昨日は小刻みに取った夏休みの最後の日ということで、午前中は近所の日帰り温泉でリラクゼーション&シェープアップ。いつもより短めの3時間で切り上げて、午後は撮り溜めた映画鑑賞で過ごしました。
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まず、最初に観たのは「愛を読むひと」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/30/e962dda445f257cf83d247ecb42e4f72.jpg)
「愛を読むひと」は、幼いころに恋に落ち、数年後に劇的な再会を果たした男女が、本の朗読を通じて愛を確かめ合うラブストーリー。500万人が涙したベストセラー「朗読者」を原案に映像化した作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4b/dc658730657c7436509d50dbdb6c3df6.jpg)
戦時中の罪に問われ、無期懲役となったヒロイン(ハンナ)を『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、彼女に献身的な愛をささげる男(マイケル)をレイフ・ファインズが好演。物語の朗読を吹き込んだテープに託された無償の愛に打ち震える。ケイト・ウィンストレットはこの映画で第81回アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
■ 「愛を読むひと」苦悩の一生を送る主人公に、ドイツの戦後世代の誠実さを見たような思い
『 マイケルだけが知っているハンナの秘密を裁判長に告げることで彼女を救えたかもしれないのに、死に変えてもその秘密を守ろうとするハンナを裏切るようでそれもできず。かといって、彼女を説得して告白させるには、引き受けなければならないものの重さにたじろいでしまう。その結果、苦悩の一生を送ることになる彼に、ドイツの戦後世代の誠実さを見たような思いだ。愛する者たちの罪をあっさり許すことも、弁護して救うこともできないけれど、一緒に苦しみを抱えて生きることはできる。そうすることで歴史に対する責任を取ろうとする真摯な生き方に、胸を打たれた。(森山京子:映画.com)』
お次は、映画館、DVDなどで、3度目の鑑賞となった「マディソン郡の橋」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/33/b59c6e1988fda28915331979082724e3.jpg)
『 たった4日間の恋に永遠を見いだした中年の男女の愛を描いた、大人のラブストーリー。世界的ベストセラー(およびロングセラー)となったロバート・ジェームズ・ウォラーによる同名小説(日本語訳・文藝春秋刊)を、クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めて映画化。不倫をテーマにした大人のラブストーリーであり、米国のみならず世界的大ヒットを記録した。撮影は、小説に描かれた実在の場所、アイオワ州マディソン郡ウィンターセットに造られた特設スタディオ『フランチェスカの家』(Francesca's House)にて、延べ42日間に渡って行われた。 』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/60/191f82b2db2cbd38027224d793106258.jpg)
『 89年冬。アイオワ州マディソン郡。フランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)の葬儀を出すために集まった長男のマイケル(ヴィクター・スレザック)と妹のキャロリン(アニー・コーリー)は、母の遺書に「死んだら火葬にしてほしい」とあるのに当惑する。2人は彼らに当てた母の手紙と日記を読み始める……。65年秋。フランチェスカは結婚15年目で単調な生活を送っていた。夫のリチャード(ジム・ヘイニー)と2人の子供がイリノイ州の農産物品評会に出掛け、彼女は4日間、一人で家にいることになった。新鮮で開放的な気分になった彼女の前に、プロ・カメラマンのロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)が現れ、道を尋ねた。彼は、珍しい屋根付きのローズマン橋の写真を撮りに来ていた。フランチェスカは彼の魅力に引かれ、その晩、夕食に誘う。彼が宿に帰った後、「明日の晩、もう一度いかが?」とのメモを、明朝の撮影で彼が訪れる橋の上に残した。翌日、2人はホリウェル橋の上で落ち合った。二人は次第に打ち解け合い、キンケイドは新しいドレスを着た彼女の手をとり、ダンスを踊った。自然の成り行きで一晩中愛し合った2人は、次の日、郊外でピクニックを楽しんだ。残り時間がわずかなことに気づき始めた彼らは、その夜、親密に抱き合った。最後の朝はぎごちなさと不安の中で迎えた。フランチェスカは「これはお遊びなの?」となじるが、彼は「一緒に来てくれ」と言う。悩み苦しんだ末に、荷物をまとめた彼女だったが、家族のことを思うその顔を見て、キンケイドは去った。夫と子供たちが帰ると、元の日常が戻った。数日後、夫と買い物に街に出掛けた彼女は、降りしきる雨の中、立ち尽くすキンケイドの姿を見た。車から出ようとドアのノブに手をかける彼女だが、どうしてもできない。そして、彼とはそれきりだった。79年、夫リチャードが死去。彼の死後、フランチェスカはキンケイドに連絡をとろうとしたが果たせず、やがて彼の弁護士が彼の死を報せ、遺品が届いた……。手記を読みおえたキャロリンとマイケルは、母の秘めた恋に打たれ、2人は母の遺灰を彼女が愛したキンケイドと同じように、あの橋から撒いた。 』
ローズマン・ブリッジ
『 キンケイドはこの橋の撮影に訪れフランチェスカと出会う。フランチェスカの遺言により彼女の遺灰が撒かれた場所でもある。 』
『愛を読むひと』では、「映画の終わり近くで、マイケルがハンナに昔のことを思い出す?」と聞いたのに対し、昔の恋愛時代のこととナチスでの経験時代のことなのか、両者の受け止め方が異なっていたと思われた。この違いとから、ハンナが死を選んだのではという感想を受けたことと、
『マディソン郡の橋』では、「あっという間に4日間が過ぎ、雨降る中、街の交差点ですれ違う二人のトラック。ロバートの車のミラーにかかるフランチェスカのペンダントが揺れているところ・・・」の場面では思わず涙がほろりとなった殿でありました。
いやぁ、映画ってほんとにいいですね。
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P.S.
9/4に続いて、昨日5日もランクインしました。2009/12/3から642日間で、633回ランクインしたことになります。162万gooブログ中の2,833位で、通算676度目、訪問者数290名(累積197,835名)でした。みなさん、どうもありがとう。(目障りでしょうが、殿の記憶のためのメモです)
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まず、最初に観たのは「愛を読むひと」。
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「愛を読むひと」は、幼いころに恋に落ち、数年後に劇的な再会を果たした男女が、本の朗読を通じて愛を確かめ合うラブストーリー。500万人が涙したベストセラー「朗読者」を原案に映像化した作品。
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■ 「愛を読むひと」苦悩の一生を送る主人公に、ドイツの戦後世代の誠実さを見たような思い
『 マイケルだけが知っているハンナの秘密を裁判長に告げることで彼女を救えたかもしれないのに、死に変えてもその秘密を守ろうとするハンナを裏切るようでそれもできず。かといって、彼女を説得して告白させるには、引き受けなければならないものの重さにたじろいでしまう。その結果、苦悩の一生を送ることになる彼に、ドイツの戦後世代の誠実さを見たような思いだ。愛する者たちの罪をあっさり許すことも、弁護して救うこともできないけれど、一緒に苦しみを抱えて生きることはできる。そうすることで歴史に対する責任を取ろうとする真摯な生き方に、胸を打たれた。(森山京子:映画.com)』
お次は、映画館、DVDなどで、3度目の鑑賞となった「マディソン郡の橋」。
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『 たった4日間の恋に永遠を見いだした中年の男女の愛を描いた、大人のラブストーリー。世界的ベストセラー(およびロングセラー)となったロバート・ジェームズ・ウォラーによる同名小説(日本語訳・文藝春秋刊)を、クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めて映画化。不倫をテーマにした大人のラブストーリーであり、米国のみならず世界的大ヒットを記録した。撮影は、小説に描かれた実在の場所、アイオワ州マディソン郡ウィンターセットに造られた特設スタディオ『フランチェスカの家』(Francesca's House)にて、延べ42日間に渡って行われた。 』
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『 89年冬。アイオワ州マディソン郡。フランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)の葬儀を出すために集まった長男のマイケル(ヴィクター・スレザック)と妹のキャロリン(アニー・コーリー)は、母の遺書に「死んだら火葬にしてほしい」とあるのに当惑する。2人は彼らに当てた母の手紙と日記を読み始める……。65年秋。フランチェスカは結婚15年目で単調な生活を送っていた。夫のリチャード(ジム・ヘイニー)と2人の子供がイリノイ州の農産物品評会に出掛け、彼女は4日間、一人で家にいることになった。新鮮で開放的な気分になった彼女の前に、プロ・カメラマンのロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)が現れ、道を尋ねた。彼は、珍しい屋根付きのローズマン橋の写真を撮りに来ていた。フランチェスカは彼の魅力に引かれ、その晩、夕食に誘う。彼が宿に帰った後、「明日の晩、もう一度いかが?」とのメモを、明朝の撮影で彼が訪れる橋の上に残した。翌日、2人はホリウェル橋の上で落ち合った。二人は次第に打ち解け合い、キンケイドは新しいドレスを着た彼女の手をとり、ダンスを踊った。自然の成り行きで一晩中愛し合った2人は、次の日、郊外でピクニックを楽しんだ。残り時間がわずかなことに気づき始めた彼らは、その夜、親密に抱き合った。最後の朝はぎごちなさと不安の中で迎えた。フランチェスカは「これはお遊びなの?」となじるが、彼は「一緒に来てくれ」と言う。悩み苦しんだ末に、荷物をまとめた彼女だったが、家族のことを思うその顔を見て、キンケイドは去った。夫と子供たちが帰ると、元の日常が戻った。数日後、夫と買い物に街に出掛けた彼女は、降りしきる雨の中、立ち尽くすキンケイドの姿を見た。車から出ようとドアのノブに手をかける彼女だが、どうしてもできない。そして、彼とはそれきりだった。79年、夫リチャードが死去。彼の死後、フランチェスカはキンケイドに連絡をとろうとしたが果たせず、やがて彼の弁護士が彼の死を報せ、遺品が届いた……。手記を読みおえたキャロリンとマイケルは、母の秘めた恋に打たれ、2人は母の遺灰を彼女が愛したキンケイドと同じように、あの橋から撒いた。 』
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『 キンケイドはこの橋の撮影に訪れフランチェスカと出会う。フランチェスカの遺言により彼女の遺灰が撒かれた場所でもある。 』
『愛を読むひと』では、「映画の終わり近くで、マイケルがハンナに昔のことを思い出す?」と聞いたのに対し、昔の恋愛時代のこととナチスでの経験時代のことなのか、両者の受け止め方が異なっていたと思われた。この違いとから、ハンナが死を選んだのではという感想を受けたことと、
『マディソン郡の橋』では、「あっという間に4日間が過ぎ、雨降る中、街の交差点ですれ違う二人のトラック。ロバートの車のミラーにかかるフランチェスカのペンダントが揺れているところ・・・」の場面では思わず涙がほろりとなった殿でありました。
いやぁ、映画ってほんとにいいですね。
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9/4に続いて、昨日5日もランクインしました。2009/12/3から642日間で、633回ランクインしたことになります。162万gooブログ中の2,833位で、通算676度目、訪問者数290名(累積197,835名)でした。みなさん、どうもありがとう。(目障りでしょうが、殿の記憶のためのメモです)