朝4時、アザーンに叩き起こされはしましたが良く眠れました。
この日の天気は晴れ、最高気温は40度でした。直射日光が辛かった
朝食は毎回ホテルでバイキングです。朝は飲み物がフリーでついてます。
チーズが数種類あって、美味しいです。他のホテル、たまに塩辛いものがあったりしましたが、
ここのホテルはどれも美味しかった。
ホテルのレストランからの景色です。町の向こうにパルミラ遺跡が見えます。
岩山の上に見えるのは、アラブ城です。
今日はパルミラ遺跡です。シリアの目玉と言っていいでしょう
パルミラはアラビア半島やメソポタミア、そして地中海との中継地として
古くから栄えました。
特に紀元前1世紀から紀元後3世紀にかけて、シルクロードの隊商都市として
栄華を極めたそうです。
ローマ建築が立ち並び、当時のアラブ人は東のペルシャ式と西のギリシャ・ローマ式の
慣習や服装を同時に受容していました。
2世紀最盛期を迎えますが272年、ゼノビア女王の時代ついにローマに陥落。
その後歴史の表舞台から姿を消します。
すぐ近く・・とはいえ、バスで遺跡の中まで移動です。
先ずは昨日、夕日を見た記念門へ。
迫力です。
列柱道路。柱にある台座の上には有力者の像が乗せられてました。
かなり高い位置にあるのは、ラクダに乗ったとき見るのにちょうどいい高さなんだとか。
「世界ふしぎ発見」で言ってましたね。
列柱道路を外側から。右側は浴場跡です。
この地域は地震も多く、かなり崩れてしまってます。
円形劇場。保存状態いいです。
円形劇場の客席の一番上から外を見た所。パルミラ遺跡が見渡せます。
真ん中奥に、アラブ城も見えます。
四面門。ちょうど中心辺りにあります。
バールシャミン(ギリシャ語でゼウス)神殿。
ここからまたバスで移動。遺跡の西側の墓の谷へ。
エラベール家の墳墓。エラベール家はナボ神殿に多額の寄付をしたことで知られてました。
たくさんの観光客が入っていきます。中は大混雑でした
4階建て構造になってて、ここは1階。コリント式の柱の間に板が組み込まれるようになってます。
今はほとんどなくなってますが、仕切りの跡が残ってるのわかるでしょうか?!
ここに一体ずつおさめられ、胸像がついた蓋がそれぞれについていたそうです。
3兄弟の地下墳墓へ。ここは中の壁画が大変綺麗なのですが、撮影禁止です。
ボルハ・ポルパの墓へ。日本の奈良大学が発掘。
他の遺跡はイスラム教の偶像崇拝禁止から、彫像の顔等が壊されていることが多いのですが
ここは発見されたのが遅かったため、綺麗に残っています。
こんな風に仕切りがされ、遺体がおさめられてたそうです。
ここでまた移動し、町の中心にあるパルミラ博物館を見に行きます。
中は撮影禁止ですが、外にも少し展示品があります。
そして遺跡へ戻り、ベル神殿へ。
昨日の夕方の写真でベル神殿の外側をご紹介しましたが、これは中に入った所です。
中央にあるのが本殿。ベル神(豊穣の神)をまつっています。
中に入ってみると・・・左右に祭壇があります。
祭壇の上の天井が綺麗です。
本殿の外側を裏から・・・
ぐるっと柱に囲まれてたんですね。
外側の壁に少し上り撮った所です。
一番左、画面からはみ出してるのが一番外側の壁です。そして列柱も外壁の一部。
この二つの上には当時屋根がありました。
それが先ほどの本殿(右の列柱の奥に見えてます)の周りをぐるっと取り囲んでたわけです。
写真の右、列柱の四角い柱の陰にちらっと女性がいるのわかりますか
人はこの大きさなんです。全体の大きさ想像していただけるでしょうか?
あまりのすごさに圧倒されっぱなしでした。
ベル神殿は、1世紀から2世紀半ばにかけて建設されたそうです。
ずいぶん長くなりましたが、まだまだ続く3日目です。
やっとランチです。遺跡の近くのレストランに行きました。
べドウィン料理、マンサフです。
羊です~~~。右手にある白いのが頭です。
ナッツの入ったご飯と一緒に盛られ、ヨーグルトソースがかかってます。
臭みもなく柔らかく、とっても美味しかった
ここでいったんホテルに戻り、夕方まで4時間程自由時間です。
先ずは2時間程お昼寝。そして町へ散策に出かけました。
ホテルから10分くらいで、博物館のあった町の中心の通りにでます。
中心と言ってもお店が数件並んでるだけ。本当に小さな町です。
人も少ないです。
お孫さんでしょうか!?赤ちゃんが可愛くてしかないという感じで、
写真撮らせてくれました。後ろがお母さんかな可愛い赤ちゃんです
カフィーヤを売ってるおじさんがいました。
カフィーヤはアラブの男性が頭にかぶっている、布と輪っかです。
欲しかったんですロレンスごっこするのに使うし
布はいろんな柄がありますが、私は赤のチェックを5ドルで買いました。
夕方再び集合し、夕日を見にアラブ城へ向かいます。
高さ150メートルの岩山にそびえるアラブ城砦です。
ここからは・・・
パルミラ遺跡の全貌が見えるんです。上から見ても広いです。
緑の部分は、ナツメヤシの畑です。
遺跡と反対側の西側を見ると・・
岩山と沙漠と道路だけ。
そして日が沈みます・・・
観光は終わり。
ホテルへ戻り、昨日と同じくバイキングの夕食でした。
シリア・ヨルダン4日目へ
http://blog.goo.ne.jp/tomoimiho/d/20100603
この日の天気は晴れ、最高気温は40度でした。直射日光が辛かった
朝食は毎回ホテルでバイキングです。朝は飲み物がフリーでついてます。
チーズが数種類あって、美味しいです。他のホテル、たまに塩辛いものがあったりしましたが、
ここのホテルはどれも美味しかった。
ホテルのレストランからの景色です。町の向こうにパルミラ遺跡が見えます。
岩山の上に見えるのは、アラブ城です。
今日はパルミラ遺跡です。シリアの目玉と言っていいでしょう
パルミラはアラビア半島やメソポタミア、そして地中海との中継地として
古くから栄えました。
特に紀元前1世紀から紀元後3世紀にかけて、シルクロードの隊商都市として
栄華を極めたそうです。
ローマ建築が立ち並び、当時のアラブ人は東のペルシャ式と西のギリシャ・ローマ式の
慣習や服装を同時に受容していました。
2世紀最盛期を迎えますが272年、ゼノビア女王の時代ついにローマに陥落。
その後歴史の表舞台から姿を消します。
すぐ近く・・とはいえ、バスで遺跡の中まで移動です。
先ずは昨日、夕日を見た記念門へ。
迫力です。
列柱道路。柱にある台座の上には有力者の像が乗せられてました。
かなり高い位置にあるのは、ラクダに乗ったとき見るのにちょうどいい高さなんだとか。
「世界ふしぎ発見」で言ってましたね。
列柱道路を外側から。右側は浴場跡です。
この地域は地震も多く、かなり崩れてしまってます。
円形劇場。保存状態いいです。
円形劇場の客席の一番上から外を見た所。パルミラ遺跡が見渡せます。
真ん中奥に、アラブ城も見えます。
四面門。ちょうど中心辺りにあります。
バールシャミン(ギリシャ語でゼウス)神殿。
ここからまたバスで移動。遺跡の西側の墓の谷へ。
エラベール家の墳墓。エラベール家はナボ神殿に多額の寄付をしたことで知られてました。
たくさんの観光客が入っていきます。中は大混雑でした
4階建て構造になってて、ここは1階。コリント式の柱の間に板が組み込まれるようになってます。
今はほとんどなくなってますが、仕切りの跡が残ってるのわかるでしょうか?!
ここに一体ずつおさめられ、胸像がついた蓋がそれぞれについていたそうです。
3兄弟の地下墳墓へ。ここは中の壁画が大変綺麗なのですが、撮影禁止です。
ボルハ・ポルパの墓へ。日本の奈良大学が発掘。
他の遺跡はイスラム教の偶像崇拝禁止から、彫像の顔等が壊されていることが多いのですが
ここは発見されたのが遅かったため、綺麗に残っています。
こんな風に仕切りがされ、遺体がおさめられてたそうです。
ここでまた移動し、町の中心にあるパルミラ博物館を見に行きます。
中は撮影禁止ですが、外にも少し展示品があります。
そして遺跡へ戻り、ベル神殿へ。
昨日の夕方の写真でベル神殿の外側をご紹介しましたが、これは中に入った所です。
中央にあるのが本殿。ベル神(豊穣の神)をまつっています。
中に入ってみると・・・左右に祭壇があります。
祭壇の上の天井が綺麗です。
本殿の外側を裏から・・・
ぐるっと柱に囲まれてたんですね。
外側の壁に少し上り撮った所です。
一番左、画面からはみ出してるのが一番外側の壁です。そして列柱も外壁の一部。
この二つの上には当時屋根がありました。
それが先ほどの本殿(右の列柱の奥に見えてます)の周りをぐるっと取り囲んでたわけです。
写真の右、列柱の四角い柱の陰にちらっと女性がいるのわかりますか
人はこの大きさなんです。全体の大きさ想像していただけるでしょうか?
あまりのすごさに圧倒されっぱなしでした。
ベル神殿は、1世紀から2世紀半ばにかけて建設されたそうです。
ずいぶん長くなりましたが、まだまだ続く3日目です。
やっとランチです。遺跡の近くのレストランに行きました。
べドウィン料理、マンサフです。
羊です~~~。右手にある白いのが頭です。
ナッツの入ったご飯と一緒に盛られ、ヨーグルトソースがかかってます。
臭みもなく柔らかく、とっても美味しかった
ここでいったんホテルに戻り、夕方まで4時間程自由時間です。
先ずは2時間程お昼寝。そして町へ散策に出かけました。
ホテルから10分くらいで、博物館のあった町の中心の通りにでます。
中心と言ってもお店が数件並んでるだけ。本当に小さな町です。
人も少ないです。
お孫さんでしょうか!?赤ちゃんが可愛くてしかないという感じで、
写真撮らせてくれました。後ろがお母さんかな可愛い赤ちゃんです
カフィーヤを売ってるおじさんがいました。
カフィーヤはアラブの男性が頭にかぶっている、布と輪っかです。
欲しかったんですロレンスごっこするのに使うし
布はいろんな柄がありますが、私は赤のチェックを5ドルで買いました。
夕方再び集合し、夕日を見にアラブ城へ向かいます。
高さ150メートルの岩山にそびえるアラブ城砦です。
ここからは・・・
パルミラ遺跡の全貌が見えるんです。上から見ても広いです。
緑の部分は、ナツメヤシの畑です。
遺跡と反対側の西側を見ると・・
岩山と沙漠と道路だけ。
そして日が沈みます・・・
観光は終わり。
ホテルへ戻り、昨日と同じくバイキングの夕食でした。
シリア・ヨルダン4日目へ
http://blog.goo.ne.jp/tomoimiho/d/20100603