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Everyday a line / 4159







「モーション」
13.8.19-4159

どんなに瞬きをせず、目を見開こうが、目の前を把握する
事はできない。世界の現象は光速、いや、それ以上の速さで
動いている。人間は知恵と技術を駆使し、必死に目の前の現象に
ストップモーションを仕掛け、目を見開いている。狭い範囲を
知る為に、それが人間の限界である。この目の前の画も筆を
動かすたびに現象が動き、自分の背中にある、無限に広がる
世界も常に動いていく。塵にも満たない画であろうが、やがて
自らストップモーションを掛け、現在の自分を知ろうとしている。
未熟な目、そして補おうとする想像力で、観察力を磨く。
それだけが人間の限界である。














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