賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ホノオノナミ(焔の波)

2009年05月23日 | バラ
5月16日の川崎市・生田緑地ばら苑から、つるバラを。
  
朱紅色の「ホノオノナミ(焔の波)」は1967年京成バラ園芸の鈴木省三氏が作出。
  
1953年にアメリカのE.S.Boerner氏が作出した「パレード」。
花径約12cm、ローズ色のロゼット咲き大輪。満開になると丸弁のゆるいカップ咲きになる。
3~5輪の房咲きの花が枝先につき、春から晩秋まで咲き続ける。


欧米ではフロリバンダとして扱われる「リバプール・エコー」。
1971年にイギリスのS.D.McGredy氏が作出。

サーモンピンク色の丸弁平咲き。
日本では枝が長く伸びるのでつるバラとして扱われることが多い。
  
こちらもS.D.McGredy氏が1963年に作出した「アンクル・ウォルター」。
光沢のある赤色で剣弁高芯咲き。香りは濃い。
ハイブリッド・ティーとされるが、日本ではつるバラとして扱われている。
2歳の時に亡くなったバラ育種家の父の農場を守ったのが、父の妹の夫・ウォルター・I・ジョンストン氏。
この「アンクル・ウォルター」は感謝を込めて捧げられたものでしょう。
マグレディ氏は1972年にニュ-ジーランドに移住しており、生田緑地ばら苑には
「ニュ-ジーランド:マグレディ作出」のプレートを数多く見かけます。