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大阪のおばちゃんのお話

つれづれ日記・創作・童話・エッセイ 

ちょっと つれづれ日記 { 最近のニュースから } 

2012-06-01 22:04:06 | つれづれ日記

 大飯原発が再稼動することになりました。関西広域連合が期間限定などの条件つきで 事実上容認する姿勢を声明し 日本中で止まっている 原子力発電所の再稼動は ”大飯”が 最初の再稼動原発になってになって 歴史に刻まれることになったのです。

 
 今日の毎日新聞夕刊の記事に 橋下市長は {これまでの反対姿勢から「事実上容認する」と方向転換したことについて 「負けたと思われても仕方がない」と延べ”敗北宣言”した。}とありました。
 橋下市長の言動は いろいろ取り上げられますが こうしたことを・・・ 敗北宣言・・・ することは まぁ いいことだと私は思います。私が こんなこといっても どってことないですが。
 
 ”節電””節電・・・”と マスコミは騒いでいます。太陽光発電とか 省エネ家電 売電とか。
 でも そんなことをして・・・そうした機器を 買える人たち・・・ そうした省エネできる人たちは ごく一部でしょう。多くの人たちは エアコンの設定温度や 電化製品を使う時間の工夫とか せいぜい冷感グッツを買ってみる程度の 節電工夫をあれこれしている程度です。
 松井知事や そのほかの人も行っていますが 公共施設や プールやスーパーなどに”お出かけ”省エネを 言っていますが そうしたところに想像以上の人が”集う”ことの 恐怖は ご存じないのでしょうか。
 東京スカイツリーへの 人出は 巨大な経済効果があったのかもしれませんが 一部で報道されているように 周辺ではゴミ問題 騒音 おしっこを 住宅街でする・・・ など 大変なことになっている地域もあるみたいです。
 若い人はともかく 高齢者や 子供連れで 人での多いところに出かけるには”覚悟”が必要です。
 といって 真夏に エアコンが止まれば人命にかかわります。もちろん 病院 介護施設などには それなりの配慮はされるのでしょうが 個人の 高齢者の方たちのお宅までは手がまわらないと思います。 ”熱中症”になる人も 多くおられるでしょう。
 私は ヘルパーをしているときに訪問したとき 熱中症で倒れておられるかたを発見し 救急車を要請したことがあります。ほとんど意識不明に近かったのですが いのちは助かりました。熱中症は 本当に恐ろしいです。
 
 工場なども大変です。・・・ と報道されると・・・ なんにも具体的に分からない私も”どうしたら ええねん?”と おろおろしていました。
 といって 大飯原発再稼動といわれると 原発事故を想像し怖くなります。孫や子供の将来を思います。 ものすごい 自分勝手な考え方です。
 福島の原発の事故が無ければ 原子力発電所の存在すら・・・知っていても・・・意識することなく ”ふんだんに ”電気”を いまでも使っているでしょう。
 第一 福井県に原子力発電所が たくさんあるとは知っていても 大飯を 「おおい」と読むことも知らなくて過ごしていました。おおい町という街の存在も。
 いまや 日本中の人が おおい町の存在を知りました。日本中のマスコミが その町を取材しています。

 今まで 安定的な電力を受け続けてきた電力に対して・・・ 限定的 暫定的な稼動という意味は よくわかりません。要するに 福島のような事故は”想定”されても 安全だろう?なということかも・・・と 私は 思っています。
 安定・限定・暫定・想定・・・”定”という”字”が いっぱいです。定という字ですが 前の字のよって ずいぶん曖昧のような・・・

 曖昧といえば タレントの告白によって クローズアップされた生活保護。いまは ナマホ”と言われているらしいですが。そのタレントの一人は 年収5000万円といわれることに まず驚きました。タレントで テレビに出るようになるには たぶん 100分の一にもならない確立でしょうが 5000万円というのは 私には驚きです。もう 一人は 住宅ローン 40万円も払える収入があるんだって。

 まず それだけの収入があれば 母親に生活保護の打ち切りを まず 母親にアドバイスすべきでしょう。それは そういうシステムを知っていた 知らなかったという問題ではなく タレントとしてマスコミに売れた・・・ という自負があれば 必要でしょう。プライドです。売れなくなるという恐怖も・・・売れるまで 苦労した分・・・もあるでしょうが。だからこそ そのプライドは ”芸人”なら知るべきです。

 もっとも そのタレントを標的に 朝から晩まで糾弾するマスコミも 糾弾しながら どってことなく 番組に出演させるのも マスコミの節度の無さでしょう。だからって どっていうことはないです。あまりにも 取り上げられすぎて 別に ファンでもないのに かわいそうになったくらいですから。
 生活保護を受けている親や身内に 子供たちが 金銭的に援助していることは いっぱいあります。ヘルパーしながら 生活保護費+子供からの援助で 豊かに暮らしている人を見てきましたから。
 買い物介助で車椅子をおしながら 高級メロンや 一番高いイチゴや つくりを買う利用者を見てきました。反対に 生活保護費を目当てに 子供や孫がたかりに来る姿をみました。
 
 私は 自分の国民年金受給の手続きをしたとき ついでに 「今 厚生年金をもらっている主人が 死んだら 年金は いくらになりますか?」と聞いてみた。
 驚いたことに 生活保護費より 少なかったのです。何年も厚生年金を払った夫と 満額とはいえないけど 国民年金を支払い続けてきた私・・・でも 夫が死んだら 生活保護費と ほとんど変わらない年金しか支払われないのです。
 医療費も 介護にかかった費用も 生活保護の人はかかりません。
 ヘルパーをしながら 歯科・内科・整形外科・・・ とはしごする利用者を 介助してきました。報道番組が いまさら 取り上げて あれこれ言っていますが いままで 知っていたのに そうした件を 見てみない振りしてきたのです。

 本当に困っている人は 援助しなければなりません。
 ただ マスコミも 政治家も お役所も いまさら ”正義感”ぶってって・・・って・・・おもいます。国民年金を 支払い続けたきた人のほうが 生活保護費をもらっている人より はるかに 困窮している生活をしていることなんて 昔から 分かっていたことだから。 
    
 

 

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