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国語の重要性

2016-05-29 | 教務

こんにちは、杉谷です

5月も早いものでもう終わりですね
前回の記事でも書いたように、個人的には夏前までの5,6,7月を
いかに意識高く過ごせるかが夏の出来、ならびに受験の結果を左右すると思うので
受験生の皆さんは頑張りましょう

さて今日は国語の重要性ということですが
以前にも国語は大切ということを何度もお伝えしてきたと思いますが
最近、特に受験生がそのことを忘れてきてしまっていると感じたので
繰り返しにはなりますが注意喚起という意味も込めて書きたいと思います

早速ですがなぜ国語を軽視してしまうのでしょう

日本語の試験だからなんとかなる
勉強したところで結果はあまり変わらない等
が挙げられる理由でしょうか

こう考えてしまうのも現在の中学、高校の国語教育では無理もないと思います

というのも学校教育では文部科学省が指定された題材をいかに理解するかに
主眼が置かれているからです
そのため国語=文学作品鑑賞というイメージを持ってしまい
勉強してもしなくても変わらない
という感想を持たれてしまうのです

しかし国語という科目は文学作品鑑賞ではありません

国語とは個人的には
日本語という言語を用いて論理力を測る科目であると思っています

簡単に言えば
AだからB、BだからC
つまりAだからCというような簡単な論理を日本語を用いて書いてあるけど
それを読み取ることが出来ますか?ということを試す科目です

したがって国語は同じ文章が出ないから勉強しなくていいのではなく
違う文章でも同様に使われている論理を読み取れるようになるまで勉強しなければならないのです

そしてこの論理というものが重要です
人に物事を伝える方法は多種多様ですが
論理的に伝える方法はほとんど変わりません
これは英語でも数学でも他の学問でも全てに共通することです

英語の長文で意味は掴めているのに設問を間違えた
数学で記述式問題になると全く解けなくなる
人に何かを伝えるとき上手く伝わらない
というような経験がある人は多いのではないでしょうか
それは論理力の欠如です

日本語でも論理的に読んだり、書いたりすることが出来ないのに
英語や数式でできるはずがありませんよね
これが「国語は全ての学問の基礎」と口を酸っぱくして言っている本当の意味です

この論理力をどうやって鍛えるかに関しては
次回以降で伝えていきたいと思います

英語や数学、理科といった他の科目で上のような傾向がある人は
国語の重要性を認識して取り組みを改めましょう

特に当塾の生徒さん達には授業の中でたくさんお伝えしてきたはずですね
恥ずかしくも忘れてしまった人は復習しましょう


杉谷


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