5・6・7月に観た洋画の話

映画のレビューが、
だんだん雑になってきましたね

１作ずつレビューしていた頃が懐かしい・・・
３ヶ月分ですもんね。怠けすぎかしら

まぁー、自分の鑑賞記録として、
自己満足で適当に綴っているので御勘弁を



５／１５（火）小牧コロナにて
　クィーン
公式サイト　：　http://queen-movie.jp/

1997年8月ダイアナ元妃の突然の死。
世界が涙に濡れたその時、イギリス王室は・・・。
エリザベス女王の心中を冷静に忠実に描いた物語。



この映画は、この３ヶ月に観た11作品の中で、
ワタシに一番インパクトを残した作品だ

菊池凛子がアカデミー助演女優賞を
獲るかもと騒がれていた第７９回アカデミー賞。
日本では誰も主演女優賞に気に留めもしなかったが、
なぜ…お年を召したヘレン・ミレンが主演女優賞を獲ったのか。

この作品を観れば分かると思う

庶民とはかけ離れた場所に実在する
イギリス王室、現役女王の完全コピーに成功してます。

日本では絶対にありえないよ・・・この映画

天皇陛下が寝る前に美智子様に
「みっちゃん、おやすみ～」と声をかけているとか…

安部総理が天皇に電話かけてケンカ腰とか…

それが映画化しちゃうようなこと、
日本ではありませんよねw(￣Д￣;)wワオッ!!

製作者はブレア首相贔屓なのか…
王室反体制的ような反面…
エリザベス女王擁護している面もあって…

あの世界が騒いだ大ニュース（ダイアナの死）を、
ココまで地味に、こんなに皮肉って、
まるで大したニュースではなかったかのように
描いてしまうところがスゴイ

実に興味深い作品でした




５／１７（木）１０９シネマ試写会にて
　ＧＯＡＬ！２
公式サイト　：　http://www.goalthemovie.jp/index.html

Ｗカップでサッカー熱をおびていたこともあってか、
大して期待してなかったのに、キャラクター設定が
シッカリしてたことがよかったのか、
ワタシは「ＧＯＡＬ！」一作目を楽しんで鑑賞した。

１作目のブログ　：　http://blog.goo.ne.jp/tokuzuki/e/e5a514bea6a45b64250269d70f3d314c

１作目がいい感じにスポコンだったので、
２作目に期待したのがイケなかったかなぁ・・・ヒドイ・・・酷すぎる。

今回はプレミア・リーグを舞台にしてますが、
サッカーはどうでもよい感じです



今回は、頭の悪い弟に振り回されたりと、
サッカー選手の夜遊びや女遊びで彼女とゴタゴタしたり、
それはどうでもいいんだけど、スポコンはどこに行ったの

この映画みるくらいなら、
ヤベッチＦ．Ｃ．かスーパーサッカーを観てた方がいいね。

ラストなんか本当にひどい・・・　ネタバレ

ボールの周りにＣＧで加工を加えたために、
少林サッカーパクリみたいになってたし、
クライマックスシュートを決めたのは、
主役のサンティではなくベッカムだった

誰の映画なんですか？

３作目には中田ヒデが出るらしいですね。
３作目のクライマックスシュートを決めるのが中田だったら、
映画としては最悪ですが、日本人は大喜びのはず。

映画の内容はあんまり興味が湧きませんが、
中田の出演だけが気になります。ミーハー

あーあ・・・　なんか残念な作品です




５／２９（火）ＹＵＫＩさんと試写会（鶴舞）
　３００
公式サイト　：　http://wwws.warnerbros.co.jp/300/

実写の癖に、超劇画タッチ。



北斗の拳のごとく、男性は基本的に腹が割れてます。

北斗の拳のごとく、人間のサイズが間違った敵が現れます。

ワタシが期待していたのは、
スパルタの軍人がどんな厳しい修行を受けて、
強靭な肉体を作ったのかということだったのですが、
その辺りは簡略説明のみで、
気がつけば腹が割れてます（笑）

腹の割れ具合が実に美しく描かれていた
それだけの映画でした（笑）

７／１６（月）旦那クロさんと星が丘ミニシアターにて
　ホリデイ
公式サイト　：　http://www.holiday-movie.jp/top.html

チケットを貰って軽い気持ちで観に行ったのですが、
それがよかったのでしょうか？意外と楽しめました。

同じ時期に失恋した２人が
互いの家を交換して失恋休暇をとることにする。
その休暇での出会いを可愛らしく描いたラブコメディ


このロンドンのアイリス（ケイト・ウィンスレット）の家と・・・


ロスのアマンダ（キャメロン・ディアス）の家を交換ですよ

どっちも素敵ですね

キャメロン・ディアスもキュートだったのですが、


ケイト・ウィンスレットが演じるアイリスが、

いい表情をするんですよね
泣いても笑ってもアイリスという役柄が脆くて素敵で切なくて、
胸がキューっ　となりました

チラッと友情出演している
超大物俳優サプライズもよかったっ




７／１７（火）テラコちゃんと試写会（池下）
　オーシャンズ１３
公式サイト　：　http://wwws.warnerbros.co.jp/oceans13/

ついにシリーズ完結編と言われてます。



完結編にしては、ジュリア・ロバーツも
キャサリン・ゼタ・ジョーンズも出てないから華がない

1では、オーシャン（ジョージ・クルーニー）の恋模様、
２では、ラスティ（ブラッド・ピット）の恋模様、
３作目となる今回は、ちょっと勘違いのライナス（マット・デイモン）
のお相手としてエレン・バーキンなわけですよ

彼女、５０代では確かに綺麗だと思いますが、
話の展開としては、ライナスには荷が重い感がヒシヒシと伝わる
４０代綺麗どころがよかったな(○￣ ～ ￣○;)ウーン・・・

希望としては、例えば、ニコール・キッドマンとかハル・ベリーとか、
それくらいの４０代セクシーが適していたのではないかと思う。



敵役として、大物　アル・パチーノ　で
エレン・バーキンの華の無さを
フォローしにいったのかもしれませんが、
残念・・・このシリーズでやっぱ悪い奴と言えば、
アンディ・ガルシアが定着済みで存在感大

アル・パチーノはこういう俳優だらけで、
ゴチャゴチャした映画ではなく、
１人で熱演してるところを、
カメラにアップで抜いてもらえるような映画向きだと思います。


これからご覧になる方は、
一作目のイレブンと同様の期待してはいけません。
やはり、シリーズ物ですからトーンダウンは已むを得ません

でも、何だかんだ言っても、
ワタシは好きな映画だったね


大爆笑するようなところはないんだけど、
見ている間、結構、軽く噴出したりして、
始終にやけてしまうシーンばかり(*￣m￣)プッ

テンポのよいリズミカルなストーリー展開と、
13人もいるのに…目茶キャラの濃いメンバー

カジノが日本風でお相撲さんが見世物になってるとこや、
ラスティ（ブラピ）の変装など、
確実に無駄とも言える演出が小粋です

そうそう、映画の中でオーシャン（ジョージ）がオプラという
アフリカ系の女性司会者の番組で涙するシーンがありますが、
ご存知ない方のために説明を。

　オプラ・ウィンフリー

ワタシは昔、ウーピー・ゴールドバーグ主演の
「カラー・パープル」という映画で
オプラ・ウィンフリーの熱演を観ましたが、
いつのまにか演技の道は捨て、
喋りで頂点に登りつめたようです

オプラはアメリカ版みのもんたらしいですよ（笑）
全米中の奥様の悩み相談にのり、
全米中を感涙洪水にしてるみたいです
ヒラリーに対抗できるのは彼女しかいないと言われる
超人気の名司会者らしいです


人気奥様番組をネタとして取り入れてしまう気さくさも、
13人が全員役立っているのか微妙な感じも、
それは反則だろっ　と誰もが思う
オーシャンの作戦も、
ラストで報われない人が、
オマケのように報われちゃう感じも…
ヌルイ笑いがこのシリーズならではですね（笑）


このシリーズは全体的に出演者の豪華さとは裏腹に、
熱演とか見どころとかそういうのはなく、
肩に力を入れずに、
楽しましてくれる感じが結構好きです



おーーー、文字数がオーバーしそうだぁ
長文を書ききった達成感で勝手に満足

長文読解、皆様、ご苦労様でした