昭和38年から43年迄、阪神タイガースに在籍した左腕投手です。当時の阪神タイガースは有望と見られる投手を中退させてでも獲得していたと思います。この交告投手の後にも古沢憲司投手を中退で獲得しています。交告投手の入団時、当時としてはかなりの長身の183cmから繰り出される速球の素晴らしさがマスコミでは喧伝されていました。エースの村山実にも迫る様な速球の持ち主という記事もあったかと記憶しています。しかし、彼の投球を見たのは多分2回しかないのですが、残念ながら前評判とはかなり異なるものでした。一言で言うと、体が固いのでしょうか?全体に滑らかさが全くなく、ぎくしゃくした感じが印象深く残っています。従ってスリクォーターよりやや下から繰り出される球には、伸びや切れも感じられませんでした。又球速も速いとは感じられないものでした。従って殆ど活躍する事無く、一軍での実績も3年間で終わりました。しかし何故か入団時の期待の高さと珍しい名前も相俟って、未だに忘れられない選手の一人です。
通算成績 12試合 0勝2敗 防御率 3.79 奪三振 9
通算成績 12試合 0勝2敗 防御率 3.79 奪三振 9
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