クリティカルパス

患者様用にＡ４サイズで計３枚イラスト付きの用紙をもらいました。
入院前、手術前日、手術当日、手術後１日目、２日目、
これで４日目までありますが、
最初にとんだトラブルが発生しました。
入院する部屋が前日の２４日になかなか決まらなかったようです。
そこで問題が起きました。
入院日は２５日に決まったのですが、部屋は特別室でした。
主治医にはこれが正しく伝わってなかったか、２６日入院の当日手術の予定と
なってました。
危うく私は急患扱いされるところだったのです。

ここは２班に分かれて、１人の患者を担当します。
まず専任の看護婦が「入院診療計画書」を手渡して、説明します。
爪切ってますか？よろしい。
手は綺麗ですか？まだ汚いですね。もっと汚れを取ってください。
シャワーは午後から使えます。入りますか。石鹸買ってください。
指示には従ってルールを守ってください。
上戸彩似のお茶目な看護婦さんです。２日目もお世話になりました。

つづく・・・

伝達麻酔

今回の手術で施した麻酔の方法が「伝達麻酔」でした。

右胸の鎖骨の端っこに神経の束になったところがあるそうです。
そこから優しく押さえて、麻酔を打てば、あら不思議？？？

１０分そこらで感覚がなくなっていきました。
手は体と平行して伸ばしているのに、感覚的には胸の前にある。

シーツで患部は見ることが出来ません。
主治医の指示とコツコツ聞こえるハンマーの音、ドリルの回転音。
ちょうど顔の左側に心拍数と血圧表示の機器があるので、
それだけ見ながら、時々刻々の状況を予想しています。
「メス」と聞いて、心拍数が６５から７３にあがる。
血圧は１２５ー８０前後で変わらず。

肩の付け根だけがチョコチョコ動きます。きっと手首の方向を変えたんでしょう。
本当に痛みも痒みもない、別世界の異次元の出来事です。

ようやく２時間後に、目隠しになってたシーツが外され、右手が横たわってます。
ありゃまあ、動きません。まるで他人の手になってます。
しかも、重たい。病室に戻るまで指に神経が戻りませんでした。

昼過ぎには常食が出ました。
これで「普通」の体になる第一歩が踏めたわけです。

でもここからが試練が続きます。
点滴という拘束があるのです。

つづく・・・

一時帰還のご挨拶

本日１２時前に自宅に徒歩で帰ってきました。
土曜日なので、病院は閑散として、見舞いの人も見かけません。

やっと６時起床１０時消灯の健康的超優良生活から離脱です。
だれが仕事も行かないのに朝早くから起きるのでしょう。

私の生活は以下の通り。
朝４時、漏れそうでトイレに立つ。
男女兼用なので、たまに覗かれる。キャ～！
６時まず起きてる。ナースステーションの横なので２４時間明るい。
いつも睡眠が不十分なのです。
７時食事。パンがメインです。ジャムとバターは封を切ってもらう。
一度歯で切ろうとしたら、歯が噛みあわない。なさけねー！
８時　血圧、体温の検診。最近のナースさんは帽子を被ってない？
真っ白なナース服に携帯が主流だ。忙しそうです。

１０時シャワー。午前は介護が必要な患者が入ります。
右手にポリをかぶせて、体を洗いますが、右手が洗えません。
きっちり、点滴のテープ跡が残ります。

１２時昼食。大概魚料理です。ヘルシーで塩分控え目。
１３時～１７時　ひたすら寝てます。
見舞いに来る人、結局家族以外では１組だけでした。
皆、捜しまくってきたそうです。見つけにくい所ですから、ここは。

１８時夕食。満腹にはなりません。１階の売店で、お菓子やアイス、
ジュースを買って、飢えをしのぎます。

それ以降は回診と自由時間。まずテレビですね。本は疲れます。

不在の案内

２５日朝に労災病院に入院します。
しばらく、不在になります。
また、右手を手術するため、当分ＰＣに触れないかもしれません。

たぶん５月ＧＷ明けには復活しますので、それまでは
更新も滞りますが、ご容赦ください。

遠足の準備

さて、２５日からの「３泊４日の不自由の旅」の準備をしましょう。

持って行くものリスト。
１．入院誓約書兼保証書
２．診察券
３．健康保険証
４．職業歴等調査表
５．現金（必要最小限が望ましいとか）
６．下着類
７．洗面用具一式（歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、洗面器）
８．タオル
９．ティッシュペーパー
１０．上履き
１１．イヤホーン（ラジオ、ＴＶ用）
１２．箸、スプーン、フォーク、湯飲み

他では寝巻きはレンタル（￥７３／日）
携帯は指定された場所だけ利用可能です。

以上ってところか。