三位三体（三柱鳥居）

神社の鳥居というのは普通は二本の柱のもので、3本の柱がある鳥居のことを知らない人が多いと思いますが、私の家から車で10分ほど行ったスカイツリーのそばの向島に三囲（みめぐり）神社というところがあり、ここに三柱の鳥居が二つあります。




東京池袋の三越デパートにあったライオンがいまここにあります。
三越は三井家の三井高利が創業者。
三囲は三井の井を口で囲んでいます。
http://www.mitsuipr.com/special/spot/09/




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そんな蛇足から入りましたが、何故、三位一体・三体の話をするかというと、
志摩川さんが素晴らしいバイブレーション動画をまた描き送ってくれました。
今日はこの新作を繋げて音楽を入れて「おもいで」に三つUPしました。

一つは「地球」のアートで今度は「A NEW EARTH」と名付け、それと「夜明けの祝福」です。

もうひとつが「神殿（三柱）」です。

この三柱鳥居は「三位三体」と関係があります。

皆さんがご存じの「三位一体」の三位は「父と子と聖霊」で一体はそれが一つの神であることを示します。
三位は一つの神の側面であることを意味します。
原始キリスト教ではそうではなかく三位三体だったのですが、今のキリスト教はイエスを唯一の神としたためか唯一神の違った三面でもともとは一つのものということになっています。

世間ではそれが転じて三つが一つになって、一丸になって、一緒になってという「三位三体」的に使われることが多いようです。
そのような意味であれば「三位一体」は正しいとも言えるのですが、キリスト教では厳密には一つの神を意味します。

それよりキリスト教の大きな罪は「人は神」を認めていないことです。人間は神に劣ると教えています。
イエスを唯一の神とするには三位一体は都合が良かったのだと思います。

「三柱鳥居」は「三位三体」を意味します。
「柱」は「橋」に「ら」がついて天と地を繋ぐもの、神の愛の道との解釈があるのです。
ですから三柱は三つの神と受け取っていいのです。三柱の鳥居を持つ神社は日本に5つ以上1あるようです。

（日本の神は一人二人ではなく一柱二柱と数える。また十字架の縦は神の愛、横は隣人愛）

原始キリスト教のイスラエルの神秘主義思想のカバラから紐解くと「三位三体」になります。

この辺は解釈の仕方でどうにでもなるので私は余りこだわりませんが、個と全体の調和という宇宙の基本的な法則は、個が個として独立しないと全体と一体になれないということがあります。
全体の意思と流れを個として自立して受け取るということです。

そしてこれはキリスト教が教えるように人は神ではなく、祈って神を求めていても成り立たないのです。
神の僕（しもべ）であるうちは永遠に自立できないのです。
私たち人間は神であり、神と同等なのです。
神と思いを分かち合うということは神と同等ということに気づかなければならないのです。

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