せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

コガシワ=カシワXコナラ

2012-01-08 | 日記
ウィキペディアによれば、そもそも種とは同地域に分布する生物集団が自然条件下で交配し子孫を残すことのできる生物分類上の基本単位のことである。近縁の種が近接して存在する時にその雑種F1が生ずる可能性が出てくる。この雑種F1は一般的には不稔性あるいは雑種弱勢であるはず。そうでなければ種の独立性は成り立たないだろう。最近アメリカTVドラマ「THE EVENT/イベント」シーズン1を見た。その中で地球外から来たエイリアン?がヒトとの間にできた子供は中間の形質を受け継いでいた。雑種が生き延びて子孫を残せるのならばその親は同一種ということになるから地球外からきた彼らはエイリアンではないのかもしれない。早くシーズン2を見てみたいなあ。


コガシワ

葉が落ちて裸になった雑木林の中でカシワだけは枯れ葉を残している。しかし職場の駐車場横で見つけたこの木は枯葉をつけてはいるがカシワではない。同じ様な木を近くの公園でも見かけた。


葉をよく見ると葉柄はなく葉の鋸歯はカシワほど丸くないけどコナラほど尖ってもいない。大きさもカシワほど大きくはないがコナラより大きい。要するにカシワとコナラの両者の特徴をもっていて、このようなカシワとコナラの雑種と思われる個体をコガシワと呼ぶ。カシワとミズナラの交雑種はカシワモドキと呼ぶらしい。


これは2009/6/7撮影したもの。



コナラ

2011/12/16児童公園で撮影したコナラの黄葉。



カシワ

2009/9/22撮影した公園のカシワ。葉柄のない大きな葉と大きな丸い鋸歯が特徴。


樹皮もコナラより凹凸が大きい感じ。



冬芽の比較

左の写真の左がコガシワで右はコナラ。右の写真はカシワ。

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