ちるちる奮闘記

子宮体がん(G1 1a期)、不妊治療(PCOS)、流産(頸管無力症・胎盤ポリープ)から妊娠・出産。2児育児中。

D2 不妊治療にまつわる辛さ・憤り(久しぶりに受けた医師の心ない言葉)

2012-07-06 | 第2子ホルモン補充周期凍結胚盤胞移植
D2

E2 66
  ジュリナ服用開始

不妊治療の苦しさは先が見えないこと、本当に授かれるのだろうか?というところが一番苦しいところです。

さらに、

・お金の問題(高額な治療費)

・身体的な苦痛(検査・治療の痛み・薬の副作用)

・精神的な苦痛(心の葛藤、焦り、絶望感、夫婦仲への影響)

などがあります。



仕事をしていると・・・

・仕事と治療の両立


二人目を考えると・・・

・治療と子育て(子どもを連れての通院、預け先探し、子どもへの精神的ケア)


高齢出産の年齢になってるくと・・・

・年齢が上がってくることでさらに増える治療の負担(回数が増える)



なども加わってきます。


これらの問題がさらに患者さん一人一人を苦しめていくと思います。



さらには医師からの心ない言葉でも苦しめられます。



前置きが長くなりましたが、今回の通院での話です。


凍結胚が残っているので、以前通っていたところへ再診。

久しぶりに行くととても混んでいました。

問診票提出後、待てども待てども全く呼ばれず。

受付に確認するも「もうしばらくお待ちください」と言われるばかり。

そうだ~、こういう感じだったよねと思いだしながら、我慢強く待っていました。



ようやく呼ばれて、先生がカルテを確認しました。

地元のクリニックとの話し合い済みで、移植のみ遠方で、他は地元でと考えていました。

以前もそうしてもらったことがあったので、そのつもりで通院したのですが。



「今回もホルモン補充周期で凍結胚盤胞移植で行きましょう」

「今回も地元のクリニックと連携してやっていただ・・・」

「できません!今後はホルモン補充周期ではできません。ほんとに子どもほしいんですよね?」

「・・・(怒)。あの、一人目の子どもがおりまして、毎回こちらまで通うのは大変なので、お願いし・・・」

「遠方でも毎回来てください!」

「毎回子どもを預け先を確保するのは、とて・・・」

「みなさん、子どもを預けて来てますよ!子どもだって一人目のときは遠くまで通ってくれたのに、自分のときは2人目だからってしてくれなかったって悲しみますよ。」



なんなんだ?!この対応?!特に最後の言葉。

これって言う必要ある?

母親として努力が足りないって言いたいの?



私が話しているのを聞き終わらずに話してくるし。

患者の気持ち、患者家族の人生まるで無視。

患者みんなが血のにじむような努力でやっていることを、「やって当然、だって子どもほしいんでしょ?」というスタンス。



ちなみに朝6時に家を出て、通院を終えて帰宅したのは夜7時。

寄り道してません。通院のみでこれくらいかかります。

これを4、5日に1回、最低3カ月続けなければならないのです。

こんな長い時間子どもを預かってくれるところないです。

まして今は仕事をしていないので、保育園に預けられません。

病気や出産の場合は預けられますが、不妊治療では難しいです。

今はどこも定員いっぱい。

働いているお母さんですら入れられなくて、一時保育枠をなんとか使って働いている人もいるのに。

だから一時保育の枠も厳しい。

主人の実家は近いですが、おばあちゃんの介護が優先なので毎回は預けられません。

仕事が休みであれば主人に見てもらうことできますが、毎回治療日に合わせて休んでもらうわけにはいかない。

そしたら主人もやめなきゃいけなくなる。


不妊治療でほんとに子どもがほしいなら、全てをなげうってでも治療を最優先しろというスタンス。

スタッフの評判は賛否両論で、ただ技術はトップクラスで、それを頼みに通っている方が多いところなので、多少はしょうがないと思っていましたが。

凍結胚がある以上、他の医療機関に切り替えるわけにもいかず。

なんだか卵を人質に取られているような気分。


ちなみに地元では複数の病院から重度の多嚢胞性卵巣のため、採卵は難しいと言われてます。

だから卵取るにはまたそこへ行くしかない。

そして治療もそこで受けるしかない。



さっそく帰ってすぐに主人の実家に行き、今後のことを相談してきました。

幸い主人の休みと治療日が重なっている日があることと、おばあちゃんの状態が今は安定しているので見てもらえる日があること、いざとなったら私の実家に長期帰省し、そこから通院にかようことなど対応策を考え、今周期は乗り切ることにしました。

本当に周りの協力あっての治療です。

子どももがんばっていい子でいてくれたみたいです。

ありがとね。ギュッといっぱい抱き締めました。


仕事との両立のことも一言。

一人目の不妊治療の初めの頃はまだ仕事をしていたので、治療とのスケジュール調整が本当に大変でした。

そういう思いしている人多いと思います。

どうしてもずらせない日が1回あり、午前通院が原則なのですが、その日だけ午後にしてもらえないかお願いしただけで、

「仕事やめたらどうですか?仕事と子どもどっちが大切なんですか?」


と言われたことも。


何十回も通ううちの1回でもそんなひどいこと言われます。

1回のやりくりだってどれだけ苦労が多いことか。



不妊治療の医療関係者の方がこの記事を読むかどうか分からないけど、患者みんな必死にいろいろやりくりして治療受けにいってるんです。

それでもできないときに少しでも融通してもらえないかお願いするんです。

それはわがままなんかじゃない。

いくら技術が高くても、患部ばかり見て患者の人生や生活無視の医師が増えないことを願います。


これからまた闘いの日々です。

いい結果に向けてがんばります!













最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~ん (ナミ)
2012-07-20 21:55:04
子供が可哀想。

コメントを投稿