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G麺7×流星軒コラボ第2弾!『BGかぶリーノ』は5/20(木)から

2010年05月19日 | 横浜市内のラーメン
 
※ 写真は試作品です。完成品は最下部にあります。
 
 
さて、流星軒はどうなった?

G麺7と流星軒が初めてタッグを組んだ『カモネギG麺』も大変好評で、G麺7の
『ザ・しおつけめん』と同様、店主の予想を超える人気で開店から30分以内で
売り切れる日もあるほどでした。

そこでG麺7の新作リリースと同時にコラボ第2弾を発売。
今回フィーチャーする食材は野菜、カブです。





で、デュラム粉を使用した麺の特性は前のG麺7のエントリで書いてるんだけど、
店主は試作の麺を食べてその特性を生かしてあえて”あつもり”での提供を決めた。

※ G麺7が麺もつけ汁も「冷たい」つけめんなら、じゃあこっちは麺もつけ汁も
  熱いので行こうぜ、という永ちゃんファンの店主らしい反骨精神の表れですw


G麺7では冷たいつけ汁に合わせるため茹で時間を長めの4分に設定し麺の表面の
モチモチ感を強調しているのに対し、流星軒では熱々のつけ汁に合わせるため
いかにもデュラム粉らしい押し返すような歯応えと歯切りの良さを強調している。
両店を食べ較べてみると、同じ麺でもこれだけ違うんだ、と実感できるはずだ。


麺には蕪の葉をトッピング、上からその都度ミモレットを削ってくれる。
またあつもりで提供するゆえ、麺がくっつかないようスープとオリーブオイルが
かけられているので(写真はさっさと撮っちゃってw)、まずは麺をマゼマゼして
しまった方が良いだろう。スープに染み出た魚介素材の塩分とチーズの塩分で、
そのままでも食べられる。





カブって本当に万能な野菜で、私もよく料理に使う。煮ても炒めても生でも
美味しいし、火が通りやすいので料理しやすい。ベーコンなどの加工品とも
相性が良いし、摩り下ろしてかぶら蒸しにすれば魚とも相性が良い。

また根っこは根菜として、葉は葉ものとして、全く別の料理に使えるという
メリットもある。おまけにそんなに値段が高くなることもないし腹持ちもいい。
最近は100円ショップで小ぶりなカブを安く売っていることが多かったので、
特に先月の「野菜パニック」の際は貧乏な私は本当にお世話になりました(笑)

で、野菜好きな店主と「野菜を使った限定をやりたいね」という話をしている中で

「カブってのは良いダシが出るよねぇ。カブの味噌汁は美味しいよねぇ」

なんて共通の認識があり「ラーメンに使えないかな」という話をしていたんだけど、
この人は相変わらず行動に移すのが早い。もう作っていました(笑)

レギュラーのスープをベースに、オリーブオイル、ニンニク、バジルなどのハーブ、
唐辛子とドライトマトを合わせたイタリアンスープでカブを煮込み出汁を抽出。
最後にあまり火の通っていないカブも合わせてから提供し、ホロホロと崩れる
柔らかい食感とシャクシャクした歯応え、どちらも楽しめるようになっている。

そして肉はパンチェッタを使おうかとも考えたけど、脂肪から出る油に独特の
肉々しい味と風味があるので抵抗ある人もいるだろうし(私は大好きですw)、
それならベーコンの燻製香の方が良いだろう、しかも大きめにカットすれば
食べて美味しいし、ということで炒めたベーコンになりました。

イタリアンな食材の組み合わせの中に、魚介が香る不思議な感覚。
(ブロードは魚でも作るけど、乾物特有の旨みや香りは無いからね)
しかもイタリアンにカブって…と思うかもしれないが、カブはもともと地中海沿岸が
原産の野菜だから合わないわけがないんだよね。洋食出身の店主らしい発想です。


          
                      ↑
ちなみこれが完成品のビジュアル。ベーコンがトッピングされてます。
なお店主が写メで送ってきたので画質が悪いのはご愛嬌w

なおこのメニューは一日限定10食、6月末まで提供の予定となります。



支那そば 流星軒
横浜市南区日枝町4-97-2 グレイス南太田1F
045-241-1238 水休
11:30~14:30、18:00~スープ終了まで
横浜市営地下鉄ブルーライン/吉野町駅4番出口徒歩2分
京急本線/南太田駅徒歩6分




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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
食べてきました (pakio)
2010-05-23 12:40:37
とみぶーさん初めまして。ツイートを拝見して、本日食べに行って来ました。さすがに流星軒の店主はセンスが良いですね。料理として美味しいと思いました。個人的にはちょっとパスタに寄りすぎで、ラーメンを求める舌が、若干物足りなさを感じたようではあります。カモネギG麺、また食べたいっす
>pakioさん (tomi-boo)
2010-05-23 13:15:05
はじめまして。
コメントありがとうございます。

限りなくパスタ寄りに仕上げたのは、実は計算通りなんです。
「あつもりで出したい」というのが店主の前提条件でしたので
G麺7では冷して食べるため4分でベストな状態なのですが
あの麺をあつもりで食べるのに最もしっくりくる茹で具合を
試した結果、ベストな茹で時間は1分になりました。
それ以上だとあの麺の歯切れの良さがなくなり、中途半端で
美味しくないんです。満足できなかったのは申し訳ないですが。

できればG麺7で違う状態の同じ麺を食べていただくと
狙いが解って面白いと感じていただけると思います。
是非G麺も試したいです (pakio)
2010-05-23 21:46:11
G麺とは食べ比べしたいですねー。実は麺はかなり気に入ったんですよ。
スープがコンソメ風で、そこにベーコンというところが、ラーメンと離れすぎて、スープパスタみたい。
という印象を残しました。
これを別な付け汁で食べてみたいです。
その昔食べた、絹腰和伊麺(支那そばや)は旨かったですから。