きゅうぞーさんの後遺症
右半身麻痺・・・ (退院時) 殆ど動かない。感覚なし。歩行困難。
手のひらだけは開く。(半分は自力で)
足はやっと引きずっている感じ。
対策 ・・・・暇さえあれば、とにかくできる限り自分の手足を動かして、固まらな
いようにする。
朝晩の運動、手すりにつかまって膝の屈伸運動をする。
約5メートルの距離を杖と介助で歩く。(5往復)
効果 ・・・・ 腕、足の曲げ伸ばしが楽になり、手のひらが自分でも広げる事が
できるようになった。
部分部分の感覚が少しずつ戻ってきた。しかし同時 にバランスが
悪くなった。それがツライ・・・
2006年3月、四点杖から一点杖に昇格!!
2007年現在・・・ 腕の上げ下ろしも少しずつ軽くなった。体幹は殆ど変わら
ず。
足は徐々に感覚が戻ってきているが、場所によっては歩く
練習の妨げになる。お尻の下が痛いときはどんな座り方を
しても劇痛が走り、数ヶ月つらい思いをした。
歩行練習は、日によってはバランスがよかったり悪かった
りしている。
8月の変化 トイレの段差をまたぐとき、今までは右足が上がり
きらなくて、段差のカドにぶつかっていたのが、腿の
筋肉がついたのか、殆どぶつからなくなった。
麻痺側の手のひら、手の甲が柔らかく、プヨプヨし
ていたが、(ドラえもんの手と呼ぶ)左手と同じく
固くしっかりとした手になった。
麻痺側の右腕の中ほどに血管が浮き出ていたが
それがなくなった!
麻痺側の右手のひら、甲がいつも暖かい状態に
変わった。
今までは腿膝あたりふくらはぎの順で痺れな
の存在感がでてきたが、8月23日頃から足首、
かかとのあたりも、何となく存在感が出てきた!
身体の四分の一しか汗をかかない
これは退院時も2007年現在も基本的には同じで
す。
上半身の麻痺側しか汗をかかないので、体温調節
をきをつけています。
顔面麻痺・・・(退院時)左側顔面全体が下へ下がり、瞼の皮が目
を覆う感じになっている。
唇、ほっぺたの内側も感覚が無いため、食べ物を
こぼしてしまう。
鼻が右側にかなり曲がっている。
非常に喋りづらい。
口は左側が下がっている。
対策・・・常に顔全体をくしゃくしゃに動かし、左手のひらで麻痺側をマッサージ
している。
口も大きく開いて、舌で麻痺側の唇やほっぺの内側を刺激している。
効果・・・目に覆いかぶさっていた瞼の皮は、だいぶ上に上がり、垂れていた目
が少しずつまっすぐに戻ってきた。
鼻も右側に曲がっていたのがまっすぐになってきた。
口が左側に下がっていたのが少し上がってきた。
食べ物もあまりこぼさなくなった。
2007年現在・・・上瞼はまっすぐになり、下瞼もぐぐっと上がってきた。
鼻も殆どまっすぐになった。
口はまだ少し下がっているけれど、食べ物をこぼす頻度が
だいぶ減った。
物が二重に見える
常に揺れている
目が閉じない・・・(退院時) 座っているときも常に周りが上下左
右に揺れ、物が二重に見える。
新聞の文字が読めない。
1メートル離れてしまうとよく見えない。
背もたれや肘掛がないと麻痺側に傾いて座って
いられない。
麻痺側の目を閉じる事ができない。
涙も出ない。
目が乾いてしまい、たくさんの「目やに」に悩まさ
される。
対策・・・・・最初は、眼軟膏を下瞼に塗って眼帯をしていた。
しかし、続けていると機能が衰えて失明すると言われ、慌てて中止
した。
そのかわり、常にビタミンの目薬を点すようにした。
「目やに」は眼球全体を覆ってしまう場合があるので、綿棒を濡らし
て、そっと取り除いている。
効果・・・・・ほんの少しずつ涙が出るようになり、眠っている時も目が閉じるよう
になった。
しかし、瞬きはできない。
2007年現在・・・毎日かなりの目やにがでていたのが、8月頃からピタッとなく
なった。(不思議・・・)
目は相変わらず揺れているが、二重にみえている部分の
感覚が狭まった。
新聞の一番大きな見出しの文字が見えるようになった!
就寝時、目は完全に閉じている。
いまだに瞬きはできない。
menuへ