すいーと雑記帳

とっこの独り言

米軍キャンプ・シュワブ内にも遺骨が埋まっている!

2014-09-25 12:58:42 | 日録・雑感など

9月25日 THU    31℃

 今朝の沖縄タイムスに、「ガマフヤー」代表・具志堅隆松さんの記事が載っていました。

 具志堅さんは、30年以上も沖縄戦で亡くなった方々(日本兵も沖縄の人たちも)の遺骨を掘り続けて、なんとか遺族のもとに返そうとする活動を続けておられます。ご自分のお仕事をしながら、まったくのボランティアで沖縄戦の遺骨収集作業を地道に続けておられる具志堅さんの活動に心から敬服しています。(たまたま息子がお世話になっていたり、家がご近所だったりのご縁で、時々お話させてもらいますが、本当に謙虚で誠実な方で、お会いするたびに、自然と頭が深々下がります。私も一度だけ、自宅近くの現場で作業のお手伝いをさせてもらったことがあります。 「ハーフムーンで遺骨収集 2010年9月26日

那覇市・真嘉比のハーフムーンで見つかった日本兵の遺骨の収骨作業をする具志堅さん(2010年9月26日)

 

 今朝の沖縄タイムスの記事で、初めて知ったのですが、今、辺野古新基地建設で注目されている米軍キャンプ・シュワブ内にも、沖縄戦当時に収容所で亡くなった方々の遺骨がそのまま埋まっている、とのこと。驚きました。苛烈な沖縄戦をやっと生き延びて、その後入れられた収容所で、こんなに多くの人が亡くなって、その後何十年も地中に埋まったままになっていたとは!

記事の最後で具志堅さんが語っておられる言葉に胸打たれます。本当にその通りだと思います。

「戦争の犠牲者の遺骨の上に、新たな戦死者を生む基地を作る。これ以上の死者への冒瀆(ぼうとく)はないって気づいたんです」

 


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