「プリンセスをやっつけろ」第1ターン(前半)
「君は、以前茶飲みの席で語った王女誘拐RPGで入牢してたわけだけど……」
「なんか、国の司法システムが崩壊するような理由で捕まってたんだな……」
TRPGによくあること「権力は基本的にぐだぐだ」
「なるほど、俺、ソロでだんじょんでびゅう!さすがに一人で出るのは……」
「これを君のお腹に乗せて、上に熱した石を置くと、バケツの中が熱して、ネズミは涼しい土の下っぽいところに逃げ込もうと、柔らかいはーー」
「納得していただいたところで、イニシアティブを決めようか?って、まあ【素早さ】トップはフローレンスだから、チーム1からだね」
チーム1が選択肢Aを選んだら、他チームの選択肢Aで判定します」
「なるほど……相手にポイントを与えずに、こちらの勝利条件を満たす選択肢をしないといけないというわけね」
「俺のは、全部達成値が入るが、下手すりゃ戦闘か……しかも、達成ポイントが低いからすぐゴールするゾ」
「城兵に前を走らせて、随走させましょう!プラス2をもらってもいいかしら?」
(【体力】7で難易度:易(200%)で[14]なので、自動成功)」
「こっちはゴブリンをやり過ごせばいいわけか……【魔力】は10で難易度:普通だから……判定値は[10]か、有利な条件をつけるとドボンだから、そのまま判定するよ……」
「これは、同一の判定だ……そして『累積はしない』が条件を増やすことは可能!……GM!」
「うい、その通りです。もし誰かが条件を増やせば[+2]は有効です!」
「……く、うまく行くかと思ったのに……でも、どこにもポイントが入らないだけか……よく考えてるなぁ……」
「本来は、協力プレイってことで、『走る』って判定にみんな乗ったりしたんだからさ……それ以外の判定は失敗になってもいいよね?」
「どうして、俺のところだけ『失敗すると戦闘』っていうペナルティがあるのかって思ってたら……そういうことか……」
「と、言うわけで『ゴブリン哨戒部隊』との戦闘に入りますよ?」
相手に有利な条件をつけることによって、ポイントを取らせないという判定値チキンレース。
じつは、これをやらすための布石でありますが……
今回は、そこそこうまく回しました。
「ペナルティの付け合いだけがゲームじゃないさ〜♪
たまには、ボーナスでバーストしてもいい〜♪
(夏気球の替歌 唄:大塚利恵)」
でも、ただ相打ちするだけじゃ……面白くなかったみたいだねぇ……
戦闘をむりくり入れちゃった♡
(ルール上は、『協力した場合、協力者全員が成功になる』ルール……ま、でも今回だけだからいいよね……?)
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