3月も末というのに、なかなか気温が上がらないですね。
おそらく東日本大震災で避難生活を強いられている方々にもこの寒さは辛いとお察しします。
アメリカ軍をはじめとする海外部隊の支援はあまり大きく報じられていませんが、
彼らの「友達作戦」で、各避難所に政府の許可云々ではなく、物資を届けてくれています。
この大震災で苦しんでいる被災者の方々を救うために、
いちいち許可とか手続きとかはまったく不要です。
ある避難所に、突然と米軍のヘリが舞い降り、食べ物や水などを大量に届けてくれました。
「まったく予定なんて聞いてなかったんです。 本当に涙が出ます。嬉しいです。」
避難所にいる方のお一人はこうして感謝していました。
それにひきかえ、日本の援助がなかなか届かないのが不思議です。
一時は「瓦礫に阻まれて」・・なんて言い訳をしていましたが、
震災後6時間後にはすでにアメリカ軍のヘリ100機が被災者上空を飛んでいたそうです。
なんという早さ・・。
こういった大災害に対する意識がまったく違うことを思い知らされました。
どちらかといえば、あまりにも日本の政府がお粗末ということになりますか・・。
慣例とか手続きでなかなか進まない日本政府の対応。
こんな1000年に一度の大災害では、超法規的措置のオンパレードでなきゃなりません。
官房長官が多忙とかマスコミは報じてますが、
彼のやっていることは官房長官でなくてもできること。
あれはアメリカで言えば「広報官」で十分です。
官房長官の仕事は他にあるはず。
そして総理大臣が日々「具体的な」指示を与えていることを自ら伝えなくてはいけません。
菅総理のやっていることは「頑張りましょう」だけ。
原発の対応に追われ、完全に彼の政治能力の限界を露呈しましたね。
まぁ、こんなことは昨年9月の代表選のときに分かっていたことですが・・。
そしてアメリカでは、震災被災地出身の学生に対し、
一人40万を上限に支援金を支給することが決まりました。
それにひきかえ、日本政府は被災者に対し、1世帯10万の「無利子貸与」です。
利子がないとはいえあくまでも「借金」です。
それも2年以内の返済って・・。
なんでこうも弱者に冷たい国なのか。
小泉政権下で進められた弱者虐待政策は菅政権でも脈々と息づいているんですね。
夫婦2人でも、子どもが2人いる4人家族でも10万です。
何にも考えずに「何かやってる」という実績作りのためとしか見えません。
私の尊敬する「後藤新平」のような政治家はいないのか。
彼は人の力を第一に考え、政策を実行していきました。
そして関東大震災後の「帝都復興」に尽力した人物として有名ですね。
現在の東京の幹線道路の基礎を作ったのは後藤新平です。
江戸の町並みが残り、互いが自分の土地の権利主張を言い合う中で、
初めて土地区画整理を実行し、現在の東京の町並みがあるのです。
あの壊滅した街を復興させるには、国家予算レベルのお金が必要です。
子ども手当や高速道路無料化の予算を回すなどという姑息な手段では無理です。
今は財政再建とか平時のままの状態で政治を行うことは止める時。
「非常事態宣言」を発し、まさしく政治主導で国を立て直さなくてはならない時。
関東大震災の際には「復興院総裁」に後藤新平が任命され、その業務にまい進しました。
この東日本大震災後の復興の責任者はいったい誰になるのか・・。
いわゆる「反小沢」の面々では絶対にできないでしょう。
自己保身と責任回避を常套手段とする政治家には、こんな対応はできないことはすでに立証済みですからね。
東北に地盤を持つ「小沢一郎」氏こそ、その任に相応しい。
危機管理も何もない菅政権の面々にこの対応を任せたら、
日本経済は今以上にズタズタにされます。
こんな未曾有の大災害時に、菅直人という人物が総理大臣であることが、
現在の日本の不幸だと感じる毎日です・・。