尼崎市塗装屋 3代目親方のひとりごと

吉田塗装店の吉田哲也です。
尼崎市で小さな塗装店を営んでいる3代目が
日々の出来事を語ります。

ありがとうございます。

2006年09月30日 | 塗装
昨日、
先週お家の塗り替えのお見積もりをしていたお客様から返答があり
よろしくお願いしますとの事でした。                                           

お客様は4年前に2件隣のお家を塗り替えしていた時に
自分達の仕事ぶりを見ていてくれていたそうです。

ご近所にも気配りしていたし
職人さんたちもまじめで
挨拶もちゃんとしてくれていたから
自分のお家を塗り替える時は
是非お願いしようと思っていたそうです。       

ありがたいお言葉です。                                    
全力を尽くしますので安心してお任せ下さい              
ちなみにこのお家は4年前に塗り替えたお家です。

まだまだピカピカです(笑)
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父さん

2006年09月19日 | 誓い・・・ はじめに
9月19日は父さんの命日です

塗装屋の心意気

幼い頃から塗装屋を営んでいる父さんの姿を見て育った私は
高校を卒業後、誰にいわれることも無く自然に塗装屋になりました

仕事は厳しかったですがいつも父さんと一緒
毎日がとても楽しかったです

学生時代から付き合っていた妻と21歳で結婚し長女が生まれ
半人前の自分が少しづつ一人前になってきたと思うようになりました

結婚して2年目、子供にも恵まれ幸せ絶頂の23歳になったある日
妻が二人目の子供の妊娠が分かり嬉しくて病院にいる父に報告に行きました

父さんはすごく喜んでくれて「良かったな、次は男の子やなって・・・」

その帰り先生に呼び止められて父が末期の癌でもう永く無い事を宣告されました

何でやねん・・・どないなってんの? おかしいやん・・・
いろんな事が頭をめぐりこの現実を恨みました。

入院してたった1ヶ月・・・
すぐに退院してまた一緒に仕事が出来ると思っていたのに
父さんは52歳という若さで腎臓癌でこの世を去りました

「賢一、後は頼んだぞ」

と言って死んだ父さんの為にも私はどんな事があっても塗装屋を続けようと誓いました


その父さんがよく口にしていたこと


仕事は気持ちでするもんや
自分の言葉と行動に責任を持って信用される男になれ!



今でもはっきりと聞こえてきます    父さんの声が・・・


あれから21年


生まれ変わりの長男は塗装職人を目指してコツコツと頑張っています

そして長女も結婚しこんな私に可愛い孫が誕生しました、でもまだまだ

これからも身の丈で頑張ります

                                 吉田賢一
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