ロースクール版スクールカースト（最終章）

前回の記事で
上位ロー生がスクールカースト上位層になるには

・法曹としての資質（＝学内成績の良さ）
・最低限のモラルと一般常識

の２要件が必要と言いました




今回は、下位ロースクールにおいてスクールカースト上位層になるための方法を伝授します




結論を言います



下位ローでのスクールカースト上位層に属するためには
以下の要件を満たす必要があります


①・８流教員等の法律的素養や学力を上回らないこと
（又は、上回らないように自己の能力を完璧に抑制できること、若しくは、そのように完璧に振る舞えること）
②・８流教員等に対し常に従順であること
（又は、従順であるように完璧にふるまえること）




下位ローでスクールカースト上位層に食い込むためには
この２要件を満たすことが必要不可欠です


注意点として、
①の要件（教員の能力を上回らないこと）が当てはまっていたとしても、その学生の学力が低すぎては駄目だということです

つまり、「８流教員等の能力を超えない程度に優秀であること」が求められます
(※なぜ８流教員等の学力を超えてはいけないかについては、「８流教員の実態」「恐怖政治に陥りやすい地方下位ロー」参照)




このような学力調整は司法試験合格レベル程度の学生では到底できるものではありません
（というか、そもそも法曹になる上でそのようなことをする意味がありませんが・・・）

上位ローのスクールカースト上位層に食い込むための要件を満たす方が遙かに簡単です
もっといえば、司法試験に合格する方が遙かに簡単です(「下位ロースパイラルの真相」「下位ロースパイラルの真相・その２」参照)



これらの要件を満たさない学生は留年退学コースがスタンダードです
地方下位ローでは留年率退学率が圧倒的に高いからです
（ちなみに、広島修道ローの留年退学率は８割です）






話を戻します

つまり、地方下位ローのような特殊な環境でやっていけるのは




「極めて愚鈍な学生」

か

「極めてサイコパスな学生」



この２種類しかいません




地方下位ローでは、一般常識やモラルはむしろ弊害になります

したがって、一般常識やモラルのある学生には以下の２つの選択肢しか残されていません


・常識やモラルを捨て去り悪魔と契約するか
・ローを退学するか

です




そして後は、
ローに残った者同志で「バトルロワイヤル」となります







地方下位ローでの学生同志の足の引っ張り合い、蹴落としあいは熾烈の一言です
（芥川龍之介の「蜘蛛の糸」参照）



そう、これこそが
ロースクール版バトルロワイヤル
（映画「バトルロワイヤル」参照）




８流教員の支配と監視の下、サイコパス学生と悪魔に魂を売った学生の熾烈な蹴落としあい
その光景は

一言






・・・「地獄絵図」です