何処までいけるか。何処にいこうか。

登山をはじめとして、自分が感じた日本の良い所を20代の目線で発信したい。

山行記録[Part2]濃霧の大山(日帰り)

2017-06-26 19:01:19 | 登山
お久しぶりでございます。
6月11日から2週間あけて、今回は手頃に
神奈川の名峰【大山】へ行って来ました。

前日までは大菩薩嶺の予定でしたが、雨の予報が強かったのもあり急遽予定変更。
夜中の1時くらいに今回は手頃に行こうと決めて【大山】へ行くこととしました。

今回も車でのアクセスです。
地元から下道で1時間くらい。大山の市営第二駐車場に車を停めました。


バスの奥にほんのろ映っていますw
公共機関を使用してのアクセスだと小田急線で伊勢原まで行き、そこからバスの利用となります。

公共機関を利用すると時間的な縛りが出て来てしまうのが少しネックです。ただ、自分で運転しなくて良いのはだいぶ楽だなとも思ったり。。。
登山時の交通アクセスはいつも悩みますね。

大山はとてもメジャーな山で、東京近郊の中では高尾山の次に人気なんじゃないかと勝手に思っています。

ただいつでも行ける距離にあると逆に足が向かないモノで、こんな時とかにちょうど良いなという感想でした。

今回のコースは
往路【市営第2駐車場〜大山ケーブルカー駅〜女坂〜大山寺〜阿夫利神社下社〜富士見台〜大山山頂】約3時間

復路【大山山頂〜富士見台〜阿夫利神社下社〜大山ケーブルカー駅〜市営第2駐車場】約1時間半

往路は全行程を自らの脚で進みました。復路は疲れたので課金課金。
ぶっちゃけ往路も課金してたらもっと気楽だったのかなと後悔していますwww


今回の山行を共にしたNAKA氏どうもありがとうございました。


冒頭に書いた通り、当日の夜中の0時にNAKA氏に電話。
明日どうしようかと。展望は期待できないけど、山は登りたいねってことで意見が一致。
とりあえずパッと思いついた【大山】に行こうと行って就寝。
朝の6時に起きてせっせと準備。山登りの準備を前日までに全くしなかったのは今回がはじめてかも。

9時に相模原駅で待ち合わせをして出発。

途中コンビニに寄ったりしながらゆっくりと進むこと約1時間
10時過ぎに【市営第2駐車場】に到着。ここは1日の駐車料金が1000円。

もう少し下に第1駐車場があり、そちらは1日600円。ただ、けっこう歩く距離が増えるように感じたので今回は近い方にしました。

準備をして10時20分に出発。


けっこう人いるな〜って感じでした。
最初は【こま参道】という参道を通ります。階段も多くて案外きつい。。。


ただ、こんな感じで出店がけっこう立ち並んでいました。この踊り場?のことを「こま」というのだとか。

詳しくは【こま参道】に書いてあるので行かれた時に確認してください。

【こま参道】はクイズなんかが途中にあったりして飽きずに歩けます。
なにより、この時は道端に紫陽花が咲いていてこれがまたとても綺麗だった。



割と登ったところで後ろを振り返ります。

奥の方は真っ白。

だいたい15分ほどいくと【大山ケーブルカー駅】が出て来ます。

これからいく上の方は真っ白です笑

ケーブルカーは毎時20分ごとの発進です。
僕らが乗るか乗らまいかをうだうだしていたら、ケーブルカーが発進。。。

次まで20分もここで待つのか。。。となったので
自らの脚で登ることに。

ケーブルカーなら6分で行くところを、40分歩きます。

男坂女坂登山道は【こま参道】をケーブルカー駅に折れずにまっすぐ進みます。

こんな感じの緩やかな階段が少しありその後、男坂女坂の分岐に差し掛かります。
文字通り男坂の方がコースタイムは短いのですが、【大山寺】をすっぽかして行ってしまいます。

どーせ歩くなら途中に見るものあった方が良いだろうと【女坂】を選択。
しかし、登ってみた感想としてはこれで【女坂】なら【男坂】はどんだけキツイんだと。。。


【女坂】は序盤、沢をこんな橋でなんどか横切りながら進みます。


さすが、信仰の山だけあって霧も相まってなんだか神秘的な感じがします。
曇りも悪くないなとこの時までは思っていました。
この時までは。。。

だいたい20分ほど登ると【大山寺】に着きます。
けっこう古ぼけている感じで時間帯と人数によっては気味が悪いかも。。。

と思ったら、ここは違ったみたいです。
もう少し進むと立派な階段が現れました笑



ここの階段が綺麗なのもあってか大山寺の写真を見事に撮り忘れました。。。
この辺りから、夏の低山の洗礼を味わいます。
曇りもあってとにかく湿気がすごいのです。
汗が止まらない。気温自体が高いわけでもないのにとにかく汗が止まらない。去年の塔ノ岳で熱中症になったことを思い出します。

大山寺の右側を進むと登山道に出ます。
ほんでここからがとてもしんどい。


異様に急な階段が永遠と続く。
これが本当に【女坂】ですか?と思ってしまいます。汗も吹き出るしそんなにきつくないと思ってた分余計にしんどかった。。。
【大山寺】を出てから15分くらい登ると男坂との分岐合流になります。


【女坂】方面からの階段


ここまで来ると【阿夫利神社下社】はもうすこし、公衆トイレなんかを横切り5分もすると
【阿夫利神社下社】の下の茶屋に着きます。


ここら辺はとても綺麗に整備されていて、今までの道のりは何だったのかと思うばかりだった。
【阿夫利神社下社】までは見ての通りまだ階段があり、うんざりする。

階段を登りきるとケーブルカー利用者のスタートラインである【阿夫利神社下社】に到着。



雲の切れ間が顔を出します

ケーブルカーを利用しないで頑張ったご褒美でしょうか。江ノ島方面まで見渡すことができます。
しかしながら、結局【市営第2駐車場】から【阿夫利神社下社】までで1時間も使ってしまいました。

10分ほど休憩をしてから再度進みます。

【阿夫利神社下社】を左手に進むと扉?がありその奥が登山道になっています。

この階段が最初からものすごい角度になっている。
【大山】ってもっと気楽な山だと思ってたんだけどな。山を甘くみていたことを後悔しました。


途中でお会いしたこの方達も天候と時間をかんがみて、今日は撤退するとのことでした。
自分達の脳内にも「撤退」の二文字がうっすらと浮かびますが所々開ける景色をみて
もしかして山頂からでも綺麗な景色が見れるのではと淡い期待をしてしまいます。


【大山】は登山中の標識が「号目」ではなく「丁目」となっていて【阿夫利神社下社】1丁目で【山頂】は26丁目になっています。
おそらく、山頂というより、阿夫利神社本社に向かっているために「号目」ではなく「丁目」を使用しているのではないかと睨んでいます笑 時間のある時に調べてみますね。

しかしながら、信仰の山だけあり濃霧も相まってどんどん雰囲気が増していきます。




途中に牡丹の花に見えるという岩があります。何とも言いがたいですが、昔はそう見えたのかもしれません。

先をいくNAKA氏も神々しいです。


30分くらいいくと葦毛?との分岐にかかります。


ここをすぎると木道に入ります。

この木道の左手が個人的にけっこういい感じで、割と大きな木がずらりと並んでいて林業の方々が綺麗に間引きしているのでしょうか。ただ、ここもまた何かが宿っているような美しさでした。



ただ、この道はけっこ短くこの先はかなり単調な購買のきつい道となり、苦行の色が濃くなります。
かれこれ1時間ちょっと過ぎたあたりでやっとこさ最後の分岐に差し掛かります。


山頂はもうすぐです。完全に雲の中になってきています。山頂の展望は厳しそうだねと話しながら進みます。というか小雨も降り始めています。。。





鳥居を過ぎると山頂近くの茶屋に出ます
そしてそこにはこんな文字が!!!

おぉ!神の御慈悲か!雨予報の中がんばってケーブルカーを使わずに登ったことへのご褒美か!
勢いよく振り向きます!!!

うーん。この。あるある。
つくづく富士山とは縁がないというか。前に富士山がとても綺麗に見えるという三つ峠山に登った時も富士山はかけらも見えませんでした。
同じく丹沢山系の塔ノ岳に登った時も周りは晴れているのに、富士山だけが雲に飲まれていました。

こういうのは運なので仕方ありません。
というわけで【大山】登頂です。

湿気とケーブルカーの不使用で思いの外、大変な山行となりました。
山頂から見晴らし台方面に階段を降りるとトイレがあります。けっこう立派なもんでした。トイレの前は大きな広場となっていて前も開けているので、晴れていれば大展望が望めるのでしょう。


山頂で簡単に食事とコーヒーを嗜み30分程度休んだら早々に帰宅。
帰りは雨足も強くなり、霧もすごくて足場も悪いし暗いし暑いしで心地悪い帰路となりました。
なんか神々しいというよりは、おどろおどろしい感じです。嫌いではないけど。
狐にばかされているのでしょうか。




1時間程度で【阿夫利神社下社】の最初の急勾配な階段に着きました。
こんな雰囲気だったっけ?


ケーブルカー駅までの道もなんだかすごかった。


ケーブルカーで下まで降りて、車まで【こま参道】を歩いて戻ります。
下山後にみるジュースやカキ氷の文字はなかなかに強い誘惑でした。

大山自体にはけっこうバスが来ているようで、公共交通機関でのアクセスも悪くなかったかもと思いました。

車まで戻ると、自分が仕事でお世話になっている「さざんか」という日帰り温泉に入って帰宅しました。
ここは露天やサウナも完備していて清潔感もありますが、丹沢界隈では値段が1番安い温泉でおすすめ。
750円でゆったりとした汗を流せます。
ただ、丹沢系統の山からのアクセスがイマイチ。
電車で途中下車するか、車がないと行きづらい場所にあります。まぁ他の温泉施設もそんな変わりませんが笑

ということで帰宅。
今回はNAKA氏と共に【大山】にいきました。
信仰の山だけあり、神様も妖怪もいそうな不思議な山でした。
いちよ、日本三霊山全てに登ってはいますが今までで1番何かがいそうな山でした。

間も無く梅雨明けだそうですね。今年は結局あまり雨が降らなかったように思います。
アルプス等のシーズンになりますが、残雪が残っている場所も多そうだなと。
皆様もお気をつけてくださいね。
では、また7月中に更新できれば嬉しいです。


以下今回のコースタイム等
10:20 大山市営第2駐車場
10:40 大山ケーブルカー山麓駅
11:00 大山寺
11:15 阿夫利神社下社
12:15 葦毛分岐
13:00 ヤビツ峠分岐
13:15 大山山頂

下山
14:00 大山山頂
15:00 阿夫利神社下社
15:30 大山市営第2駐車場
16:00 秦野温泉 さざんか

写真撮影機材
PENTAX k-s2
IPhone 6

インスタもやってますので遊びに来てください。
山や星の写真、動画を載せてま す。
http://www.instagram.com/ikutakimoto/

山行記録[Part1]梅雨の谷川岳 (日帰り)

2017-06-12 17:20:25 | 登山
はじめまして。
登山という趣味をはじめてから1年が経ちましたので。
記録として、また、同じ趣味の方のコースの参考になればと思いブログを書いていこうと思います。

ではでは

記念すべき投稿第1回目は
初心者も登りやすくて、眺望もいいことから人気の【谷川岳】です。

谷川岳は魔の山としてもしられていて、多くの登山家の方々がこの山で命を落とされています。
しかし、それはコースと季節の問題であり、基本的には子供でも登れる山です。

アニメにもなった漫画【ヤマノススメ】でも物語の主軸を担った山でした。

山へのアクセスもそれほど面倒ではなく、水上駅からのバスと土合駅からの徒歩、車でのアクセスも可能で駐車場も基本的には停められなくなることはないんじゃないかなという印象です。

今回は車でのアクセスでした。
往路【大泉IC〜水上IC〜谷川岳ベースプラザ】約3時間
復路【谷川岳ベースプラザ〜水上IC〜大泉IC】約4時間
帰りは事故渋滞にはまりました泣

今回のコースは1番一般的なコースでロープウェイを使って天神平まで登りそこから谷川岳の両耳を目指すコースで、帰りも同じコースを降ります。
コース詳細
往路【谷川岳ベースプラザ〜(ロープウェイ)天神平〜熊穴沢〜天狗岩〜肩の小屋〜トマの耳〜オキの耳】
復路【オキの耳〜トマの耳〜肩の小屋〜天狗岩〜熊穴沢〜天神平〜谷川岳ベースプラザ】


梅雨入りのニュースを見てしばらく山は行けないかなぁと思っていた金曜日。
数日前に久々に大学時代の後輩に声をかけどこかに出かけようと話してたのもあり、今週は山を控えようと考えていました。
それでも自然の観れる場所でゆっくりご飯なんか食べたいなと思い、ユーシン渓谷を企画していたのですが
土曜の出勤で事務作業からの現実逃避をしようと色んな場所の天気等(最初はユーシン渓谷の天気を観ていた)をみていたら、谷川岳が快晴のマーク!

谷川岳は天気が安定しないことで有名だったので、終日快晴の予報は神からの啓示のようなもの
すぐに後輩に電話をして行き先を変えても良いか確認、OKがでたので高ぶる気持ちを抑えて仕事をした笑

車で3時頃に後輩を迎えにいき、4時に大泉ICから関越道にのり
6時には谷川岳ベースプラザに着きました。

ロープウェイの始発は7時ちょうどからです。準備や朝食をした後いざロープウェイへ!
ロープウェイは往復で2060円です。MONTーBELLの会員だと100円安くなります。
安月給のサラリーマンにはこの100円が大事なのです笑

始発のロープウェイに乗り天神平へ

天神平からさらにリフトを使って天神峠にも行けます。
コース的には途中で交わるので私はリフトへの課金はせず、自らの足で向かいます。
ちなみに天神平からの景色もかなり良くて、天神峠はさらに周りを散策でき、高山植物の観察ができるとのこと。
散歩気分でかなりの絶景が観れるので、体力ない方にはオススメです。


天神平のリフト横から対岸?に見える白毛門等を写真に収めたら、リフトの奥に進み緩やかな登山道を進みます。
今回は雪が残っててちょっとわかりにくかった笑





最初は小さなアップダウンが続きますが、基本的には平坦な道が続きます。



ただこの道は基本的にはトラバース、つまりは山を迂回するような道のりです。
道自体が狭くなっている箇所もあり、滑落の危険性もある道なので注意が必要だなと感じました。
特に残雪もあり、雪の上を歩く箇所もありましたので、行かれる方は注意してください。


道中右手には谷川岳の両耳が見えているので、気をつけていればとても気持ちの良い登山道です。


また、白毛門方面も綺麗に見える箇所もあり飽きずに進むことができました。
足元には注意がひつようですが笑


30分〜40分くらいいくと、リフトからくる道と合流します。
自分たちの登ってる時間ではリフト方面もから来る方はいませんでした。
合流地点はリフト方向の 道は雪が多く見受けられたので、あまりみんな使ってないのかな?

そこからちょっといくと【熊穴沢】に着きます。
合流してから【熊穴沢】までは本当にすぐでした。

ここで小休止をはさみます。
中に入って座って休憩する方も多くいました。自分たちは上を脱いだりと体温調節をして、水分補給をしたらすぐ出発!

【熊穴沢】を出ると途端に道が険しくなります。先ほどまでの道と角度が全然違ってきます笑
また、先ほどまで見えていた谷川岳の両耳は息を潜めてしまい、これから進む急勾配な道のりがずっと視界に広がります。
30分ほど登って岩場に着きます。

おっ!天狗の留まり場かな!?結構早いなぁ
なんて思っていたら全然違いただの岩場でした笑
岩場に登り前後左右を見渡します。


大きな雪渓が見えます。
あそこを行かないといけないのかぁ
6月といえどやはり山はまだまだ残雪期です。



そこからさらにぐんぐんと登り標高を稼ぎます。
一緒に来た女の子は岩の段差に苦労していました。
こういう時に女性は大変だなぁ
よくがんばるなぁ
なんて関心したりします。

しばらくすると、今度こそ【天狗の留まり場】です。

振り返ると結構遠くまで見渡せます。

谷川岳は良い距離感にこういうポイントがあるので歩きやすいです。
5月にいった富士見平からの【金峰山】はポイントごとが長くて結構しんどかったです。

また、しばらく急勾配な道を進みます。所々手を使うような場所もあったので
軍手でもいいのでなにかグローブがああったら便利だと思います。ストックの使用に慣れてない方だと谷川岳でのストックは邪魔になるだけかもしれません。。。

雪渓の手前に【天神ざんげ岩】があります。
今までの自分の業をここで懺悔しておきます笑

きちんと懺悔したこともあり、終日天気が良かったです。
行かれた方は天神さまt僕にならってここで何か懺悔するのも良いかもしれません。
後輩は「自分は日頃から良いことを心がけてるんで」といって、近づきもしませんでした。
確かにこの後輩はいい奴なので、何も言えませんでした笑 それがまた悔しい!笑

さて、ここであの雪渓が我々の行く手を阻みます。
事前の情報ではキックノックができれば問題ないとのことでした。
しかし、今回は初心者が二人もいます。周りの方も進むかどうか悩まれてる方もちらほら。

僕らは、女の子に我が【チェーンスパイク】後輩には我が【ピッケル】を授けて進むことに。
自分はキックノックでひょいひょい進みます。その前の週にいった、木曽駒ケ岳の千畳敷カールの方がよっぽど凶悪でしたね。


チキンと登れれば雪渓を進むのもなかなか楽しいものです。やはり、雪には人をワクワクさせる何かがあるのかもしれません(単に自分が子供なだけかも笑)

この雪渓を登りきると【肩の小屋】は目の前です。
トイレもあり、ここで休憩や食事をする方は非常に多いです。下山の時なんか道の両端に人とザックが隙間なく並んでて驚きました。


ヤマノススメでもこの標識はとてもきちんと描かれてました。ファンとしては聖地巡礼なのでちょっとテンションが上がります笑

【肩の小屋】の裏手?からは万太郎方面の稜線が広がっており、個人的にはここが1番綺麗だった印象です


こういう稜線をみると、これを歩いていくとどこまで行けるのかなぁ
とか考えてしまいます。また、谷川岳にくる時は今度はこっちに進んでいきたいものです。

ここら辺で風が随分冷たくなり、ウェアを着ます。
1つ目のピークとなる【トマノ耳】はすぐそこなのでご飯は後回しにして先にピークハントを済ませてしまいます。


混み合ってて【トマノ耳】の写真をこれしか撮ってませんでした笑
あまり広い山頂ではないので、写真撮ったら次の人にすぐ譲ってあげた方が良さそうでした。
人でごった返しになると危ないですしね。

さて、お次は谷川岳最高峰【オキノ耳】を攻略します。
【肩の小屋】を過ぎてからは登山道から外れなければ、危険な場所はありません。
人とすれ違う場合も十分な広さがあり、問題なく歩けました。
【トマノ耳】から【オキノ耳】までは1度大きく下ります。せっかく登ったのにという気もしますが、こればかりは仕方ありませんね。
しかも、近くに見えている割には距離がけっこうありました。

きつめの登りを登りきって

【オキノ耳】に到着!
谷川岳最高峰に登頂!わずかに2000mには届きませんが、この眺望はさすがの一言です。
遠くに北アルプスも見ることができ、これからのシーズンを考えずにはいられないような景色です。



【オキノ耳】の山頂は【トマノ耳】ほど狭くはありませんが、ここで長居できるような場所でもないので
写真を撮ったら即退散。
一ノ倉岳方面に進むと少し広い道になるので、そこで食事をすることに。

わざわざ持ってきたミニ机が映えます。
この机はけっこうお気に入り。600gと軽いわけではないけど割と使い勝手がいい。特にテント泊の時はちょっとリッチな気分になれる笑

食事をふくめて30分くらいだらだらしたら下山。
時間があれば一ノ倉岳にも行ってみたかったけど、往復2時間はちとしんどい。
帰りの高速のことも考えて今回はここで下山。

帰りも同じ道を戻るだけなので写真もほぼ撮らずにサーっと降りてしました。


2時間くらいで天神平まで戻ってこれました。
下りは急勾配なのでけっこう気を使う箇所が多くて、登りよりしんどかったです。

振り返ってみると、勢いに任せて登って降りてしまい、100%楽しめたかと言われると答えにくい部分があります。前の週に木曽駒ケ岳に行ってたのもあり、それと比較してしまったのかもしれないが
やはり、時間を気にしながら登ると、楽しさは減ってしまうのかも。。。
心の余裕を持てるようになりたいと思った山行でしたね。

次は6月末に大菩薩嶺にいくので、そこは楽しめるといいなと思います。

梅雨とは思えない谷川岳。
楽しさと課題のみつかる山でした。

ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
では〜


以下今回のコースタイム等詳細
7:00 天神平
8:00 天神峠分岐
8:10 熊穴沢
8:45 天狗の留まり場
9:20 天神ざんげ岩
9:45 肩の小屋
10:30 トマノ耳
11:00 オキノ耳

下山
11:30 オキノ耳
11:45 肩の小屋
12:00 天神ざんげ岩
13:30 天神平

写真撮影
PENTAX ks2
CANON 8000D
NIKON D5500

インスタもやってますので是非遊びにきてください。
https://www.instagram.com/ikutakimoto/