これは、『ヤマトタマムシ』
既に天に召されているが、改めてじっくり拝察させて戴くことに(^^♪
今夏は、これが2匹目となる。
タマムシ自体、他にも種類は沢山居るが、ウバタマムシを筆頭に、意外と地味な
容姿なのである。。。
良く「玉虫色」と曖昧な表現の時に例えられるが、実際には、その角度の色が
映るだけで、烏賊・蛸・カメレオンのような擬態をするわけではない・・・。
一説には、これほどまでの色艶やかさを纏う進化(?)は、鳥達などの天敵封じと
言われているが、実際、他の種を見れば、タマタマなのかも知れない・・・。
昆虫はじめ、”ヤマト”を冠にしているものは、日本固有のその種を代表する
ものが多い。ヤマトヌマエビ・ヤマトシジミ・ヤマトクサカゲロウ等など・・・。
そして、一度でいいから、何千もの玉虫を使った仏教工芸品”玉虫厨子”を
拝見してみたい。眩いばかりのそれは、きっと大和の国(職人達)が諸国に向け、
心血注いだ代物なのだろうね(^^♪