樹生の樹 番外編

「樹生の樹」エピソードを父親視点で投稿

調査兵団 メディカルバッグ

2016-10-27 00:00:00 | 装備年鑑
☆☆☆☆☆☆
今日も壁の外の任務を終え 調査兵団が帰隊した。


守備隊の兵長の部下が煎れたお茶を飲み寛ぐ
いつき兵長

「いつき兵長! どうでした改修された調査兵団メディカルバッグは!?」 兵長の部下
「ま~ 壁の外に出るときは 手放せないなぁ」 いつき兵長
「そうですよね~ これで安心ですね」  兵長の部下

シュー!シュシュ!シュー!シュシュ!
今日も立体起動装置を作動させ 巨人を倒す練習(真似)をする(させられる) いつき兵長


『〃やっぱり 迷彩なんですね~〃って先生に言われたわ』 めーたさん

「なに!軍人の基本は迷彩だ!」 兵長の部下
(って言われても 余り布地を利用したしね)

「憲兵団は黙ってろ!」 兵長の部下
「それより 〃整備兵〃はとっとと メディカルバッグの整備をしろ!」兵長の部下

『はぁ~ 何て?』 めーたさん

塀の中に巨人出現!!女性型!(年齢不詳ってことに・・・・)

シュー! 立体起動装置作動! 緊急離脱!!

★★★★調査兵団メディカルバッグ★★★★

◎ 概 説
メディカルバッグの老朽化に伴い整備診断が実施され、結果、メディカルバックの基本構造部材は健在であり外板のみ痛みが有ることが判明
予算審議の結果オーバーホールに合わせ迷彩仕様への変更が決定された。

◎旧メディカルバッグ
吸引器調達時、同時に納入された。

度重なる巨人との戦いの跡が生々しい。

外板の磨耗が激しいが、内部構造部材は確りとしている。

壁の外(外出時)には欠かせない存在

◎調査兵団メディカルバッグ

延伸処置がされたメディカルバッグ

幾つかの民生品の調達が検討されたが、ミリタリー系から逸脱したため却下


☆☆☆☆☆☆☆☆

「迷彩の利点は汚れが目立たないくらいかなぁ」
「”洗濯”の必要も少ないし めーたさん思いだよね ね~いつくん」
「って言うか~ パパ思いだよね」(意味深い)

その後 「兵長の部下」は 洗面台で
せっせと メディカルバッグを整備(吸引器の洗浄)するのであった。

整備兵はどこに・・・」

☆☆☆いつきとの会話☆☆☆

何時だったか覚えてないが いつきがリハビリを受けてる時 「いつきくんに 沢山話しかけてあげてくださいね」って理学療法士の先生から言われた事があった。

意識することもなく めーたさんも私も いつきが生まれた時から、よく話しかけている。

朝 起きた時 「おはよう!」「いつくん 寝れたか?」

仕事に行く時「仕事に行くよ いつくんは学校頑張れよ!」

仕事から帰った時「ただいま いつくん学校はどうだった?」
めーたさんから給食頑張って食べたとか ご機嫌だったとか聞くと「いつくん 給食全部食べたんだって 先生がほめてたよ」

ご飯食べさせる時「いつくん 凄~い!上手に食べるね」「全部食べた!」茶碗をいつきに見せながら 「頑張ったね~」
いつきの手を取って 「ごちそうさまでした」と会釈をする。
お風呂の時「いつくん お風呂は気持ちいいね~ いつくん 頭洗うぞ 次は~」

勿論、どんな時も いつきからの返答は無い

でも 最近は話しかけると「いつきは理解してる」と思え「変化(成長)」を感じる。

言葉のキャチボール
投げ返す事ができない いつき

何時しか 自らが いつきになり
言葉のキャチボールをする

ほんの少し いつきの気持ちを
感じて

いつきの代わりに ボールを投げ返す

言葉のキャチボール
相手を思う気持ちが 返すボールとなる

今日も いつきと会話をする。親子の対話を








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