集会・パレード実行委員会

武田薬品工業湘南研究所(P3、バイオ、動物実験などの巨大研究施設)に立ち向かう市民の会

2月19日起工式、2月20日見学会に向けて

2011-02-15 15:13:45 | 実行委員会からのお知らせ
本ブログでもお知らせいたしましたとおり、1月30日に「市民参加の安全協議会を求める」集会とパレードが行われました。

しかし、多くの市民の安全協議会設置要求にもかかわらず、2月14日(月)、武田薬品と藤沢市・鎌倉市は「武田薬品研究所の環境保全協定」に調印してしまいました。

今回の協定では、動物焼却炉の外部委託は明記されましたが、P3実験では市と武田の協議によって開始可能の例外規定が設けられ、私たちが現時点でもっとも強く要求していた「市民参加の安全協議会」は近隣自治会・町内会役員との連絡会に留まり市民参加の安全協議会設置は盛り込まれませんでした。

市民が広く参加することができないということは、武田薬品湘南研究所や両市に対し、私たちは安全を保証させるための意見や異議を発することができないことを意味し、市民の生活環境、さらにはもっと広域市外の人々への生活環境、両市と武田のみで取り組み、連絡会(会議)があれば近隣自治会、町内会の一部の方だけが連絡を受け、意見交換などを行うに留まることとなります。
まして、実験動物の飼育環境やその取り扱い方などについては、金輪際、協議される余地など無いといっても過言ではないと考えられます。

住宅街に建設された、アジアでもっとも巨大とも言われる創薬研究所、動物実験施設が、このような内容の協定で良いのでしょうか?

武田薬品は、2月19日(土)、松沢知事や海老根藤沢市長、松尾鎌倉市長、近隣自治会役員などを招待して竣工式が行われることを発表しました。

私たちは、市民の意見を聞かない武田のやり方や協定書の調印に対し、19日の竣工式 20日見学会に向け、あらためて「市民参加の安全協議会設置」を要求する行動を行いたいと思います。
詳細は以下のチラシに記載してありますので、市民のみなさん、また将来を考える多くのみなさん、動物を過酷な環境から守ろうと努力されているみなさん、たくさんの方がお集まりいただき、行動したいと考えます。

こうした行動を通じてこそ、竣工式以降も市民参加の安全協議会設置要求や排水・排気、動物実験問題に付いての要求の実現に向け、運動が継続してゆくのだと考えます。
万障お繰り合わせの上多数ご参加頂きたくご案内します。



<竣工式、見学会に向けた宣伝・要請行動>

・2月19日(土):竣工式当日の宣伝行動
 9:00~11:00
 湘南研究所正面正門前での要請行動
 チラシ配布や横断幕、看板・プラカードを持参し、竣工式参加者、通行人、脇を通る湘南電車乗客等に訴えます

・2月20日(日):見学会での宣伝行動
 10:00~12:00
 湘南研究所正面正門前での宣伝行動
 見学会参加者に対して、チラシの配布を行います。
 見学を希望される方は、1時間交代でチラシ配布と研究所見学を行います。
 (武田薬品は、10:00~15:00まで研究所の見学会を実施をすると発表)



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