ファッション/右

今朝、ファッションにうるさいちたんは「お姫様Ｔシャツ着る」とごねまくった。このTシャツはママがどこかで１００円で買ってきたもの。当然マルシー違反もので、非常に質が悪く、そんなにきていないのに首のところがデロデロになってしまったので、ぜひとも着てほしくない。というわけで、「後で新しいの買いに行こう」と持ちかけ、別の服を着させることに成功した。別の服といってもいつものくるくるワンピースだが。服の嗜好があまりに強く、ばばんちでも気に入った4着ぐらいを着まわしている毎日だ。
　保育園帰りに西松やへ。広告でプリンセスTシャツが９９９円とあったから。前の１０倍の値段だが仕方ない。ついでに日用品や水着（なんと３９９円、りょうくんのは２９９円）も購入。ちたんのプリンセス（おねーちゃん）狂いはいつまで続くのだろうか。ママがキャンディーキャンディー狂いをいまだにババにネタにされるように、ちたんのおねーチャン狂いも将来、ネタにされるのだろうか。
　ひとたび運動タイムとなると、ババダッチもママダッチも受け付けず、自らの修練にまい進するりょうへー。「おろせ」とばかりむずかり、おろすと静かに（うるさく）一人で「はっはっはっ」とやっている。大変なのが、こっちの都合で運動タイムと外出タイムが重なった時。もちろん、抱っこ紐やスリングには突っ張って入らないし、普通に抱っこしていても、力をこめて反り返るので、抱いている者がとてもしんどい。首が据わってきているのか、単に力が強いだけか。今日の西松やではジジとババが、行き帰りの車中ではママが大変だった。
　そのりょうへー、今日、突然、右に向いてうとうとしていた。得意方向は左。いつも左に向いて寝ているが、ようやく右にも向けるようになったらしい。呼ぶと右に向くこともある。大進歩だ。

マーメイド/しのび笑い

りょうくんがようやく反応し始めた。というか、よく「笑った」とかいうがそんな気がするだけで、赤ちゃんなんて話しかけなどに本当に反応し始めるのは半年過ぎ、もっというとコミュニケーションが取れるようになるのは2歳過ぎ、人間として会話できるのは今のちたんくらいだとママは思うのだが…。
　ともかく、最近、りょうくんはジジやババの馬鹿でかい声に「にやり」と忍び笑いする。口を大きく開けて笑顔の時もあるが、忍び笑いがなんともいい感じだ。授乳後も「へーへー」とか「あーあー」とか声を出し、なにやら話しかけてくれているような感じをかもし出している。
　今日は天気が悪いがジジが金魚の藻を買いにコーナンへ行こうと言うので、保育園のお迎えがてらでかけることに。登美が丘のコーナンを過ぎるや否やちたん様は「ここコーナンやで、コーナンここやでー！！！」と大主張。いつの間に覚えたのだろうか…。過ぎてイオンに行くと藻は売り切れだった。ちっ、やっぱり使えん。ペット売り場の横の米安物アクセサリー店ですっかり上機嫌のちたんにまたしても買わされてしまう。ジジババ、ママとちたんを放置して食料品売り場に遁走。使えん。
　晩御飯時、食器のお姫様を見て「これリトルマーメイドやで」というちたん。「マーメイドって何？」と聞くと「人魚姫やん」って。例の本を2回ほど読んだだけなのに、語彙が増える速さは感嘆モノだ。中学生になると新しい英語の単語なんてなかなか覚えられないのに。やっぱり外国語の早期教育は有効なのだろうか…。
　ちなみに金魚は出目金が一匹没。お墓を作ってやったが、ちたんは「死」をどれだけ理解しているだろうか。

金魚/緑便

月曜、保育園の入り口に大きなたらいに入ったたくさんの金魚がいた。何でも富雄北の祭りで残ったものを提供されたらしい。保育園でも当然、飼育できないので、自由に持って帰ってください、とのこと。今朝、ちたんにきくと、「金魚ほしい」。でもそれほど熱意があったとは言いがたく、半信半疑だったが、お迎えの際に空瓶を持参。すっかり忘れていることを願いつつ…甘かった。ちたん教室に入ると、スーッとママの後ろに回りこみ空瓶をもぎ取り、お姫様ポーズをしながら荷物をとりにいくちたん。「何？」「何？」と寄ってくる友達に「これに金魚入れて持って帰るねん」と説明して回っている。覚えていたか…。生き物飼育は面倒なのでできればやめてほしかったが、仕方ない。赤を3匹、黒を２匹ビンに入れると、ちたんは大事そうに抱えて歩き出した…ものの、駐車場でビンを落とし、いきなり3匹が命の瀬戸際に立たされたのであった。
　仕方ないので、マンションまで水槽を取りに行った。ママが「そういえば窓のあたりにめだかのえさか金魚のえさが転がってたよな…、おたまじゃくしにやってたやつ」と漠然と考えていたところ、マンションに入るなり、これまたスーッと窓の方へ進み、「金魚のえさやで。もってかえろ」と持ってくる。知ってたんかいな。ちたんの記憶力に驚いた。金魚の世話は暇で仕方ないジジに任せることにしよう。
　りょうくんは銀行口座を作ろうとしたものの、大雨により断念。今日のお出かけは保育園への迎えにすこし随行しただけだった。夕方、緑色のウンチが。黄緑、という感じの色で、そういえばちたんのときも出たな、と思い出したが、気がかりだ。ものの本によると、腸の中の状態によってよくあることらしいが…。ちたんのときにあったようで覚えていないことがたくさんあるようだ。

何で？/くたくた

ちたんの「何で」がいよいよ激しくなってきた。「どうしたん」「どこいったん」などのバリエーションもあるが、たいていは「何で～？」。保育園からの帰り、例のごとく工事中の家を見て
「なんで壁作ってんの？」
「見えないように」
「何で見えないように？」
「プライバシー保護のため」
「……（プライバシーという言葉が分からなかったもよう）。あ、おっさんおるやん。何でおるんかな～？」
「工事してんねん」
「何で工事してんの？」
「まだおうちが完成してないから」
「何で完成してないの？」
「おっちゃんらが一生懸命工事してるけど、まだできてないねん。もうちょっとでできるねん」
「何で～？」
禅問答が果てしなく続く。しかもおっさんらに聞こえてしまっているのでめったなことはいえない。
今日は2時間半のお昼寝。おかげでババは届いたお姫様大集合の２話（ものすごく長い。絵より字が多い本で、ちょっと失敗した）を読み、代わろうと思ってスタンバイしていたママはりょうくんとともに寝てしまったので、その後、図書館の本５冊読まされたらしい。ご苦労様。
りょうくんは昼夜逆転しているのか、昼はちたんが帰るころまでずーっとクタクタ。むずかったり泣いたりそれなりにうるさいが、つまり睡眠モード。覚醒していたのは午後4時から９時くらいまでしかなかった。ちたんがいない間に買い物にヨーカドーに行って計ったが、着衣で約６．４キロだった。ずんずん大きくなっている。

パズルとベビーカー

　きょうは暑い日。午前中は掃除。
　ちたんはババん家から持ってきたディズニーのお姫様大集合パズルで遊んでいる。おとなしく一人で遊んで入ればいいのだが、ひっくり返してやり始めるも、たいがい途中であきらめて人を呼ぶか、逃げる。初めはママがつきあって、端からやるのよと教えていたが、あまりに理解しないため大激怒。パパに交代して、絵柄を合わせる方法で教えていくが、理解していないのかやる気がないのか。笑ってごまかして考える努力を放棄するのでパパも激怒。やらないなら、ゴミ箱に捨てるといったが、あまり理解しないで、自分でも捨てていた。これでは、まずいと思い、タンスの後ろに隠して、「ゴミしゅーしゅー車のおじさんに持っていてもらった」とちたんに告げた。これにはさすがに焦ったのかママに報告に行くが、状況をおおむね理解しているママはそのまま受け流す。反省とちゃんとやることを確認してから、ママにゴミしゅーしゅー車のおじさんに持ってきてもらうよう、うその電話を行う。パパがゴミを捨てに行くときに持ちだして、ピンポンを押す。そうしてゴミしゅーしゅー車が持ってきてくれたことを演出した。その後、またピンポンを押し、おじさんはいつでも引き取るよと脅しておいた。これはしばらく脅しにつかえればよいのだが。
　昼ご飯は、久々のくら寿司。りょうくんはベビーカーに乗って椅子の横で待機。久々にだしたベビーカーだが、これはやはり邪魔でかさばる。その後は、図書館にいって本の更新を行った。
　さすがにもう行くところがなくて家に帰る。ちたんが自転車にのりたいと言い出すので、下にちたんの自転車を持って降りると、大きな自転車に乗りたかったのとのこと。この際、購入して付けていなかった後ろの座席を取り付けて、近商へビールとワインを買いに行く。後部座席はちたんに気に入ってもらえたようだ。
　夜は夏が終わってしまうかとのママからの提案で、花火を行う。金魚の甚平をきせたらぴったりだった。そういえばそんな服もあったなあ。
　りょうくんは、１０時４０分ころにゲロをはいて、お着替えとママの敷きパッドを選択へと導いた。寝る気配もなさそうである。ちたんよりも困ったちゃんでは無いように思っていたが、そうでもないのかもしれない。

お祭り二つ

　きょうはお祭りが二つ。午前に保育園のお祭り。夜はみねのてら阿弥陀寺で、数珠くり。お祭りのメインはなにかというと、ちたんが浴衣に着替えるということ。ちたんは、これがとにかく好きな子である。
　朝は大急ぎで掃除をして保育園へ。保育園では保育士がみな浴衣を着て出店を行っている。遊び券はひととおりあるので、すべて順番におこなった。ヨーヨー吊りとスーパーボールすくいはもう各地で経験しているので、特に指導の必要はない。ヨーヨーは３個つり上げた。スーパーボールは無造作にさくさくとっていく。これは紙がとても厚いのではと思ったが、周りの子は結構破けている。ちたんの動きはおよそ慎重とは言い難く、水の中でまっすぐにボールをねらいに行って、素早く上げる。パパはそれに合わせて素早く下にお椀をいれてボールを落とさせるだけなのだが、なぜか１０個ぐらいとれしまう。およそ２歳児の釣果とは思えない結果である。コインおとしは無作為に好結果がでて１等の商品ゲット。輪投げはぜんぜん。的あては近いのにめいっぱい投げて、装置が壊れそうだった。やきそば、カレー、クレープ、かき氷、ジュースは券が、ちたんと親の２つずつ。これが結局、昼ご飯になった。
　その後は、晩ご飯のお買い物にユータウン、ママの誕生日祝いにパティシエ山田のケーキを買った。ちたんはなぜかそこであんみつを選択。何度も翻意を求めたが、断固としてこれにするという。夜食べるときには、おもち食べると言って、白玉を食べたものの、あんこ嫌いといって食べなくなる。あんこ嫌いなやつが、あんみつ買うなよ。かんてんもトッピングの栗も食べなかった。
　買い物からもどると久々に駐車場であゆみちゃんと少年達が遊んでいる。初めはもじもじしていたちたんだが、結局一緒にあそぶことになった。ちたん以外はケンケンで移動ということで、鬼ごっこをすることに。あまりルールは把握していなかったようにも見えるが、逃げたらよいということは分かっていたので何となく、ゲームになっていた。小学生のケンケンよりちたんのダッシュの方が、実はずっと速かった。また、ママと子供達との会話で、あゆみちゃんの誕生日がりょうくんと同じであることが判明した。
　５時から晩ご飯を食べて、ばばん家で着替えてから、みねのてらへ行く。数珠くり待ちの列は階段の下まで来ていたので、ジジたちがならんでおいて、ちたんは夜店で遊ぶ。内容は当たり前だが、またもや同じ。ヨーヨーとスーパーボール。そして輪投げ。スーパーボールはここでも１０個ぐらいとっている。まぐれではないのだろうか。
　順番がきて数珠くりへ。ちたんとママとりょうくんが中で数珠くりを行う。そして住職から健康を祈願してその数珠でみなの背中をたたいてもらった。ママとりょうはそのまま帰って、ちたんはジジババパパと盆踊り見学。ババと盆踊りの輪に入ってちたんはなんとなく踊っていた。一番楽しかったのは、初めはアンパンマン音頭といっていたが、そのうちに輪投げに変わっていた。
　りょうは、昼間や外ではおとなしいが、夜は寝ない。あっとかふーとか言い続けて起きている。ちたんは昼寝が無かったので、９時過ぎには速やかに寝た。りょうはまだまだか。

シンデレラ/ゲロ警報

食料品買いにいかなあかんな、というババの一声に「ヨーカドーいく」と大反応したちたん。おかげで保育園後にヨーカドーに行くことになってしまった。またかよ、という大人らの思いをよそにちたんはずんずん3階へと進んでいく。お約束のお姫様服コーナーは貸切。早速、ドレスの上にドレスを羽織り、鉄棒やジャングルジム、乗り物やボール埋まりに興じる。やはり幸せそうだ。飽きないのだろうか。
　ジジ念願のうなぎを食べてミドリに行くと、がらがらだったのでジョーバで遊んだ。確かに子供の遊びマシンと大差ない。その後、「ほん見に行く」と本屋に行ってしまった。超ご機嫌なので「よんで～」ではなくて、自分で読んでいるのだが、内容が出鱈目。はやく字を読んでほしい。ママはディズニーのシンデレラを買わされてしまった。最後に、出たところに止まっているメロンパン屋台を指差して「メロンパンいる～」。ジジに抱っこされながらも身を乗り出す姿はかなり恥ずかしく、屋台の人に聞こえよがしに叫ぶ。「絶対食べる」と断言するので仕方なく一個また買わされたババだった。またもやちたんの欲望のままに終わったヨーカドー詣でだった。
　ぼくちんはいつものようにたまに目を開けるものの、大体はビビッてるのか目を閉じたまま。しかし飲みすぎで胸が悪いらしく、スリングにうまく入らない。ママはたいそう疲れました。ここ数日、とてもよく母乳を飲むのだが、相変わらず飲みすぎて「おえー」となっている。昨日は特大ゲロを吐いたが、今日はゲロを飲み込む場面が何回もあった。のどの奥深くで「こっこっこっこっこっ」と音がして、暴れていたのが静かになったらゲロ警報。よく飲むだけに発令されることが多いが、ちたんとの違いは7割未遂で終わることだ。
　

おうちかってくれる/運動

保育園への行き帰りに新しく建った家を見ると必ず、「ちーちゃん買ってくれんねん。ババに。ママにも買ってくれるよ。でもな、ベランダないからあかんなー、あの家」と解説？してくれる。どうやらババが送り迎えをするときに、「ババ、こんな新しい家ほしいわー」とか口走っているらしく、ちたんはそれを聞いて、「ちーちゃんが買ってくれるよ」と言い出したようだ。おまけにババが「ベランダないからあかんな。ベランダがある家がいい」などと要望したのを忠実に覚えているらしい。ババ家ではすっかりちたんが家を買ってくれることになっている。ちなみに「お金あんの？」と聞いたら「いーっぱいあるよ」と答えてくれた。
　今日はりょうくんの服を買いにちたんの留守中に宝来の奈良ニシカワへ。りょうくんはでかいため、新生児用肌着はさすがにもう卒業しなければならない。ちたんとは微妙に季節がずれるため、ちたん服も転用不可。そもそもちたん服は改めてみるととてもぼろいし、あまりにもガーリー。ということで。とりあえずりょうくん服は買ったが、隣のコーナーで引き締めガードルを見てしまったママ。そんなものに頼らんでもやせるわ、と常に高をくくっているのだが、昨日、ちたんに仏様に祈願されたのを見てちょっと弱気になったところに、だ。そして６０００円もするガードルを購入してしまった。１４０００円のもあったが、そこは抑えた。珍しく自分に投資してしまい、これぐらいはいいだろうと思いつつ、もったいないので夜もしている。でも授乳がしんどい。
　りょうくんの運動が激しさをましている。手足の動きが速く、かつ力強い。運動中に抱っこすると飛んでいきそうになる。しかも2時間ぐらい「はっっはっはっは」と言いながらバタバタばたばたしている。ちたんもこんなに運動したかな？



　
　

誰だ、教えたの/異常なし

今日は朝からりょうくんの病院。大きな病院なので覚悟はしていたが、たいそう待たされ、ほとんど一日仕事だった。まず、口腔外科では口蓋のできものを見るなり、女医さんが「ああ、心配ないです。粘膜にできるいぼのようなもの。おっぱいを吸うのに邪魔するとか、食事に影響するとかいうことになってきたら取ったほうがいいでしょうが、今のところ経過観察で十分です」。それから一時間近く待たされた皮膚科では、すでにない「痕」の部分を見て、「皮膚の接合部によくあるもの。あとあとまたできるかもしれないが、その時はまたきてください」とのこと。とりあえず、なんともなかったのでよかったが、口腔外科のほうは一ヶ月後に経過を見るため再診となった。ええー、またかよーと内心、ちぇっと思うママだった。
　皮膚科の先生にババがしつこく「この子は湿疹がひどい」と訴えていたが、これまた女医さんは「へ、どこが？」という感じ。明らかに面倒くさそうに「心配されているようですが、この時期は一番油が多い時期だから仕方ない」と切り捨てられた。
　帰宅後のちたんが仏さんの前に座して、ぶつぶつなにやらお祈りごとを唱えている。耳を澄ますと「ママのお腹がなおりますように」と祈っていた。産後なかなか戻らないママのお腹を心配してくれたらしい。仏様に頼まなあかんほど重病なのか、ママの腹は。誰が教えてん。
　近頃のちたんは「誰が教えてん」「どこで覚えてん」と絶叫したくなるようなことが多い。ママのおっぱいを口に含んで「りょうくんのまねしてんねんで」。ママに「（このおもちゃで）遊ぼう」としつこく言ったが無視されて、「ママが遊ばないならもうお片づけしちゃうよ」。驚いたのは、「おしりかじりむしにかまれると元気になるねんなー」。いつの間にテレビをみているんだろうか。
　そういえばりょうくんに初めてお白湯を飲ませようとしたが、「私が飲ませる～」とはせ参じ、哺乳瓶の乳首部分をべたべたさわり、挙句の果て「飲んでみたい～」と飲んでしまったでっかい赤ちゃんがいたため失敗した。

ｇｔｇ/不細工なのに

１０日ぶりの保育園。お休みの子も多く、お気に入りの友達はいなかったものの、朝、泣かないちたん。もじもじしながら先生のおひざに乗り、ママとジジにバイバイする余裕を見せ付けた。あまりの長さに家にいることが飽きたか。テレビでお盆明け初出勤のサラリーマンをインタビューしていて「職場に向かうのが嫌です。復帰できるかどうか…」とか言っているのを見て、「子供の相手や家事なんか、家で何もしないからそんなことが言えるんやって。会社で仕事しているほうが楽だし快適、と言う人はおらんのか」と思ってしまうママだった。もっともそんな人がいても放送しないだろうが。
　お迎え時、ごみ先生に会った。ごみ先生は保育園の外でりょうくんを抱いているママを見るなり「うわー、初にお目にかかりますー。りょうへいくんやねー」とうれしい一言。「ちーちゃんとは違う系統の顔ですねー。ちーちゃんはパパそっくりだけど、ママ似なのかな？」というので「そうかも知れませんね」などと軽くやり過ごしていると話題はちたんのことに。ＧＴＧいわく、ちたんはゆきぐみ時代、札付きの困ったチャンで、ＧＴＧは「1時間かけて寝かしつけて5分でおきて、また1時間なき続けるちーちゃんを抱っこしてあやしながら、『こうして育児ノイローゼになるんだろうな』と思った」とのこと。いやはやご苦労さん。いまだちたんの記録は打ち破られていないそう。ただ、ちたんより声は大きいがなりはましな男の子が一人いるらしい。
　りょうくんを会う人会う人が「かわいい」「かわいい」といってくれるが、ママは本当に本心から言っているのかちょっと懐疑的。だってりょうくんは「ちいさい」わけではなく、スリングの中ではいつも眉間にしわを寄せたり苦虫を噛み潰したような顔をして寝ている。どこか力が入っている。あまりすやすや、という感じではない。むずかると、赤くなって特に「ぶっさいくー」と言いたくなるほどすごい顔をする。ちたんが4ヶ月ぐらいの時におっぱいをたくさん飲んで反り返って寝ているのをみて「ぶくぶくでかわいくねー」と思ったが、早くもそんな感じ。みんなお世辞を言っているのだろう。