お電話で尋ねて頂いたり窓口で、もし誰も引き取り手がなかったら置いても良いですよ
って心強いお言葉を頂いた方、ネットで探してくださった方ありがとうございました。
おじいさんからはその後何の音沙汰もないし２回目の診断書がいるのにどうなっているのだろうとか、
とんぼもそれなりに心に決めたこともありました。ところが意外な展開があったのです。
今日の午前中にそのおじいさんの娘さんから電話があり
（娘さんが居たことは全く知りませんでした）
同じ兵庫ですが遠方です。たまたま娘さんが土曜日に里帰りをしてその話を知り子供達も賛成で
連れて帰ったとのこと。こんな奇跡があるんですね。
本当に嬉しかったです。フィラリアやワクチンの事も気にされているようで
大事に飼ってもらえると確信をしました。
ビーグルの名前は「しーちゃん」良かった！良かった！
☆(*^)(^-^*)☆。。とんぼ
いよいよ今週の水曜日がタイムリミット。
引き取り手がなければ愛護センターに連れて行かれて
ハッキリ言って殺処分です。
純血のビーグルで７歳のメス犬。
鶏を飼っている一人暮らしのおじいさんが狐に
鶏がやられるのでペットショップに売れ残っていた
ビーグルをもらってきたと嬉しそうに連れてきたのは
今年の５月でした。
大人しい人懐こい子で可愛い子でした。
ところがこのおじいさん、すぐに放すんだそうです。
何度も自治会から注意をしたり親戚の人も注意をしたり
しても何度も放すのだそうです。
とうとう問題が起こりました。
本来なら咬む子ではないのに放れた時に中学生のヅボンを
引っ張った際に歯が当たったそうで。。。
警察に通報され問題になりました。
この犬は狂犬病ではありませんと言う内の診断書がいるのです。
２週間後にもう一度と２回・・
警察が入り話で犬を手放すと言う事になりました。
それでも刑事問題で何度もおじいさんは出頭しなくては
いけないそうです。
ここ１０日ほどアチコチに声をかけました。みなさんも考えてくれましたが
引き取り手はありません。
水曜日に診断書をもう一度書いてそのまま愛護センターに連れて行かれることに
なります。
娘は口を開くたびにどうしょう・・どうしょうとみんな憂鬱。
昨日もおじいさんが来て「本当は手放したくないけどそれが条件に
なったからおけんのじゃ、だれかないか？」って来られました。
分かっているのですよ、おじいさんの言いたいこと。。
やはり言われました。「ここに置いてくれんじゃろうか」
気持ちは良く分かるのですがここは色々置けない事情の人が来て
キリがないのです。それでも交通事故で腰麻痺になって飼い主さんが
安楽死してくださいと言われたネコのブンタ・・置いてから、もう５年になります。
白黒のネコの「ボケちゃん（はじめから付いていた名前）
きつい尿閉塞で治療に時間とお金がかかり飼い主さんは
他にもネコが居て、お金がないお金がないと言われて
思う治療ができません。「内で思う治療をしますから」と言って
そのまま預かりもう２年が過ぎました。ぼけは今やドンと
主のような大きな顔をして寝そべっています。
色々あるのです。今まで何頭、何匹置いてきた事か。でも私も
年齢的・健康面で無理があり、ひとつひとつ気にかけていたらキリがなく
割り切れなければならない辛い時が多くなりました。
でも今回ばかりは犬のあの可愛い顔をみたらたまりません。
おじいさん、ちゃんと繋いで飼っていたら何の問題も
なかったのですよ。犬が迷惑ですよね。
