Pandora's Box

こんな世の中、少しの希望でも見つけられれば!
最後に希望は見つかるのでしょうか?

容疑者Xの献身/東野圭吾

2008年09月17日 12時45分09秒 | Weblog
もう直ぐ映画が公開されますが、
『ガリレオ』シリーズの長編作品です。
TVドラマでかなり人気があったのでご存知の方も
多いとおもいますが、天才物理学者が事件を解決する作品です。
但し、原作にはTVドラマ版に出てくる内海刑事(柴崎さん)は出てきません。
ドラマ版で内海刑事の上司の草薙刑事(北村さん)が原作では、
湯川(福山さん)のパートナーです。
(『落下る』からは内海刑事も出てきます。)

あらすじ
(反転しますので、原作読む予定、映画観る予定の方は読まないで下さい)



花岡靖子(松雪さん)は娘の美里(金澤さん)とアパートで
二人暮しをしていた。
ある日、元夫の富樫慎二(長塚さん)が彼女の居所を突き止め尋ねてきた。
疫病神のように現れ、暴力を振るいお金を巻き上げる富樫を
靖子と美里は喧嘩の末、殺してしまう。
途方に暮れる二人に隣人の石神(堤さん)が手を差し伸べる。
石神は靖子に好意を抱いており、花岡親子を救うべく事件の隠蔽工作に手を貸す。
警察は花岡母子に目をつけるが、崩せそうで崩せないアリバイ。
あと1歩といったところでどうしても辿り着けない。
石神の思惑通りに進んで行く。

石神は湯川・草薙とは同期で湯川に『天才』と言わしめた天才数学者である。
今回は天才物理学者VS天才数学者の攻防である。

クライマックスには愛するが故に…
思わぬ真実が隠されている。
まさに献身?

でも原作では石神は「ダルマの石神」と呼ばれていたので
堤真一さんなのは?
「ダルマの石神」のイメージがあるから、
献身と言う言葉がより重みがあるような気もするのですが…



秋の夜長に原作を先に読むのも良いですし、
映画を観る(10月4日公開)のも良いですね。

20世紀少年

2008年09月12日 08時18分15秒 | Weblog
公開初日に観て来ました!!
原作は読んでいないのですが、面白そうだったので。
40代くらいの方には懐かしい場面が多いのではないでしょうかね。

物語は海ほたる刑務所に収監されている漫画家の角田(森山未來さん)と
オッチョ(豊川さん)の会話から始まる。
主人公でコンビニ店主ケンヂ(唐沢さん)のお得意先の大学教授の失踪、
同窓会、幼馴染の死(ドンキー:生瀬さん)の死により『ともだち』の存在を知る。
そして世界各地で異変が起きる。
それは幼い頃、友達と一緒に空想した『よげんの書』の通りに
起こっている事に気が付く。
『よげんの書』には悪の組織が地球滅亡をもくろみ、
細菌兵器やロボットをつくり攻撃するものであった。
それに立ち向い地球を救うべく正義の味方(幼馴染)9人(実際7人)が立ち上がる。
ケンヂ達は地球滅亡を食い止められるのか…
また『よげんの書』は極限られた友達しか知られていない、
『よげんの書』を読み実行した『ともだち』とは何者なのか
全3部作なので第1部は触り程度で

最初に書きましたが、40代くらいの方には懐かしいと思うシーンは、
ヒミツ基地をつくったり、正義の味方に憧れヒーローになる夢。
鍵を握る『よげんの書』にしても、悪の組織からヒーローが
世界を救う勧善懲悪の空想。
CMで見た方が多いと思いますが『20th Century Boy』とか。


原作を読んでいないと判らない部分も(^^;
神様と呼ばれるホームレスの老人、ピエール一文字(竹中直人さん)
の存在??原作読もうかなと感じさせる部分が。
それと登場人物が多い。ママパンには無理だな(^^;
キャストは豪華ですよ。
ケンヂ:唐沢さん
オッチョ:豊川さん
ユキジ:常盤さん
ヨシツネ:香川さん
マルオ:石塚さん
モンちゃん:宇梶さん
ケロヨン:宮迫さん
ドンキー:生瀬さん
ヤマネ:小日向さん
フクベエ:佐々木蔵之介さん
それに黒木瞳さん、藤井フミヤさんとか本当に豪華です。
(これだけでも登場人物多いでしょ!)
上映時間も2時間以上なので観る前にトイレに行きましょう(爆)
でも2時間以上を感じさせないと思うくらい引き込まれるかな