きゅうぞー元気本舗!!

脳幹出血で倒れてしまった「Qちゃん」の大奮闘記です!!

黒豆の煮汁

2007年08月29日 | 毎日の習慣

退院したときから実行しているもののひとつに、

「黒豆の煮汁」があります。

確かテレビでやっていたのだと思いますが、血圧を下げるのに効果があるというので、毎朝飲んでいます。

まる一日コップ一杯分の水でふやかしておいた黒豆(大匙一杯くらい)を圧力鍋に入れ、約2分圧力をかけるのです。

普通はコトコト煮るのですが、私は一気に圧力鍋でやってしまいます。

 

そのままおいて次の日の朝、汁だけを飲みます。

勿論降圧剤も飲んでいるので、効果の程ははっきりとはわかりませんが、いちおう血圧は110~130くらいに落ち着いています。

 

余ったマメはちえまるの「おやつ」になります(笑)

 


車椅子のこと

2007年08月28日 | 介護アイデア

 
今日は、車椅子のことを書いてみたいと思います。(ちえまる本舗からの抜粋)
きゅうちゃんが七沢の病院から退院して、我が家に戻ってきてからすぐに、区役所の福祉課へ行って車椅子を借りてきました。
レンタル期間は一応三ヶ月ということでしたが、職員さんが
「車椅子が出来上がるまでいいですよ」と言ってくれました。よかった
そして、住所、氏名、電話番号を記入してから、車椅子を押してタクシーをひろい、座席に乗せて持って帰りました。
やっとお尻でいざる回数が減ったね
数日後、地域担当の保健婦さんがみえました。きゅうちゃんの身体の状態や、障害者手帳やその他もろもろの申請について教えてもらい、MY車椅子の申請もしてもらうことになりました。

車椅子を作ってもらうため、サイズを測らなければいけないそうで、少し後の三月中旬、作業療法士さん、技工士さんが数人で来て下さいました。
車椅子から畳の上に降りる時に、肘掛がじゃまになるのでは?と、「跳ね上げ式」にしたのですが、ほとんど必要なかったですね。
きゅうちゃんがとても上手に下へ降りてくれるので、私が肘掛を外すことはありませんでした。これは最初から今までずっと同じです。
それから待つこと約三ヶ月・・・
六月の九日、めでたくMY車椅子が届きました。長かった~
前にも書きましたが、その時車椅子を持ってきてくれた技工士さんが
「絶対に太らないでくださいよ。いるんですよね~、作ってからどんどん太ってしまって、お尻が座席に入らなくなっちゃう人・・・」
ホントにそうだ

【ちえまるのアイデア
毎月一回、病院へ行く時、運悪く雨上がりで道がぬかるんでいたりすると、車椅子のタイヤがどろどろ・・・
土が乾いていたとしても、タイヤの溝に土やら小石が入り込んで、取り除くのにいつも苦労していました。
何かいい方法ないかなぁと考えていましたが、なかなか思いつかず、相変わらず外出帰宅後には泣いていました。
ところがある日、たわいのない単純な名案がひらめきました
タイヤのまわりにビニールテープを貼って出かけ、帰ってきたら玄関先でそのテープを取る。
そうすればはがす時に、タイヤまわりの泥や、日頃、溝に入り込んだほこりやゴミも一緒に取れて
綺麗にしてくれるのです
何度も雑巾でゴシゴシ拭く必要ありません。とっても楽になりました!!

よく、ホームセンターで売っているビニールテープの一番太いサイズのものを使っています。
色は黒が一番めだたないし、ちょっとカッコいいのです
 
そのテープを、出来るだけ引っ張りながらタイヤの中心に沿って巻いていきます。引っ張ることによってよりピタッと吸い付くように貼れますよ。
巻き終わりのところは、後で剥がす時にわかるようにちょっと折っておくといいですね。
これを見て、移送サービスのヘルパーさんが大感激し、あちこちに教えてまわったそうです。
是非、試してみてください。

オリジナル移動車「いざるンです!」

2007年08月26日 | 介護アイデア

 

きゅうぞーさんは、普段は車椅子ですが、食事をする時と寝る時は畳の上です。

これは、退院する前から決めていたそうです。

「変わったのは自分なので、まわりを変える必要は無い!!自分が今までの生活に合わせなくては!!」

 

リハビリ病院の理学療法士さんから、ベッド、テーブルと椅子(食事をする為の)を用意するように言われていたそうですが、いつも聞かれると

「ううん、用意してない。

退院するときも

「ベッド用意できているんですか?

「ううん、できてない。

 

きゅうぞーさんはリハビリの時、密かに理学療法士さんに頼んで

「車椅子から床に降りる練習」をしていたようです。

 

退院後、いよいよ畳の生活が始まりました。

用意しておいた座椅子に座り、食事が終わったら少し休んでまた車椅子に乗ります。

その時、どうしても手すりがあるトイレの入り口までお尻で「いざって」行かなくてはなりません。

絨毯の敷いてある部屋ならまだいいのですが、すぐに板の間になります。

見ていたらお尻が痛そうでとても可哀想になりました。

 

で、このような移動グッズを作ってみました。

名づけて「いざるンです!」

 

ただ、板にキャスターをくっつけただけのものです。

キャスターは四隅と真ん中の五箇所に取り付けました。

板のままだとますますお尻が痛いので、四角い座布団を敷いていました。

 

車椅子がまだ無い頃はいつも座椅子に座っていたので、トイレから帰ってくるときに「いざるンです」に乗り、バックで部屋まで戻ります。

行きは乗り移る時、うっかり乗り損ねるとひっくり返る恐れがあったので、トイレから出てきて、手すりを掴まりながらしゃがむ時だけ利用する事にしたのです。

行きはちょっと辛いけれど、怪我をするよりはいいですよね。

退院時は平衡感覚が殆どなかったので、介助が必要でした。

常に後ろで支えていました。

 

畳の部屋と床の台所の段差が、なんと5センチもあったので、乗り移るときにちょうど高さが同じになって、とてもいいあんばいでした。

 

現在もちゃぶ台、せんべい布団の生活をしていますが、部屋を出るとすぐにトイレなので、「いざるンです」は使用していません。

 

代わりに扇風機の移動台として役に立ってくれています(笑)


古ストッキングのお風呂用介助ひも

2007年08月24日 | 介護アイデア

これもヘルパーの講習会で講師から教えてもらったアイデアです。

 

お風呂で移動するとき、利用者さんは裸です(当たり前!)

いったいどこを支えてよいのかわかりません。

肉をつかむわけにもいかないし、変なところ支えるのも気がひけます。

 

そこで、登場するのが介助ひもです!!

 

介護用品のカタログを見ると、確かに「万能ベルト」や「キャリーベルト」などのしっかりしたものがあります。

でも、いかにお金を掛けないで身近な素材で工夫するかが課題のヘルパーです。

 

古ストッキングを何本かまとめて三つ編みにするだそうです。

(ある程度持ちやすい太さにするのがいいようです。)

それを利用者さんのお腹に巻いて使用します。

 

嬉しい事に、ストッキングの素材は、肌触りが優しくて、しかも水はけがよく、濡れてもサラッとしているので是非お試しをと教えてくださいました。

有難いことに、我が家は今の所大丈夫なので作ってみませんでしたが、母のときに機会があったら試してみようと思っています。

 


失語症について

2007年08月21日 | 学んだことあれこれ

昨日、小山明子さんの「パパはマイナス50点」を読んでいたら、失語症のことが載っていました。

大島渚さんは失語症だったそうです。

失語症にもさまざまな症状があるんですね。

初めて知りました。

 

 

伝えたい意味を表す言葉を思い出せない「換語困難」

 

言おうとしているのと違う単語が出てくる「錯誤」

 

単語を繋げて文に組み立てる事ができない「失文法」

 

言葉の発音が上手にできない「構音障害」

きゅうぞーさんはまさにこの症状です。

 これは確かに言語の障害ですが、直接「失語症」ではないです。

  

構音障害。

これはたくさん喋る事によって随分改善されました。

退院当時、きゅうぞーさんの言葉がなかなか聞き取れませんでしたが、8年経った今では、十中八九わかるようになりました。

どんどん喋る事ですね!!

 


介護箸研究

2007年08月20日 | 介護アイデア

これは、一番最初にスーパーの介護コーナーで買ったものです。

持った感じ、とても軽くて使いやすそうでしたが、実際使ってみたら物をつかむとき、箸の先っちょが交差してしまいました。

 

次に買ったのがこの「箸蔵くん」

 

右手用、左手用があってとても良心的です。

持った感じもとても安定していて、先っちょも交差することなくつかみやすかったけれど、やはり問題ありでした。

持ちやすいように突起をつけてくださっているのですが、手のひらのサイズに合わず、持ち辛かったのでした。残念・・・・

 

で、次に買ったのがこの「箸ノ助」でした。

これは介護用品専門のお店で取り寄せてもらいました。

 

 これはかなりよかったです。

持ち手も問題なし

とても軽くて使いやすく、一番長く使っていました。

お値段も一番たかかったけれど、それなりでしっかりモトがとれました。

 

ただ、難を言えば「先っちょ」がちょっと太い為、細かいものをつまみづらかったことでした。

ちょうど木製なので、先っちょを削って細くして使っていました。

5年くらい使い続けていたので、ついに蝶番が壊れ、それでも輪ゴムで固定して使っていました。

 

でも、とうとうダメで、また「箸蔵くん」のお世話になっております。

 

最近、なんと100円ショップでこんなのを見つけました。

普通のお箸に取り付けるだけの「らくらくクリップ」です。

二個入っていて100円です。

いざという時に役に立つかもと思って買っておきました。

 

そのうち私が使うことになるかも・・・・

 

 まとめ   ランキング1位は 「箸ノ助」でした


病は気から!その3

2007年08月19日 | 学んだことあれこれ

 

今日も「病は気から」の続きです。これでおしまいです。

末期がんでこれ以上手の施しようがないと言われた患者さんが「すがる思い」で、毎日「ありがとう」をいい続けて、10万回もいい続けた9ヵ月後、再検査したところ、がんが消えていたそうです。

謙譲、笑い、感謝は健康の秘訣であり、内なる奇跡の治癒力を引き出すようです。

 

                                  みんなの「健康」より引用


病は気から その2

2007年08月19日 | 学んだことあれこれ

今日は昨日に引き続いて、健康についての話題です。

アメリカの高名なジャーナリストが難治性の膠原病になったのですが、毎日朝から晩までお腹の底から笑えるコメディー映画やコメディー番組を観たり、友人達に頼んで自分をわらわせてくれる様々な企画をつづけてもらい 大声で笑い続けたところ、数ヶ月でその難病が治癒したとのことです。

これもまたびっくり!!

やっぱり笑うのっていいんですね!!


メニュー

2007年08月18日 | Weblog

 

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   「にこにこ堂ちえまる本舗」の記事へもリンクできるようになりました。

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   Qちゃんへのファイト絵日記!

  安心の材料(ドキュメンタリーです。

         元気になるよみもの!!)

 

      

         元祖ちえまる「元気本舗!」

 

 

 

 


病は気から!

2007年08月18日 | 学んだことあれこれ

 

先日、近くの銀行に行ったら、横浜市の医師会が発行している「市民公報」というパンフレットがありました。

面白そうだったので持ち帰り、読んでみたところとても興味深い記事がありました。

 

なんとか病気を治したいと切実に願う8人のうつ病の患者さんに毎日トイレをピカピカになるまで掃除をさせたところ、早い人では4日くらい、遅い人でも1ヶ月もすると、うつ病が治ってしまったということです。

すごい事です!!

誰でも嫌がる場所を毎日綺麗にすることで、謙譲の気持ちが生まれ、精神を浄化させてくれるんでしょうね。

すごいことです!!あと二件のケースがありますが、続きはまた明日!!


介護アイデアあれこれ

2007年08月17日 | 介護アイデア

ヘルパーの講習のときに、先生が教えてくれたものです。

利用者さんのお宅に食事用のエプロンがなかったそうです。

「買っておいてください」ではなく、いかにお金をかけずに工夫するかも

へるぱーのお仕事なんだそうです。なるほどね~~~。

 

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後遺症の改善策 その2

2007年08月16日 | 後遺症の傾向と改善策、その結果

 

平衡感覚喪失・・・(退院時)特に下を向いたり立ち上がったりし

                   たときが酷い。

                   身体が麻痺側(右側)に傾いている。

                   一人では杖があっても歩けない。

                   まっすぐに立っているのか傾いているのか自

                   分ではわからない。

 対策・・・・・これは、とにかく馴れるしかないので、揺れているときは治まるのを

       待って、落ち着いたらゆっくり行動する。

       車椅子に座っているときもバランスをとるように心がける。

       まっすぐに立つように人に見てもらい、まっすぐに立っている時の

       感覚を覚えこむようにする。

 効果・・・・・毎日の運動や歩行練習の成果か、バランス感覚が少しずつ戻って

       きたようだ。

       手すりに掴まって立った時でも、だいぶ身体がまっすぐになってき

       た。

       四点杖と介助があれば、歩く事ができるようになった!

 2007年現在・・・毎朝の歩行練習時、あまりバランスを崩さなくなった。

           四点杖から一点杖に昇格した。

           床に足を伸ばして座っていても、右に傾かなくなった。

 

聴力低下・・・麻痺側と逆の耳が聞こえなくなった。(麻痺側は少し聞こ

             える)

             右側の耳の中で「シュッシュッ」と聞こえ、左側の耳の中

             では「ザ~~~~ッ」という音が聞こえている。

 対策・・・・・片方だけ補聴器をつける。

 効果・・・・・殆ど改善されない。

       耳の中の音もかわらない。

 2007年現在・・・・・いずこも同じ・・・・

 

 

構音障害・・・・発音がうまくできない。

              特に、「さ行」、「は行」、「ぱ行」がうまく発音できない。

 対策・・・・・とにかくたくさん喋る。

       相手がわかるまで何度も繰り返し喋るようにする。

       リハビリ病院で習った「発音練習」のテープを聴きながら

       練習する。

 効果・・・・・発音がだんだんはっきりしてきて、聞き取りやすくなった。

       日によっては聞き取りづらい。

 2007年現在・・・誰が聞いてもわかりやすくなった。

           日によっては呂律が回らないときもある(笑)

 

 嚥下障害・・・・(退院時)物が飲み込みづらくて、すぐにむせる。

               熱い、冷たいがよくわからない。

               米、豆類などの小さなものは知らないうちに飲み込ん

               でしまうので、消化不良を起しやすい。

               麺類などをすすると、気管支に入ってむせる。

 対策・・・・・液体は必ずストローを使用する。

       熱いものは覚ましてから食べる。

       必ず一口大に切って食べるようにする。

       ご飯はお団子にし、細かいものは片栗粉などで一塊にして、気管

       支に入らないように工夫する。

       麺類はすすらなくていいように、短くきって調理する。

       麺を盛るときもいっぺんに入れないで少しずつまとめながら盛る。

 効果・・・・・液体のむせはあまり改善されない。

       多少の熱いものは平気になってきた。

       麺の盛り方に気をつけたら、とても食べやすくなったし、むせなくな

       った。

 2007年現在・・・・あまりむせなくなってきた。

            ストローなしで直接飲むことができるようになった。

            麺を短くしなくてもすすれるようになった。

 

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第三の手と第三の足 イメージ療法のすすめ!!

2007年08月15日 | 自宅リハビリ

 

 第三の手、第三の足

これはいったいなんでしょう?

 

きゅうぞーさんのイメージ上の手と足のことだそうです。

ダイエットでも、よく「自分がなりたいスタイルをイメージしなさい」と謳っています。

それと同じで、腕を動かそうとする時に動いている光景を頭の中に描きながら動かすのだそうです。

 

最初、まるっきり動かなかった右手。

でも、毎日このイメージ療法でひたすら動かそうと努力していました。

 

すると、本当に少しずつですが時間が経つに連れて自分の手も動くようになったのです。

すごい事です!!

確かに「物を掴む」ことはできませんが、動く事によって筋肉も少しずつ動き、脳へ刺激が伝わってくれるのではないかと思うのです。

そして、腕や手のひらを柔らかくしておけば、着替えや移動のとき、きゅうぞーさん自身、かなり楽になると思います。

 

頭の中でイメージしていると、少しずつですがイメージどおりになっていく!!

 

これも、実際に体験してみて、実を持って実感したことです

 

 

第三の手は未だに存在しているそうですが、第三の足はありません。

入院中、確かに第三の足は存在していたそうです。

自分の足の横に、もう一本の足がはえていたそうです。

もう歩けないし、たいして未練も必要性もなかったので病院の窓から放り投げてしまったのだそうです  もったいない・・・

 

しかし!!

第三の足がなくても、今は杖と私の介助があれば歩けます。

無ければ無いなりに決して諦めないで、自分自身と向き合いながら一所懸命努力してきたきゅうぞーさんは素晴らしいと思います

 

 

 


Qちゃんです!!

2007年08月14日 | Weblog

 

 

 

Qちゃん

1950年10月25日生まれ

O型 

横浜市在住

 

病名   脳幹出血

発病   1999年6月24日 自宅で休養中突然倒れる

後遺症  右半身麻痺 顔面麻痺 構音障害 平衡感覚なし 視聴覚低下

      嚥下障害

発病の原因は何だったのか思い当たる事

   ストレスによる多量の飲酒、喫煙、塩分の多い食生活  悪循環

 

身体障害者 一種 一級

 

ブログ編集担当   ちえまる  images   

きゅうぞーさんのつれあいです。

きゅうぞーさんの変わりに編集させていただいてます。

きゅうぞーさんが綴った文章、私が感じた事、記録がごちゃごちゃになっているので、少しずつわかりやすいように作っていく予定です。 

どうぞご指導ご鞭撻宜しくお願いいたします。

 

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後遺症の改善策 その1

2007年08月14日 | 後遺症の傾向と改善策、その結果

 

きゅうぞーさんの後遺症

 

右半身麻痺・・・ (退院時) 殆ど動かない。感覚なし。歩行困難。

                  手のひらだけは開く。(半分は自力で)

                  足はやっと引きずっている感じ。

対策 ・・・・暇さえあれば、とにかくできる限り自分の手足を動かして、固まらな

      いようにする。   

      朝晩の運動、手すりにつかまって膝の屈伸運動をする。

            約5メートルの距離を杖と介助で歩く。(5往復)

 

効果 ・・・・ 腕、足の曲げ伸ばしが楽になり、手のひらが自分でも広げる事が

       できるようになった。      

       部分部分の感覚が少しずつ戻ってきた。しかし同時 にバランスが

       悪くなった。それがツライ・・・  

              2006年3月、四点杖から一点杖に昇格!!

 

 

2007年現在・・・ 腕の上げ下ろしも少しずつ軽くなった。体幹は殆ど変わら

            ず。

            足は徐々に感覚が戻ってきているが、場所によっては歩く

            練習の妨げになる。お尻の下が痛いときはどんな座り方を

            しても劇痛が走り、数ヶ月つらい思いをした。

            歩行練習は、日によってはバランスがよかったり悪かった

            りしている。

 8月の変化 トイレの段差をまたぐとき、今までは右足が上がり

           きらなくて、段差のカドにぶつかっていたのが、腿の

           筋肉がついたのか、殆どぶつからなくなった。

           麻痺側の手のひら、手の甲が柔らかく、プヨプヨし

            ていたが、(ドラえもんの手と呼ぶ)左手と同じく

            固くしっかりとした手になった。

                        麻痺側の右腕の中ほどに血管が浮き出ていたが

             それがなくなった!

           麻痺側の右手のひら、甲がいつも暖かい状態に

            変わった。

           今までは腿膝あたりふくらはぎの順で痺れな

             の存在感がでてきたが、8月23日頃から足首、

             かかとのあたりも、何となく存在感が出てきた!

 

身体の四分の一しか汗をかかない

            これは退院時も2007年現在も基本的には同じで

            す。

            上半身の麻痺側しか汗をかかないので、体温調節

            をきをつけています。

             

顔面麻痺・・・(退院時)左側顔面全体が下へ下がり、瞼の皮が目

               を覆う感じになっている。

               唇、ほっぺたの内側も感覚が無いため、食べ物を

               こぼしてしまう。

               鼻が右側にかなり曲がっている。

               非常に喋りづらい。

               口は左側が下がっている。

 

対策・・・常に顔全体をくしゃくしゃに動かし、左手のひらで麻痺側をマッサージ

     している。

     口も大きく開いて、舌で麻痺側の唇やほっぺの内側を刺激している。

 

効果・・・目に覆いかぶさっていた瞼の皮は、だいぶ上に上がり、垂れていた目

     が少しずつまっすぐに戻ってきた。

     鼻も右側に曲がっていたのがまっすぐになってきた。

     口が左側に下がっていたのが少し上がってきた。

     食べ物もあまりこぼさなくなった。

 

2007年現在・・・上瞼はまっすぐになり、下瞼もぐぐっと上がってきた。

           鼻も殆どまっすぐになった。

           口はまだ少し下がっているけれど、食べ物をこぼす頻度が

           だいぶ減った。

 

物が二重に見える

常に揺れている

目が閉じない・・・(退院時) 座っているときも常に周りが上下左

                  右に揺れ、物が二重に見える。

                  新聞の文字が読めない。

                  1メートル離れてしまうとよく見えない。

                  背もたれや肘掛がないと麻痺側に傾いて座って

                  いられない。

                  麻痺側の目を閉じる事ができない。

                  涙も出ない。

                  目が乾いてしまい、たくさんの「目やに」に悩まさ

                  される。

対策・・・・・最初は、眼軟膏を下瞼に塗って眼帯をしていた。

       しかし、続けていると機能が衰えて失明すると言われ、慌てて中止

       した。

       そのかわり、常にビタミンの目薬を点すようにした。

       「目やに」は眼球全体を覆ってしまう場合があるので、綿棒を濡らし

       て、そっと取り除いている。

 

効果・・・・・ほんの少しずつ涙が出るようになり、眠っている時も目が閉じるよう

       になった。

       しかし、瞬きはできない。

 

2007年現在・・・毎日かなりの目やにがでていたのが、8月頃からピタッとなく

           なった。(不思議・・・)

           目は相変わらず揺れているが、二重にみえている部分の

           感覚が狭まった。

           新聞の一番大きな見出しの文字が見えるようになった!

           就寝時、目は完全に閉じている。

           いまだに瞬きはできない。

 

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