なんとも 不愉快な人生なんだけどさ
少し、楽しくしようか!と
なんだかんだ
いろいろ やっては みたものの、、、アハ
結局は 元の木阿弥!
釈迦の手のひら どころか 何処にも到達しない人生を歩んできたって話だな
この場合
木阿弥(もくあみ)と云う僧が 奈良にいたが
生まれつきの盲人だったね〜
だが
大和郡山の殿様 筒井順昭が病死します
子の 順慶はまだ幼く 世継ぎには早過ぎました
せめて あと数年間は大殿の死を隠し通す必要があり
その影武者として 木阿弥(黙阿弥)に白羽の矢が立ちますね
順昭とは体格が似てるし 御簾の奥 や寝所から発する その声は 順昭本人と瓜二つ、
木阿弥は 数年間 順昭の身替わりを務めますが
やがて
順慶も数年間で成長し、家臣達も準備万端
になり 、公に順昭の死を告げ 無事 跡目に
筒井順慶が おさまります
木阿弥は奈良にいた頃 暮らしも貧しく
盲人では
誰も相手にしなかったけどね〜
木阿弥は
大和郡山 筒井家の誘いを受けて 殿様気分を味わうこととなりましたが
子の順慶の跡目相続は意外と早く進みます
そんな事で
相続が済めば 木阿弥は不要だね
筒井家は
順昭は亡くなったと公表したから もう影武者はいらない!ってこと
そして 元の木阿弥 となり奈良に帰って行きました。
トムの人生も 木阿弥の如く 誰かに必要とされていましたかな?
つまり、
自分の人生を切売りしていたかもねー。
釈迦の手のひら、は皆さんご存知の
西遊記の中に書かれている 話だな
かの斉天大聖 孫悟空が
釈迦から
自信過剰を戒められる話だな
斉天大聖孫悟空は金斗雲と云う メチャ早い雲に乗っていましたね
現在で言えば自家用ジェット機か最新の戦闘機かな
釈迦の手のひらに捕まっても まだ自身過剰の孫悟空は 釈迦に言います
地の果て迄 行くのも ひとっ飛び!
なんなら試してみるかい?
釈迦は すんなり許可します
孫悟空は 金斗雲に飛び乗ると
全速力で地の果てを目指し 吹っ飛ばします
しばらく飛ぶと小高い細長い山々が見えて来ました、
孫悟空は もうこの辺りで 勘弁してやるか
と思い、その細長い山々の 真ん中の山に
”斉天大聖ここに参上”
と、大書します 、
ひと息ついて
また金斗雲に乗って
さっさと来た空を引き返して行きました
釈迦の前に帰って 意気揚々と告げます
地の果て迄行って来たからな!
さっさと解放しろょー
釈迦は尋ねます
地の果てまで行ったという 証明は有るのか?
孫悟空は威張って答えます、、
細長い山々の真ん中に 俺の名前を書いて来てやったぜ、、、アハハ
釈迦は尋ねます、
おまえが書いたというのは このことか?
釈迦の中指には
”斉天大聖ここに参上 ”と書いていましたね
何をか言わんや、
上には上がある、自信過剰を戒める話だな
トムも若い頃は それは自信過剰だったね
今は ちと 自信不足だな、、、m。
またね。(*^_^*)