アサの四方山話

長靴の国イタリアから、トレンティーノ斯く斯く然々、、、

Canederli カネーデルリ

2005-10-30 06:01:14 | 
〈材料〉
乾燥したパン500g・卵2個・ルカネカ・フレスカ1本・プロシュット・コット50g・パセリ一束・おろしチーズ(パルメッジャーノ)適宜・小麦粉スプーン1杯・牛乳500cc

〈作り方〉
1. 乾燥したパン(*1)を小さくサイコロ状に切って、温めた牛乳を加え数時間寝かせる。
2. 一方で混ぜ合わせる材料を下ごしらえする。ルカネカは細く切ってフライパンで炒め、プロシュット・コットは小さく切る。(*2)
3. パンがおおよそ牛乳となじんだら、予め用意した2の材料と、ときほぐした卵、おろしチーズ、刻みパセリ、スプーン一杯の小麦粉を加えまぜる。
4. 卵大かテニスボールよりやや小さめの団子玉をつくり、小麦粉をふっておく。
   *1 正確にいうと、古くなって乾燥したパン
*2 ルカネカやプロシュット・コットがない場合、チーズやパンツェッタなど味のあるハムやチーズを代用

〈食べ方〉
1. コンソメスープで煮込み、パルメッジャーノとコショウを少々ふってスープとともに頂くのがトレンティーノでは一般的。身体が温まる冬に美味しいメニュー。
2. トレンティーノ方言で歌う『カネーデルリの歌』のよるとラグソースを加えるという食べ方もある。その場合は、塩を加えたお湯で煮て、別に作ったラグスースをかけて食べる、ということです。

もちろんたくさんのパンが余ったときは、たっぷり作って冷凍しておけばよい。カネーデルリが恋しくなるときは、そろそろ寒さを感ずる季節ということです。

イタリアは10月最終日曜日から冬時間に変わります。(現在イタリア時間はまだ29日深夜ですが、数時間で30日。夜中の3時に時間が変更になるらしい)

明日の朝から日本との時差は8時間となります。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
食べてみたい (リュウセイ)
2005-11-01 10:47:29
おいしそう。今度家でも作ってみようと思います。ところでルカネカ・フレスカってどんなものですか? また紹介してください。
返信する
リュウセイ殿 (よもやま)
2005-11-02 17:17:32
ルカネカは、じつは正確に発音すると『ルガネガ』luganegaなんですが、私の耳はどうしても『ガ』を拒否して『カ』になってしまうのと、実際に聞くと、この『ガ』は『エ』の口の形で『カ』と言っている感じなので『ルカネカ』と表記してしまった次第です。それはおいといて、これは、トレンティーノ地方の豚肉加工品のひとつで、伝統的な農家の自家製ソーセージ。フレスカっていうのはあまり熟成してないってことです。
返信する