先日、mixiのコミュニティにもち鰹で一杯呑んだ話を書いたら
もちカツオって何なのと問いがあった。
カツオが好きで、特にもちカツオには目が無いのですが、知っているのは
もちもちして歯ごたえが良く、身のしまった美味しいカツオ程度の
知識しか持ち合わせていない。
そこで思いついたのが、コミニュティのメンバーに漁師さんが居たことを・・・
早速、メールで問い合わせたら
以下の様な貴重な情報を頂きましたので、皆様にも知識のおすそ分けを致します。
これで、更に美味しくもちカツオを戴くことが出来ると思いますよ・・・
もち鰹のの件
もち鰹は、その名の通り身がもち身(独特のモチモチとした食感)のカツオのことです。
【鮮度の良いカツオしか現れません。厳密には、「同じ群れの鰹の中に何割か含まれる個体で、
漁獲後4ー5時間以内の死後硬直が始まる前の魚で、生食すると、生もちの様な独特の弾力性を持つ鰹」】
通常カツオ漁は中型のカツオ船が巻網や、テレビでよく見る一本釣り漁で捕ってきます。出漁から帰港まで何日かかかりますので、新鮮なもち身状態になりません。
しかし、5月になり遠州灘沖に黒潮が近付き、舞阪、御前崎ともに、カツオ漁が本格化してきます。
この時、一本釣り漁師が小型船を走らせながら釣り糸をひく「ケンケン漁」(和式:トローリング)で釣った魚は一本・一本その場で〆られます。更に釣った魚は遅くても次の日には、
店頭に並びます。
そのカツオを→「日戻りケンケン(かつお)」と呼び、もちカツオの中でも最上とされています。
旬のカツオはもちもちとした歯触りから「もちカツオ」とされ、刺身で楽しむは持ってこいですね。浜松でしたら、舞阪の魚が入って来ると思います。産地市場が近いとこの様に新鮮な物が手に入りますね♪