界 外 “ばんじんさん” (三十番神様)
現在は五軒で頭屋(当番)持ち回りを決めて、「ばんじんさん」の御祭りをしています。古老からの言い伝えによりますと、今の桑町の南東に位置する清水に、地蔵様が祀られておりました。どういうわけかわかりませんが、150年ほど前にそこへ界外のばんじんさんを持って行ってしまったそうです。ところがそ
の後、村人に病名不明の疫病が蔓延しました。御怒りを静めようと講の者が全員正装でばんじんさんを御迎えに行き、元の場所へ置き御祀りをしたところ不思議にも疫病が治ったと聞いております。
三十番神様とは、妙昌寺の上人より伺いましたところ、祠の中に三十の善神が祀られており、一ヶ月三十日間、毎日交代で国家国民を守る神様だそうです。
現在は五軒で頭屋(当番)持ち回りを決めて、「ばんじんさん」の御祭りをしています。古老からの言い伝えによりますと、今の桑町の南東に位置する清水に、地蔵様が祀られておりました。どういうわけかわかりませんが、150年ほど前にそこへ界外のばんじんさんを持って行ってしまったそうです。ところがそ
の後、村人に病名不明の疫病が蔓延しました。御怒りを静めようと講の者が全員正装でばんじんさんを御迎えに行き、元の場所へ置き御祀りをしたところ不思議にも疫病が治ったと聞いております。
三十番神様とは、妙昌寺の上人より伺いましたところ、祠の中に三十の善神が祀られており、一ヶ月三十日間、毎日交代で国家国民を守る神様だそうです。