3年の小松です。16、17日の練習について。
8月16日
仰秀で石川、中山、徳毛、小松、名和、コーチ平出さんで出艇しました。風速は平均5~6メートル位でした。練習は、上下長めの走り(上りではロールタック練も)→ラウンディング→STOP&GO→スタ練→ラウンディング(最後ちょこっと小松ヘルム)をやりました。
ロールタック練では始めはクルーの息が合わず、ばらばらでしたが、途中からタイミングはそろうようになりました。ロールタックの時は、クルーは意識的に最後までしっかり体重をかけるようにしましょう。(ジェノアがバサッと来る時にライフラインから手を放すとヒールが起きてしまう…by宮本さん)ちなみに、斉藤さんは畠山さんから教えてもらった方法(タック後にジェノアをちょっと動かす?)で舵を使う量が減って減速しなくなったそうです。ヒールが起きて前にすっと出れるんだとか。
平出さんに指摘されて気付きましたが、潮目に入ると艇速が明らかに遅くなっていました。日ごろから潮を意識する必要があると思いました。
ダウンは、風が弱くてジャイブの時にフォアステイにひっかかってつぶれることが多かったですが、シートを長めに出してスピンを遠くに飛ばすようにしたら改善されました。ジャイブの時にスピンがつぶれかかったのを直すのにシートを引きすぎになっていることが多いので、すぐ元に戻すように心がけます。
8月17日
石川、中山、徳毛、小松、名和でホッパー練。日大からマストを借りて2艇で練習しました。中山さんはタック練、名和は沈起こし練、その他の人々はハンドリング練をしました。
名和は舵も持ちましたが、のぼしおとしの要求にすぐに対応できるようになって良かったと思います。タックとジャイブについては山中ででもじっくり考えてください。
(補足)これからしばらくは2番がスピンホイストをやることになりました。その方がスピンホイストも、ジブカットもはやくできるので。
8月16日
仰秀で石川、中山、徳毛、小松、名和、コーチ平出さんで出艇しました。風速は平均5~6メートル位でした。練習は、上下長めの走り(上りではロールタック練も)→ラウンディング→STOP&GO→スタ練→ラウンディング(最後ちょこっと小松ヘルム)をやりました。
ロールタック練では始めはクルーの息が合わず、ばらばらでしたが、途中からタイミングはそろうようになりました。ロールタックの時は、クルーは意識的に最後までしっかり体重をかけるようにしましょう。(ジェノアがバサッと来る時にライフラインから手を放すとヒールが起きてしまう…by宮本さん)ちなみに、斉藤さんは畠山さんから教えてもらった方法(タック後にジェノアをちょっと動かす?)で舵を使う量が減って減速しなくなったそうです。ヒールが起きて前にすっと出れるんだとか。
平出さんに指摘されて気付きましたが、潮目に入ると艇速が明らかに遅くなっていました。日ごろから潮を意識する必要があると思いました。
ダウンは、風が弱くてジャイブの時にフォアステイにひっかかってつぶれることが多かったですが、シートを長めに出してスピンを遠くに飛ばすようにしたら改善されました。ジャイブの時にスピンがつぶれかかったのを直すのにシートを引きすぎになっていることが多いので、すぐ元に戻すように心がけます。
8月17日
石川、中山、徳毛、小松、名和でホッパー練。日大からマストを借りて2艇で練習しました。中山さんはタック練、名和は沈起こし練、その他の人々はハンドリング練をしました。
名和は舵も持ちましたが、のぼしおとしの要求にすぐに対応できるようになって良かったと思います。タックとジャイブについては山中ででもじっくり考えてください。
(補足)これからしばらくは2番がスピンホイストをやることになりました。その方がスピンホイストも、ジブカットもはやくできるので。
何かの表現違いでなければ初耳だ。今度教えて~
>潮目で減速
減速することを意識しておく→減速に素早く気づく→早く加速に持っていけるってことでOK?
>2番がスピンホイスト
そういやうちらが入部した頃もそうだったね。了解です。
セーリングの理論面の講演のようなものでしょうか…。だれか理論強そうな人を送り込もうかと。
表題:「セーリングヨットと帆走性能」
日時:2010年8月28日(土)9:00~18:00
場所:東京大学 本郷キャンパス 山上会館
(プログラムや会場案内などの詳細は、当研究会ホームページをご覧下さい)
参加費:5,000円
http://syra.aero.kyushu-u.ac.jp/
説明→
セーリングヨット研究会という、研究会が1992年のアメリカズカップの終了後に始まりました。これは、アメリカズカップに関係した機関、大学、会社の関係者が集まって、ヨットについていろいろなことを話し合おう、という趣旨の元に発足した研究会 で、当時、大阪大学の野本先生、ヤマハの堀内さん、その他、各団体で中心になって活躍された方が参加されていました。
さすがに、その当時から20年近くもたって、会の様子も様変わりしており、出席者には、高齢者が目立つようになっています。この中で、ずっと座長されている、金沢工大の増山先生が、この研究会のこれまでの活動のまとめをしようと呼びかけたのが、今回のシンポジウムです。
先生の意図としては、このシンポジウムを、”玄人”向けの内容よりも、より、”素人”、”学生”などにもわかるように説明してほしいということを申しており、講演の内容もその線に沿ったように行うように言われております。また、テキストも作られており、セーリングを技術の方から理解してもらおうと、作られたシンポジウムです。
講演者も、どちらかというと学校関係者が多く、どちらかというと、”教科書"的な内容が多いかと思いますが、技術に興味がある方には、扱う範囲が広いので、おもしろいかと思います。その中で、私の担当部分は、どちらかと、実務的な内容で、現場に近い内容をしゃべろうかと考えています。
この様な背景を持ったシンポジウムなので、ヨットレースに直結する内容ではないので、実際にヨットレースをされている方で、それほど技術に興味がない方には、あまりおもしろい内容ではないかもしれません。
ホッパーでは、ヒールかけて風位まで回して、思いっきりロールでセール返して(カジは適正角までもうちょい切ったまま)、パワーが入って十分にヒールしたときに(パワーをためるイメージ?)いっきに適正ヒールまで起こすことで加速します。
これがJ24にもそのまま通用するのかはまだ分からないですが、感覚としては有用だと思う。最近仰秀でやっているロールタック練が以前よりロールのタイミングが早くなったと言われていますが、このホッパーのロールタックの感覚に近いイメージでやってるからです(たぶん)。
みんながこの感覚を理解してやれたら、このイメージがJ24でも正しいか否かすぐにはっきりすると思うので、みんな意識して練習しましょう。
>潮目
入ってしまった時のリカバリもそうだけど、コース取りとして潮目が分かるなら入らないようにしよう、という話でした。(この練習時は潮目が川のように白く見えてる海面でした)
>ロールタック
「ヒール」→「当て」の「当て」は、風位越えてすぐにヒールさせてジェノアを返す(=船を回す)当てと、それより遅めでヒールで上らせて回頭を止める(=船の回りを止める)当てと2種類あると私は思っていて、中山の言ってるのは前者ってことよね(たぶん)。
1年生が乗る時はできるだけ掛け声をかけるけど、意識共有していきましょう。
>ホイスト
強風時、オーバーセールした時、などによって優先順位は色々変わるけど、基本的には2番がやる方向であとは臨機応変に。とりあえず2番があげるシフトに慣れていないので、練習したいです。よろしくです。
ヨットにもう一年近く乗ってないし、ノートも日本に置いてきてしまったので、もう全然大したアドバイスはできませんが、記憶に有る限りだけ少し。
確かに4年の夏に軽風のタックが改善したのはよく覚えてます。
具体的なコツとしては、”横っ腹で回す感覚”だったと記憶してます。要はハルの取り回しです。
キールの横にハルが一番出っ張ってるところがあるよね、ヒールするとキールではなく、風下側の横っ腹が一番ボトムになるけど、
そこを支点というか、中心にしてボート全体が回転するイメージ。
だからまずロールタックはオーバーヒールをかけるけど、そうするとセール(前進力)はそこから風下側に来るわけだから、
回転モーメントになって(まあ要はウェザーヘルムですよね)、勝手にタックの方向にフネが回転すると。
で止まらないためにはそこからが肝心で、ちょうど風位でフラットに戻すイメージ。
そのあとは逆サイドにヒールをかけるんだけど、ヒールを入れ替えると逆側の横っ腹にボトム・回転中心が移って、
但し回転方向はタックの慣性でそのまま回っていくと。
一方でセールが新しいタックではらみはじめると、逆向きの回転(新しいタックでのウェザーヘルム)に力がかかるので、
慣性とセールのパワーがつりあったところでハルの回転は止まり、まっすぐ走るようになる感じ。
あとは、セールとヒールのタイミングを調節して、いかにスムーズに(急激な変化はスピードロス)、
また最後にキレイにクローズの角度に収まるようにもって行くか、それはもう回数を試すしかないかと。
舵はもちろん使わないのがベスト。微風だったら無くてもできるはずだし、ラダーレスでタックを試すのも面白いと思う。
ヒールだけでいかにハルを取り回すかということです。
ちなみに蛇足ですが、ロールはマジ全力でかけないとダメです。
南米人とかほんとガンネルが水没するまでかけてるので、、、それぐらいやってみて損は無い。
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このころはこの軽風のタックがきっかけで走り全体が大分良くなったんですけど、
それはたぶんこのタックを通じて”ハルを中心にしたフネ全体の取り回し”がだんだんわかってきたからだと思います。
全体のバランスの感覚がわかってくると、フネの挙動やヘルムを通じて、ジェノアとメインのバランスとか、リグが緩い・キツイとか、
セールの上下のバランスとか(上だけ開いて逃がしたいとか)、体重の前後バランスとか、リーウェイの度合いとか、
いろいろなことがバランスのズレとして感じられるようになるので、物差しというか調整点がいろいろ増えてきて、走りをどんどん改善できるようになるかと。
タックのほかでは、ラダーレスでスピンランやったりもしてたけど、あれもハルの動かし方の感覚を身に付けるには非常にいい練習だと思います。