もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

「鰐塚」:ジョイホワイト

2007-04-30 23:26:15 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
しばらく前に、ジョイホワイト芋の焼酎一覧をやったので
すが、その際にすっかり忘れ去られていた焼酎。
宮崎のすき酒造の「鰐塚」です。

忘れていてスイマセン、すき酒造さん…。

ということで、罪滅ぼし代わりに?購入してみました。
この銘柄の購入は初めてです。

この焼酎は、肩に「宮崎市限定銘柄」と書いてあるのですが、
宮崎市の酒屋にしか置いてないのかな? 宮崎市のどこかのPBなの
かな? よく知らないんですよね…。

さて、私の好きなジョイホワイト芋製の焼酎なので、期待して開栓。
せっかくなので、同じジョイホワイトの「ひとり歩き」と飲み比べ
してみました。

いざ。

味は、ちょっと辛めですね。私の知るジョイホワイトの中では一番
辛めかな? ドライな感じがするので、より辛めに感じてしまうのかも
しれません。
もう少しコクと深みのある感じを期待していたので、ちょっと残念。

アルコールの刺激もちょっとあり、ピリッとした舌触りもあります。

そして、特徴的なのが、アフターに独特な渋みがあること。
渋みというか、少し苦味にも似た感じでしょうか?(ちょっとですが)
これが気に入るかにかかっていますね。。。

飲み比べた相手が悪かったのかもしれませんが、コクと立体的な風味
のある「ひとり歩き」に比べると、淡白な感じがしましたね。

ただ、さすがにジョイホワイトということで、一口飲んで(というか
匂いをかいだだけで)それとわかる焼酎でした。

「朝蔵」の情報求む!

2007-04-22 01:03:55 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
先日、名前に「蔵」のつく焼酎一覧をやったときに、
自分の手元にあるにもかかわらず、記載を忘れていた焼酎。
だいぶ前に知り合いの方からいただいたまま、焼酎棚の後ろに
眠っていたものです。

蔵元は、侍士の門で有名な「太久保酒造」さん。
(当選オメ←わかる人にだけ…)

発売元が「あさくら」という酒屋さん?なのかな、になっています
ので、ここのPBなんでしょうか?

この焼酎については、それ以外の情報を全く持っていないので、
もしご存知の方いましたら、教えていただけないでしょうか?
白麹か黒麹だけでもわかればいいんですが…。

え、自分で開けて飲んでみろって?

いや、今、開栓しているものに、黒麹と黄麹の焼酎が多いので、
白麹のものを開けようとおもっているのですが、この「朝蔵」が
白麹なら試してみようと考えているところです。

よろしくお願いします。

まあ、情報なくても、そのうち開けてしまいますけどね…。


地域で一番の焼酎(その2)

2007-04-19 23:26:14 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
先日、南九州の各地域ごとで一番飲まれている焼酎を
調べてみたいと思い記事を書きましたが(→コチラ)、
情報数が少なくて、見事に企画倒れになってしまったようで…。

アクセス数の少ないブログですし、他県の方も多いでしょうから、
もともと難しかったですね。
すいませんでした…。

と、そんなことを考えながら、お酒のディスカウントに入ってみた
ところ、写真のようなミニペットがあったので、ネタついでに購入して
みました。
ディスカウントストアにペットがあるくらいなので、やはりこれらの
銘柄は強力だということですね。

鹿児島市で強いらしい「島美人」、
北薩で強いであろう「伊佐錦(黒)」、
南薩で強いであろう「白波」、
大隅で強いらしい「小鹿」、
ついでに、姶良地区ではそこそこと思われる「国分」も購入。

これらの、いわゆる大手蔵の超有名銘柄というのは、あらたまって
購入することも少ないですから(飲み屋に行くといつの間にか飲んで
いるから、わざわざ買わない…)、たまには飲み比べてみようと
思います。

一般的に、大手蔵のレギュラー酒は、薄め、すっきりめのものが
多いように思います。
大量生産ゆえの結果なのでしょうか、そのことがかえって抵抗なく
飲みやすく感じ、より人気が出てしまうのかな~、なんて思って
いるところです。


「蔵番長」あけました

2007-04-14 02:38:20 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
本日開けまして、飲みながら書いてます。
侍士の会PBで鹿児島酒造の「蔵番長」です。
(コピペ写真ですいません。)

この「蔵番長」という名前。
「蔵」の「番長」だと思っている方も多いかもしれませんが、
「蔵番」の「長」という意味のはずです。
蔵の中での長、つまり杜氏さんのことを表した表現になりますね。
鹿児島酒造の杜氏さんといえばご存知「黒瀬安光」さんなので、
この方を表した銘柄の焼酎ということでしょう。

この焼酎は、「侍士の門」に使われている麹米「白玉」と、
突然変異種の芋「ベジータクイーン」を使っていることでも有名です。
古い米と新しい芋という、関係者の努力がなければ絶対に出会わなかった
であろうコラボということで、PBらしい趣がありますね。

ベジータクイーンという芋は、直接見たことがあるのですが、
不思議なオレンジ色の芋です。かなりしっかりしたオレンジ色なので、
人参みたいな感じがします。そのせいかどうか、ベータカロチンが
豊富なんだそうです。(味に関係あるのかな???)

侍士の会の他の焼酎で「悟空の寝蔵」がありますが、どうしても
「悟空」と「ベジータ」で、某漫画を思い出してしまうのは、私が
アホだから…。
どうせなら両銘柄のブレンドで「フュージョン」でもしてもらいたい
ですね(←くだらなくてスイマセン)。

さて、味のほうですが、黒麹にしてはやさしい方。
「侍士の門」についても以前書いたことがありますが、この「白玉」と
いう麹米での焼酎は、案外素朴でキレイな味がでるように思います。
そして、芋の特徴だと思うのですが、少しフルーティでまろやかなコクと
それこそ人参系の穏やかなクセが、なかなか個性を出しています。
アフターは結構ドライ。
そして何より、他の鹿児島酒造の銘柄にも感じられる、独特のとろみと
香ばしさが、蔵の癖を出していていいですね。
この焼酎も例の「冷却して不純物をすくう」無濾過での製法なのかな?

強烈な名前に比してパンチに欠けるといったような評価を聞きますが、
名前はさておき、丁寧に造られたことがよく分かる、上品な焼酎だと
思います。
私は好きですね。「侍士の門」よりこちらが少し好きです。

ただ、値段がね~、3000円超なんですよね~。
いつでも飲める焼酎じゃないな~。

私が今回開けたのは、初回蔵出し分です。
初年度は私は2本購入して、1本はすぐ飲んでしまい、ちょっと置いて
から今回開けたところです。
2年半寝ていたためか、初めて飲んだときよりも落ち着いている感じが
しますね。コクが増しているように感じるのは気のせいかな?
少し飲みすぎました…。

焼酎学講座開講

2007-04-11 09:47:08 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
以下、新聞記事です。


製造学や文化論 鹿大焼酎学講座/12日開講

 焼酎について専門的な教育・研究を行う国内初の講座である焼酎学講座が12日、鹿児島大学(鹿児島市、吉田浩己学長)で開講する。同大は9日、焼酎製造学や焼酎文化論などのカリキュラムを発表。6月末完成予定の酒蔵を模した研究・実習棟の完成イメージ図も公開した。学部に先行して、同講座の大学院修士課程も10日開講する。
 焼酎学講座は、同大と県酒造組合連合会、県が連携して同大農学部に設置した。吉田学長は「日本を代表する酒となった焼酎がさらに飛躍するための教育を行い、業界をけん引する人材を育てたい」と意欲をみせた。
 講座は焼酎製造学研究室と醸造微生物学研究室からなり、男女学生4人ずつ計8人と、大学院では酒造会社関係者など4人の社会人が学ぶ。焼酎製造学研究室の鮫島吉廣教授によると、製造工程を学ぶ焼酎製造学や、文化としての酒や食について学ぶ焼酎文化論のほか、感性心理学、実践経営論など、他学部の教員による講義もある。工場でのインターンシップも計画しているという。
 大学院の講義は醸造微生物学特論や酒類社会学特論などのほか、国税局OBによる酒税法の講義などもある。
 将来の学科昇格も視野に入れ、同大農学部敷地内に2階建て約200平方メートルの研究・実習棟を6月末ごろまでに建設し、新しいタイプの焼酎や副産物の有効利用などについても研究する。
(ソースは→コチラ

-----------------------------------------------------------

うーん、魅力的ですね。まじめに通ってみたいと思ったりもします。
もちろん、時間とお金に余裕があればの話ですから、まずムリですけど。

内容的には完全に専門化向けで、私のような趣味で好きな人のお遊び
ではないんでしょうけど、興味ある講義は聞いてみたいものです。

特に微生物の働きと味に与える影響については、どこの蔵元も企業秘密
でしょうから、科学的にどのように解析されるのかについては、
非常に興味があるところです。

あと「文化としての酒や食について学ぶ焼酎文化論」ていうのも、
すごく興味があります。
今でこそ数あるアルコールの一つとして全国に知れるところとなりまし
たが、もともと南九州の各家庭で作られていた「家庭料理?」であった
焼酎が、その後集約されて現在の百数十蔵に至るまでの歴史は、
南九州の食文化そのものだったと思います。
単なる「酒屋にあるアルコールの一つ」ではないですよね。
そのような歴史の流れを肌で感じてみたいものです。

まあ、貧乏人の妻帯者にとって、趣味で大学に通うなど、かなわぬ夢
かもしれませんけど…。
あるいは、焼酎蔵へでも転職しますか、ね(w。




地域で一番の焼酎?

2007-04-08 18:04:58 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
このブログを読んでくださっている方々は、いろんな焼酎を試して
飲まれるような方が多いと思います。
しかし、鹿児島・宮崎あたりの一般的なその辺のオジサンたちは、
色々な銘柄に手を出したりせずに、自分の好きな特定銘柄ばかりを
飲んでいることが多いと思います。

例えば、私の出身地である曽於市の北部では、隣接する都城市の影響が
強く、「霧島」「黒霧島」を飲んでいる方が圧倒的に多い地域です。

もちろん、都城市は「霧島」一色!

今住んでいる宮崎市も「霧島」がかなり強いですが、「日向木挽」も
そこそこです。

以前、鹿児島市で飲んだときには、県北の焼酎であるはずの「島美人」
のシェアが大きいのに驚いたことがあります。

他の地域についてはよく知らないのですが、南薩はやはり「白波」
なんでしょうか?
北薩は「伊佐錦」かな?
大隈半島では「小鹿」のファンも多いように思います。
もちろん、地域によっては2、3の銘柄が均衡している、なんていう
ところもあるんでしょうね。

ということで、コレを読んでくださっている鹿児島、宮崎の方に
お願いがあるのですが、それぞれの地域で一番飲まれている焼酎を
教えていただけないでしょうか?
前から気になっていたのですよね、地域ごとで一番飲まれているものの
分布について…。

申し訳ありませんが、皆様、情報お願いいたします。


《追記》
コメントでも書いたのですが、各地域ごと(○○市とか△△町とか)
での一番を教えていただければ幸いです。



玉露(ペット)

2007-04-07 01:12:25 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
焼酎棚の奥に転がっていたペットがあったので、開けてみました。
玉露の2合です。
小さいながらもちゃんと「手造り焼酎」の文字があり、好感が
もてます。

これは多分2年前の春に、国分市(現霧島市)の城山へ花見に行く途中、
ふもとのコンビニか酒屋にて購入したもの。
結局飲まなかったのでそのままもって帰り、焼酎棚の奥で眠っていた
という次第。

容量は2合(360ml)で400円(まだ値札がついてました…)。
ちょっと出先で一杯やるには、ちょうどいい量と値段ですね。

焼酎は、甕だけでなく瓶でも熟成するということですから、
ペットボトルでも熟成は進むものと思われます。
が、これを単品で飲んでもよくわかんないですね(汗。

味としては、これぞ昔ながらの白麹!、といった感じで、少し甘くて、
やさしくて、それいでいてアフターはドライで辛めに残ります。

最近でこそ黒麹ばやりで、濃くて力強い焼酎が多くなりましたが、
ほんの一昔前までは、白麹がおおかたの主流で、どれもこんな味が
していたように思います。

なんだかなつかしい味です。

希少価値がどうだとか、プレミアがどうだとか、そんなこと何も考えず、
ただのんびりと飲むのに適した焼酎ですね。