ちるちる奮闘記

子宮体がん(G1 1a期)、不妊治療(PCOS)、流産(頸管無力症・胎盤ポリープ)から妊娠・出産。2児育児中。

仕事との両立(子宮体がん編)

2008-09-30 | 子宮体がん治療(黄体ホルモン療法)
子宮体がんになって治療以外に悩んだことと言えば、仕事との両立です。

病気が発覚してすぐに直属の上司に相談しました。
病気のことをとても心配してくれて、休みをとりやすいように配慮してもらいました。
職場では直属の上司以外には、病気のことは話さなかったので、他の人に知られないように配慮してくれました。

月1,2回、丸一日休むということで、何とか仕事に影響が出ないように自分でも努力しました。
(勤務先と病院がとても離れていて、移動に時間がかかったため、1日休んでいました。)

長期に休むことになる場合には、私の代わりに人を雇わなければならなくなる関係で、逐一治療経過を話し、今後のことも相談していました。
とても親身に考えてくださって、たくさん助けていただきました。

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どのピルを選ぶか

2008-09-29 | ピルで内膜を整える治療

また、過去のことも振り返って書き足していきます。
時系列に記事が並んでいません。
見にくい場合はカテゴリーに記事を分けてありますので、そこをクリックしてそれぞれのカテゴリーごとに読んで下さい。


私の場合、子宮体がん治療から不妊治療に入る前に、6ヶ月ピルで子宮内膜を整えました。
ピル服用のねらいは、黄体ホルモン療法で薄くなった内膜を整えることです。

しかし、多嚢胞性卵巣の場合には、もう一つ大事なねらいがあります。

それは排卵周期を整えることです。

多嚢胞性卵巣の場合、排卵周期を整えるためには、ヒスロンでは意味がないと言われました。
不妊治療の先生から言われました。
プラノバールのように、黄体ホルモンだけでなく卵胞ホルモンも入っているものでなくては、排卵を整えることはできないそうです。
そして、よい排卵ができたかどうか、高温期がしっかりあったかどうかが、2ヶ月先までの卵子の質に影響を与えるということも分かりました。
つまり、今回の生理がホルモンバランスの乱れや治療の影響でよくない生理だと2ヶ月先の排卵までよい卵子は期待できないのだそうです。
私は、プラノバールよりヒスロンの方が子宮体がんに影響しないと言われて、ヒスロンを飲んでいましたが、それでは多嚢胞性卵巣が少しも改善していなかったのです。

思い返してみると、プラノバール服用中には、頸管粘液と思われるものが出ました。
頸管粘液とは、排卵時期に出る、透明な卵白のようなよく伸びるゴムのようなおりものです。
ヒスロン服用中には出ませんでした。

おかげで不妊治療に入ってから、排卵するまで苦労しました。
だから、今度不妊治療に入る前にはプラノバールを服用したいと思っています。
子宮体がんについても、卵胞ホルモンの単独投与でなければ、それほど影響ないのではないかと言われています。

重要なことは、その時期に何を最優先するかだと思います。


ヨガ

2008-09-28 | 第1子不妊治療(多嚢胞性卵巣・体外受精)

大きな声で胸はって言えるほどはやっていないんですけど・・・。
ちょこちょことやっています。
体が固くてひ弱なので、できないポーズが多いです。
でも、DVDと同じようなポーズをとったつもりでやっています。
主人が、何かあわれなものでも見るような目で見てたりもするんですけど。
いいんです。気にしません。

冬場はどうしても運動量が減ってしまうので、この前の冬はヨガ+ビリーをやってました。
ビリーの方もできなかったり、すぐ疲れたりもするので、ビリーって年のわりにうごけるなぁとか、後ろの人の人間観察してたりして、運動というよりDVD鑑賞の時間もかなりありました。

今はダンベル体操をしています。
二の腕とおなかが!!
大変なことになっているので。
体を動かして体の循環を良くすることが、子宮体がん治療にも、不妊治療にもいいはずだ!と思って、なるべく体を動かすようにしています。


玄米菜食

2008-09-27 | 第1子不妊治療(多嚢胞性卵巣・体外受精)

記事の内容をいろいろ見直して書き直しています。
後ろ向きなことは書かずに前をむいて。
手術にむけて自分ができること、今までしてきたことを含めて書いていきます。


ごはんは玄米を毎日食べています。
そのせいか、便秘にはなりません。
毎朝快腸です!
(汚い話でごめんないさい

おかずはなるべく野菜中心に食べています。
たくさんの種類の野菜を食べるように心がけていて、一日に10種類から15種類の野菜を食べるようにしています。
タンパク質は大豆類と魚中心で、お肉はちょっとという感じを心がけてます。
デザートはなるべくフルーツを食べてます。

黄体ホルモン療法を開始して急に食欲が出て、体重が急に増えたので、食生活を上のように切り替えました。
食事量は増えましたが、体重は増えにくくなりました。
体の調子もよいので、黄体ホルモン療法を終えても、同じ食生活をしています。

といっても、時々スイーツ食べたぁい!!という衝動にかられるときがあるので、「心の栄養だよねぇ」と言いながら、時々食べています
自分ではなるべく買わないんですけど、主人がときどきがんばってるごほうびとして買ってきてくれるので、そのペースで食べてるとちょうどよかったです。


胎盤ポリープの手術決定

2008-09-26 | 初妊娠→流産(頸管無力症)・胎盤ポリープ

B先生のところへ受診しました。
手術をB先生のところで受けることを前提にお話を伺いました。


・血流は確認できるが、子宮動脈塞栓術は必ずしも事前に必要ではない
・万一手術中の大量出血には、緊急の子宮動脈塞栓術を行う
・塞栓しても出血がおさまらない場合は、子宮摘出となる


さらに、「子宮という臓器の特徴」についても教えてもらいました。

他の臓器は動脈が一本だけ流れ込んでいる場合が多い。
だから、その動脈がつまると(梗塞)、その臓器がだめになる。
(例:心臓の場合は心筋梗塞、脳の場合は脳梗塞など)

しかし、子宮梗塞というものはない。なぜか。
子宮には、たくさんの動脈が流れ込んでいる。
子宮動脈だけでも左右で計2本。
卵巣には別の動脈が流れ込んでいて、それが子宮にも回ってきている。
また、膣の方からも血管が伸びてきている。
一本の動脈がつまりかかっても、他がカバーする。

それゆえに、手術する側にとっては、複雑で扱いづらい臓器なのだそうです。
なので、子宮動脈塞栓術をしても、100%血流を止めることはできないのだそうです。
そして、まだ適応ケースが少なく、その後の妊娠への影響は未知数。
さらに、手術自体も面倒なものなので、事前に行う必要は必ずしもないとい言われました。


今まではA先生のところで手術することを前提に、セカンドオピニオンの立場でB先生は意見をくださっていました。
私もB先生のところで手術を受けるのは、距離と体の状況の問題から、最初は考えていなかったのです。

でも、セカンドオピニオンについて考えるうちに、B先生のところで手術を受けられることに気づきました。
こんな初歩的なことにすら気づかないくらいあわてふためいていたことに、今さらながら気づきました。


すぐに手術前検査を終えて、あとは子宮鏡下でレーザーを使った子宮内容除去手術を待つだけです。
B先生の対応の早さに驚き、やっぱり第一線で働いている人はすごいなぁと感心しました。

それでも子宮を摘出するかもしれない不安は、まだまだ手術を無事終えるまでは残っています。
でも、今は前に進むしかない!

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