もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

20度:ミニペット

2006-04-24 11:11:15 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
前回、宮崎=20度の話が出たので、こんなもののご紹介です。

まず「たちばな」。
黒木本店の定番銘柄ですが、宮崎あたりではミニペットがあります。
しかもコレ、20度です。
こんなのがその辺の酒屋に売っていることからも、宮崎は20度文化である
ことがよくわかっていただけるかと。
宮崎では他の焼酎のミニペットも20度が多い(ほとんど?)ですね。

次に「高砂」。
実は数年前に終売になった銘柄なので、ちょっとばかり貴重なもの。
蔵元である木場酒造さんは曽於市(旧末吉町)にあり、宮崎県に隣接して
いるため、20度の焼酎も出しており、このミニペットも20度です。
この辺までは20度文化があるんですね。
木場酒造が現在出している「黒甕仕込み」も地元では20度があります。
ちなみに旧末吉町は私の出身地なので「高砂」は一番なじみのある銘柄です。

さて、ミニペットはいつどのように飲まれるのか、なんですが、
たとえば、ジジババの寄り合いなんかあるときに、普通は
弁当とお茶が出るところ、弁当とミニペットだったりする訳ですね。
他にはちょっとしたお出かけの際にポケットに1本入れていく人もいますし、
ウチの亡くなったじいさんは、畑仕事に1本持って行ってました…。

こういった、ちょっとした時に焼酎を持っていく風習があるからこそ
ミニペットが売れるんでしょうね。
家で晩酌をするだけなら、割安な一升瓶を置いとけばいいだけですから。
そう考えると、南九州以外ではミニペットは売れないのかな?
今は焼酎ブームなので、飲んだことのない銘柄をちょっと試したい時には、
ミニペットもいいんでしょうが、「お出かけにちょいと焼酎」までは
定着しないような気がしますね。

そういえば、ちょっと前のテレビで、日本酒の「カップ酒」がはやりだと
やっていましたが、あれもお試し的な意味合いが強いと思うので、
本格的な日本酒ブーム再来にはちょっと遠いような気もします…。