賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

スーパー・エクセルサ

2010年06月09日 | バラ
6月5日は町田市の薬師池公園のあとは野津田公園のばら広場へ。

俯瞰すると、ごらんのように真っ盛りという状態でした。
特に写真左側のほうにある修景ばらやツル仕立ての2列は咲き競っていました。
  
上の写真では、いちばん手前に見えている「スーパー・エクセルサ」。
1986年にドイツのHetzelが作出したラージ・フラワード・クライマー(伸長力が特に強くしなやかなランブラー・タイプとよばれるツルばらとハイブリッドティーやフロリバンダなどが交雑して誕生した系統)。
濃いローズ色のポンポン咲きで多花性。香りはかすか。
  
「ファイルヒェンブラウ」は1909年にドイツのSchmidtが作出したハイブリッド・ムルティフローラ(ノイバラを交配親にしたツル性のバラの系統で、花は大きな房となって開花する。ランブラーとして扱われている)。
鮮やかな赤紫色で花弁に白のフラッシュ(縞模様)が入る。咲き進むと青みを、散り際にはグレーを帯びる。
品種名はドイツ語ですみれ色の意味だそうで、流通名は「ブルー・ランブラー」。参照しているNHK出版「バラ大百科」では流通名で記載されています。(索引にはファイルヘンブラウ→ブルー・ランブラーと記載されていたので助かりました)
  
「サマー・ウインド」は1985年にドイツのコルデスが作出したシュラブ。
桃色で半八重のカップ咲きから抱え咲きになる。花弁に切れ込みが入る。
「バラ大百科」では「ゾマーヴィント」で記載されていて、国内では「サマー・ウインド」という名称で売られることもあると書かれていました。