北海道記 ： 2日目① 知床、海の巻

【2日目】 ① ヒグマに会いに行こう！


1日目は自宅出発前からの疲れもあって、22時前に力尽きてしまいました。
そのせいで翌朝、さるくんなんて4時には目がパッチリと冴えてしまったそう。
多睡眠のともぶたも流石に6時過ぎには起きましたが、
さるくんは既に早朝のお散歩とお風呂、前日の画像取り込み(デジカメ→PC)まで終えてました

　
　さるくんのお散歩土産画像


ともぶたも朝のお風呂を楽しんで、朝食を頂き、
チェックアウト前にロビーの一画で景気付けです。
…って、朝からお酒じゃぁないですよ
何でも、「幸運を招く涌き水」 を毎朝汲んであって、氷入りの樽から頂けるのです。

　

天気もいいし、何だか素敵なことがありそう


ウトロの港に出向いて、この旅行の目玉の一つ、
海から知床半島を観光して、ヒグマを見よう のクルージングツアーに。
雪解け水が海に流れ出る海岸に現れるヒグマを 98％の高確率で見られるんだそうです。
景色も壮大そうで、楽しみ　港からの景色も既に素敵です。

　

　

　

海も澄んでいて、海底が見えました。　ヒトデの姿も。

　


15人乗りくらいの小さめのボートに他の参加者さん方と乗り込みます。
不恰好なほど、自分でも上から下までかなりの防寒装備をしてたんですが、
ボートに用意されたライフジャケットとスタジャン的なものを着込み、
もう一枚のスタジャンを膝掛け代わりにし、軍手も貸してもらいました。
やりすぎだと思うでしょ？
でも、遮るもののない海の上をビュンビュン風を切って進む時のボートの寒さは
パラオのダイビングボートで体験済み
流石に2時間のクルーズは用心に越したことはないです。

さぁ、オホーツク海から知床半島を眺めますよ。

　

　

流氷のカケラが残っていました。 

　

ここから暫く、岩や滝の見学ツアーです。
まずは 「 象岩 」。　確かに象っぽい。

　

こちらの 「 こけし岩 」 と呼ばれる右手前の崖のてっぺんにある四角い岩は、
本当にちょこんと乗っているだけだそう。

　

載ってるだけなのに、地震でも転げ落ちないんだとか。
そのバランス感覚、見習いたいわ～(笑)

雪山が見えてきました。

　

何となく、風の冷たさを感じていただけるかしら


雪解け水に温泉が混じった滝もあって、岩肌が硫黄で変色してたり、
海の底の色がエメラルドグリーンだったり。
「 カムイワッカの滝 」 です。（他にも沢山滝を見たけど…）

　

一応イチオシ的な観光名所らしく、ボートのスタッフさんが記念写真を撮ってくれました。

　


そろそろ崖や滝にも飽きてきた(笑)ので、ヒグマに会いたいところです。
実はこの手前で一度、崖になった木立の中にスタッフさんが見つけたんですが
木と岩と笹に紛れて分からず…。
諦めて次のポイントにボートをびゅんびゅん走らせます。

…と、不意にさるくんが　『あ、ヒグマ。』

な、なんですと　指差す方向を見ると、、、

　

ほんとだ　いるじゃん

　

同乗の皆さんもガシガシ写真を撮り始めました。
でも、ボート前方のスタッフさんは気づかず、ボートの音で私たちの声も届かず、
ボートは停まることなく過ぎてしまいました。残念
私たちの後ろの席にいた、がっつり望遠レンズ構えたおじさん、
さるくんに 『よく見つけたね ありがとう』 って。
海岸ギリギリまで来てたから、小熊だったけどちゃんと見れました。
いや、ほんとにお手柄です。やったね、さるくん

この少し先、「 ルシャ湾 」 と言う、ヒグマ発見率の高いエリアで、
木陰にいるヒグマをスタッフさんが発見。

　

ちょっと遠いけど、さっきのより大きいみたいです。

　

暫くウロウロする様子を観察。
98％の発見率って言うだけありますね
暫く観察した後（あんまり動かなくって…）、今度は寄り道ナシで港に戻ります。

　

もうちょっと先の知床半島の先端まで行くのはまた別のコースで、
そのコースはもう少し暖かくなってからの開始でした。
それだったら北方領土もよく見えたかな？
今回は霞がかって、よく見えませんでした。


そしてこの後、珍しいモノに遭遇して大感激したさるくんとともぶたですが、
それは次のお話にします