オシャレというと、今年の流行が、とか、この冬は、とか言う言葉が聞こえそうですが、交通の場面では少し違います。
オシャレな車というのもありますが、別の機会にして、今回は交通における行動について考えてみたいと思います。
右折で対向車の通過を待っていると、少し車間を空けている車が、こちらの渋滞具合を見て、譲ってくれたりします。
「オシャレだな」と思います。余裕のある運転に大人の香りがします。
また、左車線を走っている時に駐車車両を見つけて、車線変更をしようとした際、右後続車がスペースを空けてくれている事があり周囲への気配りが素晴らしいなと思うのです。
大抵の場合、わざと邪魔をするか、気が付かず並走してくる車が多いのです。
権利を主張し合う交通社会に措いて、譲り合うというのは確かに難しく、通常、野生の香りが普通なのですが、時折見かける人の理性的な行為は感動に値するのかもしれません。
先日、天王洲アイルの交差点で横断歩道を渡る女性を待っていたところ、歩行者信号が点滅しはじめたため、その女性は走って渡り、渡り終わると、こちらに向かい一礼したのです。
いやいや、あまりの感動に練習していた男性と一緒にWエンジンの漫才ばりに「惚れてまうやろ~」と二人で感動したのでした。
どんなに素敵な装いでも、素敵な行為にはかなわないというのを、まざまざと見せつけられた気分でした。
高級外車で割り込み、社名入りの社用車で暴走、某都営バスの煽り行為、オシャレとは品位がなければ成立しません。
まぁ、あんまり道路上で惚れまくって、恋があちこちで花咲くのも如何なものかと思いますので、時に見かける「惚れてまう」行為がちょうど良いのかもしれません。
オシャレな運転はフジドライビングスクール東京で