としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

幕岩温泉 ビワ池ホテル

2013-04-25 22:29:11 | 長野県(北信)の温泉
 ビワ池ホテルは、志賀高原でスキー場としては最も標高の低い場所に位置する、サンバレースキー場の麓にあるホテルですサンバレースキー場にある数軒のホテルの中でも、ビワ池ホテルは一番入口にあるので、志賀高原で最初に目に入るホテルと言ってもいいでしょう
 この日はサンバレースキー場の駐車場から少し奥まった所にある志賀の湯ホテルに行こうと思っていたのですが、ホテルまでの道の雪がシャーベット状になっていて、とてもスニーカーでは行けそうになかったので、国道292号沿いに建つビワ池ホテルに行き先を変更しました。ホテルの壁に「外来入浴歓迎」と書かれた張り紙があったのも決め手の一つです

 ビワ池ホテルは小~中規模のホテルで、かなり年季が入っています。自分が子供の頃から建っているから、もう30年以上は経過しているんじゃないかな中に入ると少し雑然とした感があり、昭和の雰囲気が漂っています
 
 脱衣所、浴室は、ホテルの規模相応であまり広くありません。10人も入ればいっぱいでしょう。内湯浴槽はT字型の変わった形をしていますが、狭い浴室内でできるだけ浴槽を広くするための工夫と思われます。湯口の上にはステンドグラスが張られていて、モダンな雰囲気を醸し出しています。


 T字型の浴槽には、無色澄明の綺麗なお湯が満たされています。強力なジェットで豪快に循環していますが、オーバーフローも結構あります。お湯は新鮮そう
 湯に浸かってみると、ほぼ無味無臭で、肌触りも特徴がない、まるで真湯のようなお湯でした。ただ殺菌剤添加ありにも関わらず塩素臭がしないので、入っていて気持ちがよかったですすっきりとした、清々しい感じがするお湯でしたね

 この温泉の源泉は単純硫黄泉で、成分的には元々濃くないものです。そこに源泉の温度(約70℃)を下げるために、ゲンジボタルの生息地として国指定天然記念物となっている石の湯から20℃の鉱水を引いてきて加水しています。水道水による加水ではないということを、このホテルでは強調していました。実際この加水によって源泉が薄められはしても、浴感が損なわれることはあまりないかもしれませんね

 この日は入浴中常に独占浴で、ゆっくりと浸かることができました料金は500円で、リゾート価格である志賀高原においては安い部類に入ります穴場の温泉施設と言っていいのではないでしょうか

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