としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

あさしな温泉 穂の香乃湯

2017-05-15 00:24:35 | 長野県(東信)の温泉
 布施温泉での入浴後、車で10分弱の所にある「あさしな温泉 穂の香乃湯」を訪問しました
 穂の香乃湯も佐久市にある日帰り温泉施設で、布施温泉と同じ佐久市振興公社が経営しています。普通に考えればこんな近くに経営者が同じ日帰り温泉施設が2つもあるのは不思議ですが、平成の大合併前は穂の香乃湯が浅科村、布施温泉が望月町でした。現在では春日温泉のもちづき荘、ゆざわ荘を含めた4軒が姉妹施設ということで共通券が使えるようになっています。

 穂の香乃湯に到着したのはちょうどお昼頃。布施温泉に比べると随分空いている印象です施設のスペックは、こちらにも食堂と大広間があって、浴室にはサウナがありほぼ同じ内容ですが、規模は少し小さく古い感じがするので、その点でどちらを選ぶかとなれば布施温泉になってしまうと思います。



 浴室に入ると、湯口から豪快に湯が注ぎこまれているのが目に入ります。湧出量が373L/分で豊富な湯量を売りにしているので、これが源泉そのままだったらすごいですが、オーバーフローはないし、湯の使用法も循環と記載されているので、循環湯なのでしょう。そして湯温が結構高めで、42℃以上はありそうな感じでした源泉温度が30.1℃なので加温しているのだけれど、もう1℃低くしておいてもいいような気がします。その方が経費の節約になる訳ですし。
 湯は個性が少ないもので、無色透明、無味無臭。特記するとすれば僅かにツルスベ感があるくらいです。そして気になるのが塩素臭&薬品味で、かなり強めの部類に入るでしょう熱めで塩素臭が強いとなると、あまり得意でないのですぐに露天風呂へ移動しました

 内湯浴室から露天スペースに出ると、その敷地の広さに驚きました開放感はあって良いですが、屋根がかかっていないため、夏はプールサイドのように灼熱になりそうな気がします。大丈夫でしょうか?
 その広い敷地の隅に、立派な岩風呂と小さい正方形の浴槽があります。まずは岩風呂から入湯しました。



 広々した岩風呂には2本の打たせ湯があって、滝のようにも見え岩風呂を立派に見せています。実際豪快に流れ落ちているので、打たせ湯とは思いませんでした
 そしてまた気になったのが、打たせ湯の他に、太いパイプからドカドカと湯が注ぎこまれていることです。入浴に影響はないけれど、ここまで強力に湯を循環させていると、まるでプールのようで温泉情緒に欠けます

 お湯はこちらも無色透明、無味無臭、若干ツルスベ感ありの浴感。ただ不思議なのは、この浴槽の湯からはあまり塩素臭がしませんでした。この湯なら少しゆっくり浸かっていられる、と言いたいところですがやはり湯が熱めで42℃くらい。脱衣所に露天風呂は若干ぬるめですと掲示されているほどには差が感じられませんでした。それでも出たり入ったりしながら浸かっていれば、悪くない露天風呂です

 
 もう一つの露天風呂は、飾り気のない小さな正方形の湯船。何のためにあるのかなと思って浸かってみると、こちらの方は湯温が少しぬるめに調整されていました。熱めの湯が苦手の人用ということですかね?湯温は私にとってちょうど良かったですが、残念ながら塩素臭&薬品味が強めであったので、1回の入浴でパスしました

 だいたいどこの施設でも、浴槽が複数あれば全部入ってみて、一番気に入った浴槽で長時間過ごすのですけど、穂の香乃湯ではお気に入りが見つからず、急いでいるのもあってあまり長居しませんでした布施温泉と穂の香乃湯どちらに行くかという話になれば、施設の綺麗さだけでなく、温泉の面でも布施温泉を選ぶでしょうね。振興公社の経営で半公営とは言え、もうちょっと差別化を図るようなことでも考えないと、どんどん寂れていってしまうのではないでしょうか。

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