山口富久の八ッピーメッセージ 「楽しく働き 幸せに生きるためのヒント」

「仙人」の体験談-----楽しく幸せになる考え方。  
 何のために、生きる。 働く。 結婚する。 勉強する。
 

弱肉強食ではなく、共存共栄が、人生の勝利者の道である。

2012年01月29日 | 社会生活
 世の中が弱肉強食だったら、強いもの、たくましいものだけになっているはずである。
 弱いものは、滅んでいるはずである。

 人間世界も、能力主義とかで、仕事のできる社員だけで成り立っていると、誤解されている。
 成果成果というと、目に見える派手な仕事ばかりをやりたがる。
 修理とか苦情処理とかの仕事は、おろそかになる。
 会社が評価されるのは、成果が見えない修理、苦情処理で決まる。

 家庭でも同じである。
 給料を持って帰る旦那さんだけが評価されて、家を守っている奥さんがおろそかになっている家庭は、上手くゆかない。
 明かるい家庭、幸せな人生、楽しい子育てには、ほど遠い。

 学校でも、校長が威張って、小使いさんや業務員の方がおろそかにされていると、子どもは荒れる。
 会社でも正社員は威張って、アルバイトや掃除人がおろそかにされていると、お客さんは自然と逃げる。

 日本全体でも、同じである。
 成果主義、能率主義と言っていると、世の中が荒れる。
 最初は、能率が上がるが、長い目で見ると下がる。
 日本は、経済的には裕福だが、心は貧しいと言われることになる。

 リストラをしないで、全員で痛みを分け合って、乗り切る。
 障害者を採用して、みんなで助け合って経営をする会社は、優しくて幸せな会社である。
 もちろん、業績も素晴らしい。

 談合は、良き伝統の知恵である。
 談合と言うと悪いように聞こえるが、話し合いの事である。
 共存共栄の一つである。
 世界を見れば、よく解る。
 サミット、財務相中央銀行会議、国連、IMF、全て談合である。
 力と力で、争っていない。
 世界が、共存共栄出来る道を談合している。

 国会でも同じである。
 政党間での事前協議は、表現を変えれば談合である。

 昔から、弱肉強食ではないことを知っていた。
 戦い、強いものが勝つのではなく、共存共栄の道を選んでいた。

 世界中でも、国会でも、談合してみんなが幸せになれる道を選んできた。
 平和で、人類が幸せになるために、談合して、世界が共存共栄してゆこう。


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