質”の悪い者がいる。橋下は自分に迎合する人物を「自分らの価値観にあう」と錯角しているのではないか、選ばれてから半年も経たないにもかかわらず数々の問題を起こしている。
●今年1月1日、「維新」堺市議による飲酒運転・ひき逃げ事件が発生、同市議会で辞職勧告決議案が2回も全会一致で可決したが、有罪判決が確定後の6月まで居座り続けた。
●大阪市では2月に「維新」議員の程度の低さを告発するメールが職員から橋下市長に寄せられたことを受け、「維新」市議団が市幹部に市議の態度についての匿名アンケートを実施した。その結果、報告書では、職員に「『あほ』『ばか』という言葉を平気で使用する議員」がおり、「5階(市長室)に言いつけるぞ」との脅しや「都構想に理解を示したら都庁職員に推薦する」と言われた例もあったと指摘された。
●大阪の市議が「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していた事を裏付けるもの」と取り上げたリストは、ねつ造だったことが発覚した。

●橋下が面接を重ねた結果、自分の価値観と合うと思って選んだ公募区長は、就任前に統一協会と関係があったことが発覚し、「菅直人は…私の前に来たら必ず殴ります」とツイッターで公言した者、ツイッターで相手を「アホか」と罵倒する区長もいる。

候補者選びの基準:1千万円の金を準備できること
 
橋下維新は、国政に進出する人物選びの資格要件として、TPP参加の賛成と”持参金”1000万円を準備することとしている。現職の国会議員もTPPの問題点を碌に理解していない状況で、政治家でない者がTPPの問題点を理解しているのだろうか、また選挙資金1千万円を準備することが可能な人物が政治家としての資質があるとは限らない。下心があって橋下維新に擦り寄ってくる人物もいるだろう。当落が分からない国政選挙に出るため1千万円の金を投じることは、庶民にとってはばくちに等しい、いかがわしい人物が国政に進出する可能性大である。

 
「日本維新の会」の松井幹事長の父は笹川一朗氏の子分である。大阪維新の会は、この人を中心に自民党府議らで結成した団体で、笹川系、清和会系のものの集まりで統一教会が見え隠れする人の集まりである。竹中平蔵、境屋太一など小泉政権のブレーンのほか、統一教会の教義に準じた純潔教育を主張する高橋史郎が顧問についいる。「日本人は甘えているから餓死者がでればいい、竹島は爆破して水面下に消してしまえばいい」などと述べた大前研一も関与している。道州制はこの人たちの持論で、地方は切り捨てればいいということである。
 「日本維新の会」は、自民党清和会の別働隊、小泉竹中路線復活を目論む人々の集まりといって差し支えない。橋下はそれを実現させるがため担がれながら、自らは権力を手中にしようとしている。

 
 橋下らの面接を受けて選ばれた地方議員の品性が、必ずしも良好なものばかりでない。候補者を大量に物色するのは、まさに粗製濫造、いかがわしい人物も紛れ込んでくる。所謂“身体検査”を受けない、にわか仕立ての候補者が国政選挙に当選した後、スキャンダルが発覚し混乱を生じないか。これら人物が当選したら、期待はずれに終った小泉チルドレンや政治のいろはも分からない小沢ガールズがもたらした以上の混乱が起きるのは必至である。

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