![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/d8/b32df4dcaf02d69b3a37fba452c8e90e.jpg)
野沢温泉は、有名温泉地だけあって多くの旅館・ホテルが存在しますが、立寄り入浴できる施設を探してみても、ほとんどの施設が不可です
野沢温泉には寸志で入れる共同浴場が13箇所もあるから、需要がないというのが主な理由でしょうが、狭い共同浴場では落ち着いて浸かっていられないので、お金を払ってでもゆっくりと温泉に浸かりたい私にとっては、ちょっと残念な状況。そんな中で、野沢グランドホテルは立ち寄り入浴できる数少ない貴重な施設なのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0248.gif)
野沢グランドホテルは、温泉街の北端の高台にあるホテル
真湯共同浴場のすぐ近くにあります。野沢温泉では最大級の宿泊施設でしょう。
フロントで立ち寄り入浴を請うと、まず名前と住所、電話番号を紙に書かされます。そしてその場でスリッパに履き替え、靴はフロントに預けます。ここまでする理由は不明ですが、ちょっと煩わしいですね
ただ浴室の場所などを詳しく説明してくれ、洗い場のない露天風呂に先に行った方がいいことを教えてくれたのはありがたかったです。
料金800円を支払い、まずは露天風呂へと向かいます
内湯大浴場と露天風呂は別の場所にあるのです。露天風呂行きのエレベーターで高台まで昇ると、貸切露天風呂(百番観音露天風呂)と通常の露天風呂(展望露天風呂)があって、貸切露天風呂は宿泊者のみ利用可能なので、スルーして展望露天風呂へ。脱衣所に入ると思いの外狭く、浴槽も想像より狭いものでした。まあほぼ独占浴だったので問題はなかったですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/4a/7ac47dfe2f6776db72c1c1a2aa9fb646.jpg)
展望露天風呂は、さすがに高台にあるだけあって眺望がよく、温泉街を見渡すことができます
野沢温泉でここまで眺望が利く露天はここだけでしょうね。
そして注目すべきなのが、ここで使われている源泉が真湯源泉であることです
真湯源泉は数ある野沢温泉の源泉の中でも「天下の名湯」と呼ばれる源泉で、ここに来る前に入湯した真湯共同浴場で使用されているものと同じものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/36/7ac3e8116d6798a00d7f72516c981791.jpg)
湯の色を見ると、真湯共同浴場では緑白色の濃い濁り湯であったのが、ここでは薄い白濁となっていました。施設のHPによると気象条件により乳白色、エメラルドグリーン、無色透明に変化するそう。黒色と白色の湯の花が舞っているのは共同浴場と同じです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0247.gif)
また香り&味は、共同浴場より若干薄く感じられるものの、硫黄臭と硫黄・苦味ははっきりと感じられます。ツルスベ感も同様。露天風呂は高台にあるので源泉をポンプアップしていると思われますが、それほど湯質を損なってはいないようです。これも元々の泉質が素晴らしいものだからでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0206.gif)
露天風呂での入浴を終え、服を着て内湯大浴場(展望大浴場)へと移動
内湯前に冷たい飲み水が用意してあるのは嬉しいです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0207.gif)
水分補給をしていざ内湯へ。
内湯は浴槽が3つに仕切られていて、左端が熱湯、右端が寝湯となっています。湯温は左から右に行くに従ってぬるくなっていきますが、左端の熱湯でもその前に入った麻釜の湯や真湯(共同浴場)に比べるとそれほど熱くありません。真ん中の浴槽は適温に調整されています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0198.gif)
この浴槽の源泉は麻釜源泉(竹伸し釜混合)で、展望露天風呂とは異なっています。湯はささ濁りで、微焦げ硫黄臭及び微焦げ硫黄味がし、若干ツルスベ感があります。この日一番最初に入った、同じ麻釜源泉を使用している麻釜の湯と比べると個性が薄くなっていますが、優しい感じの湯になっていて最後に浸かる湯としては丁度良い浴感でした
露天が十分に濃い湯なので、これはこれでよい組み合わせかも知れません。
さすが野沢温泉の施設だけあって、当たり前のようにかけ流しでありレベルが高い湯でした
ただこれよりレベルが高い湯(共同浴場)に寸志で入れるので、800円を払ってまでこの施設を利用するかはその人の好みによるでしょう。また最近日帰り温泉施設「ふるさとの湯」がオープンし、ここも麻釜源泉と真湯源泉両方に入ることができます(料金500円。ただし駐車場なし)。選択肢が増えたことは、温泉利用者にとっては嬉しいことですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0248.gif)
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野沢グランドホテルは、温泉街の北端の高台にあるホテル
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フロントで立ち寄り入浴を請うと、まず名前と住所、電話番号を紙に書かされます。そしてその場でスリッパに履き替え、靴はフロントに預けます。ここまでする理由は不明ですが、ちょっと煩わしいですね
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料金800円を支払い、まずは露天風呂へと向かいます
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展望露天風呂は、さすがに高台にあるだけあって眺望がよく、温泉街を見渡すことができます
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そして注目すべきなのが、ここで使われている源泉が真湯源泉であることです
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湯の色を見ると、真湯共同浴場では緑白色の濃い濁り湯であったのが、ここでは薄い白濁となっていました。施設のHPによると気象条件により乳白色、エメラルドグリーン、無色透明に変化するそう。黒色と白色の湯の花が舞っているのは共同浴場と同じです
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また香り&味は、共同浴場より若干薄く感じられるものの、硫黄臭と硫黄・苦味ははっきりと感じられます。ツルスベ感も同様。露天風呂は高台にあるので源泉をポンプアップしていると思われますが、それほど湯質を損なってはいないようです。これも元々の泉質が素晴らしいものだからでしょう
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露天風呂での入浴を終え、服を着て内湯大浴場(展望大浴場)へと移動
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内湯は浴槽が3つに仕切られていて、左端が熱湯、右端が寝湯となっています。湯温は左から右に行くに従ってぬるくなっていきますが、左端の熱湯でもその前に入った麻釜の湯や真湯(共同浴場)に比べるとそれほど熱くありません。真ん中の浴槽は適温に調整されています
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この浴槽の源泉は麻釜源泉(竹伸し釜混合)で、展望露天風呂とは異なっています。湯はささ濁りで、微焦げ硫黄臭及び微焦げ硫黄味がし、若干ツルスベ感があります。この日一番最初に入った、同じ麻釜源泉を使用している麻釜の湯と比べると個性が薄くなっていますが、優しい感じの湯になっていて最後に浸かる湯としては丁度良い浴感でした
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さすが野沢温泉の施設だけあって、当たり前のようにかけ流しでありレベルが高い湯でした
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