仕事をしながら中咽頭癌と闘う美容師のブログです

中咽頭癌にかかってしまった患者本人が検査の内容や症状を日記風に書いたブログです。また普段の日常も綴らせていただいてます。

紹介状を持って泌尿器科を受診

2016年05月17日 | 膀胱がん

4月26日に、がんセンター東病院へ行ってきました。ここは、中咽頭がんを治してもらった病院。経過観察でも6年通ったので馴染みのある病院です。

今までは主に放射線科に通っていたので、今回は科が違うから初診扱いになると言われました。

受付を済ませると最初に薬剤師との面談です。現在飲んでいるクスリやアレルギー等を聞かれ短時間で終了。

泌尿器科の受付をすると8ページにも亘る細かな問診票を渡され、記入するようにと。記入が終わると病院に来てから1時間以上の時が過ぎていました。

ほどなくして、呼び出し受信機が鳴りました。少し緊張します。医師は40代とみられる先生でした。紹介状の文面を見ながら、「尿細胞診の検査で癌がいたということ」で患者にわかりやすく、模型をつかいながら説明してくれました。

 

腎臓でおしっこを作って腎臓の右左・腎臓と膀胱をつないでいる尿管・膀胱・そして尿道。。。

どこに癌があっても、おしっこの検査(尿細胞診)に出てきてしまうということでした。

腎臓だろうと膀胱だろうとおしっこに集まって出てきてしまうので、尿細胞診検査のクラス5の出た癌はどこにあるのかということを最初に調べなければいけないし、部位によって治療方針も変わるということでした。

今日は、腎臓・膀胱・尿管を診るCTを撮り、尿細胞診検査・血液検査を受けることになりました。幸い朝食をとってから4時間が経過していたので、CTを撮れるので、検査をして今日の診察は終了しました。

次回、膀胱を診る内視鏡の検査と今日の検査結果を聞くことになりました。

今回の先生は、患者にわかりやすい言葉で説明してくれて、内容を理解しやすかったです。

次回の「内視鏡は痛くないですか?」と聞いたら「2000人くらい内視鏡やっているけど、途中で痛くて痛くて断念した人はいなかったから大丈夫」と言うので、安心してお願いできそうです。

不安はありますが、なっちゃったものはしょうがない。治すしかないですね!そして元気に復活しないとね!

こう見えて、痛いのがとても苦手な大舞我でした。   

つづく。。。

 


5年寛解後にまさかの膀胱がん?

2016年05月11日 | 膀胱がん

2016年4月に、膀胱炎のひどいような症状でしたが、癌サバイバーの仲間とゴルフを楽しんできました。楽しかったゴルフの翌日に、ドーンと尽き落とされる結果が出ました。

美容師あるある・・・なのですが、接客中になかなかトイレに行けないもので、我慢することが多く、膀胱炎を繰り返していました。2016年2月からまた調子が悪くて、泌尿器科にかかっていました。いつもは抗菌剤を5日分くらい出してもらい飲んでいると、3日目には症状が良くなっているというパターンでした。しかし症状が良くならず、立て続けに病院へ。

2月25日 膀胱炎のような症状で、地元の医院を受診。

3月 3日 抗菌剤が効かずもう一度受診、クスリを変えてもらいました。

3月17日 それでもまだ抗菌剤が効かず、また病院へ。クスリの耐性が出たのかもしれないということで、抗菌剤を他のものに変えましたが症状が一向に収まりません。

4月 5日 また病院へ・・・今までに一番多く出してもらっていた薬剤に戻しました。しかし収まりません。なぜかクスリも効かず、どんどんひどい症状になってきます。

4月14日 また病院へ・・・いつもの尿検査で潜血はずっとあったようなのですが、赤血球の数値が正常値の15倍という、とんでもない結果が出たので、医師は尿細胞診に出そうと言って検査に出してくれました。 

尿細胞診とは、尿中の細胞を鏡検し、悪性の細胞の有無を調べる検査で、 主に膀胱がんや腎盂・尿管がんの診断に用いられるそうです。
Class1から5の5段階に分類されますが、4または5の場合には膀胱がんや腎盂・尿管がんの存在が強く疑われるとのこと。。。

妻からは、良くなってないからゴルフをキャンセルしたら・・・とも言われましたが「前から予定して、自分の休みにも合わせて組んでくれてるのにキャンセルできるわけないでしょ。」と。。。そして去年の秋に処方された抗菌剤がたまたま出てきたので、それを飲むと少し改善されたので、予定通りゴルフに向かいました。

プレー中も飲み会の時も、トイレに行く頻度は多かったですが、ひどい痛みもなく楽しみました。宴会後の翌日(4月19日)、皆で昼食を食べようと約束していたのですが、何回もトイレに行くし、尿細胞診の結果が気になるので、私はキャンセルさせてもらい、まっすぐ病院に向かいました。

病院で受付をしたら看護師さんがすぐ出てきて、「大舞我さん何度も自宅に電話したのよ!昨日今日と」・・・(ンッ?電話するなんて。イヤな予感)私はこないだの検査結果が悪かったの?と聞くと、看護師はコクリと、うなずきました。「詳しくは先生から聞いて~」と言ったきり診察室に消えました。私のゴルフに合わせて、妻も友達と1泊旅行に出かけていたので自宅には誰もいなく、連絡が取れなかったようです。いつも診察前に尿検査をするのに、呼ばれません。聞いたら今日はやらなくてもいいということ。一体、どうなっているんだ?不安が増してきました。

名前を呼ばれ診察室に・・・どうでした結果は?と聞くと先生は結果通知を見せながら「癌細胞物質のようなものがが多く見つかった。5段階評価のうちのクラス5だから一番悪い結果だね。今から○○総合病院に紹介状を書くから受診して」と言われ・・・イヤ、私は中咽頭がんを治してもらった、がんセンター東病院に紹介状を書いてくださいとお願いしました。病院を出てからすぐ予約の電話をして何とか1週間後の予約が取れました。    (つづく)