TRPGはじめて物語

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電気自動車

2017年08月05日 08時41分54秒 | サイコロのある暮らし

「ラーイトニング!」

「まあ、あなたですよね?

ただ、ひたすら絡みづらい!

「電気自動車か……時代はやっと私に追いついたということか……

当然、無線送電くらいはできるようになっているのだろう?

「いえ」

「なに?

ならば、重いバッテリーを積んでいるわけか……

天才の私は、リチウムイオンバッテリーを知っているが……

あれも、言うほど軽くはなかったが?」

「そうですね……携帯の大半は電池ですからね……」

「わかったぞ?

非接触型の充電が可能になったのだろう?

それなら、バッテリーは必要最小限でいい」

「まだ、実験段階です」

「……トローリーバスは実装されているが……

電気をなんだと考えてる?

未だに『貯める』技術も、発電効率も無線も無しだと、どれだけインフラを整備してもしたらんぞ?

そんなに世界は狭いのか?」

「ヨーロッパは狭いんでしょう」

「……未だ、過渡期の技術を持ってきて、あと20年で間に合うのか?」

「日本なら間に合いますね」

「……ほう……我が祖国よりも早く実用化できると?」

「ぶっちゃけ、日本ができなきゃ、どこもできないと思いますけどね……

「随分な自信だな?

根拠があるのか?」

「日本は災害大国なんで、そこで実用化できなければ『もしものとき』の対応ができないじゃないですか……

今の技術じゃ、市街の運転を想定するだけが精々ですからね

「しかし、日本ならできると」

「その技術と経験の蓄積はありますからね?」

「そうか……もし、実現したら、私からテスラコイルをプレゼントしてやろう!

嬉しかろ?」

「テスラコイルを楽器にする学生がいる国には……

目新しさはないですよ?」



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