5ぎゃつ26にちげっちょ~び
牢獄のような入院生活からやっと解放され退院
外出てベタな第一声
『シャバの空気はうめぇ』
入院中絶対食ってやると思ってたビックマック食べた
『シャバのビックマックはうめぇ』
サクラちゃんおっぱい飲んだらすぐ寝るしサイコー
ヒナタの時は1時間おきに起きたり
寝ててもすぐ起きるから物音一つたてれへんかったけど
サクラちゃんは全くそんなことなし
やりやす~
それにヒナタの時はいろんな嫌な事がどっと押し寄せ
ちょっとだけ産後うつになり
パパや実家のみんなも
そんなわてを気遣ってピリピリムードやったけど
今回は余裕のよっちゃん
ピナも赤ちゃん返りもなくサクラちゃんを溺愛してるし
やけど
ピナが元気すぎてうるさいのが玉にきず…
サクラちゃんに合わせて
全然遊びに出れへんからしゃあないんやけどね
わかってはいるけど
サクラちゃん寝てるのに
バタバタされるとどうしても怒ってしまう
かわいそうや…
外でお友達が遊んでる姿を
『お~いお友達~』
と独り言のようにつぶやいてる後ろ姿が切ない泣けてくる
かわいいヒナタ
どうか1ヶ月検診まで我慢しておくれ
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
しかし実家サイコー
退院してあと1週間だけママンの休みが残ってたので
そのうちにヒナタ遊び開始
退院2日後
サクラちゃんは預けて
ヒナタをお友達の所に連れてってあげたりしました
みんなあまりの復帰の早さにびっくりしてたけど
あと友達たちがサクラちゃん見に来てくれた時
パパとヒナタがその友達たちとご飯食べに行く話してたら
いきなりママンが登場
『サクラちゃん見といてあげるからあんたも行ってき~』
まじっすか~~~~~!!!!!
いいんすか~~~~~~!!!!!!!
行ってきまっす !!!!!!!!
ってな感じでまんまとお言葉に甘えた
退院1週間で居酒屋復帰
もちろん乳牛なんで一滴も飲んでまへんが
大好きな仲間達と久々のオモローナイツ最高やった
こんな感じで2人目はかなり好き放題やっとります
もうじき1ヶ月検診やしサクラちゃんもお外解禁
そ~なったらもっと動き回ったろ~思てるので
みんな遊んでね~
妊婦中のワタシ
手術直後
みんな(パパ・ピナ・母・妹)
と、ゆっくり出産の余韻にひたりたかったんやけど
麻酔のせいか疲れのせいかどっと眠気に襲われ
それを察してみな早々に退散
次は麻酔が切れてきてじわじわぁっと痛みに襲われ…
体勢を変えたいけど点滴されて尿管つけられ
ベッドに縛り付け状態のワタシは寝返りもうてず…
第2の生き地獄
ふと
『もし今大災害が起きたらあて確実に死ぬやん
あてが死ぬどころかサクラも死なせてしまう』
と、思いここからランボー精神炸裂
看護師さんが
『動かせたら足首だけでも動かしてね。』
ってゆってはったの思い出して
猛烈に足首運動開始
激!!!後陣痛に襲われながら
夜が明け次の日
早速部屋のトイレまで歩行練習
激痛やけど老体にムチ打ってなんとか成功
そっから俺流で猛リハビリ
動けへん辛さはがゆさをバネにめちゃ頑張った
その甲斐あってか
看護師さんがびっくりしはるほどの回復ぶり
『素敵すぎる』
とまでゆわりた
てりた
2~3日は
後陣痛・手術傷痛・腰痛達に襲われまくり
その後はホームシックに襲われまくりで
まるで牢獄のような入院生活でした
入院は二度とごめんだす
ほんま堪忍して~
第②部開幕~
注手術バナ苦手な人はスルーしてくだはい
麻酔効きすぎとびっくりするくらいの下半身のだるさに
パニックに陥ったワタシ
もう怖すぎて泣くしかない
看護師さん達はパパンが来たら泣き止むと思ったのか
『もうじきお父さんに入ってもらうからね~』
『もう少しやからね~大丈夫やからね~』
を連発
入ってくる寸前なんか
『はいもうパパ入って来はるよ~もう大丈夫よ』
と、皆さん口々に叫んでくれて
パパンもんすごヒーロー扱い
自動ドア開いて立ってる人
給食のおっさん!?
よ~見たら
変な帽子かぶって割烹着みたいなん着てるパパンやった
当然笑う余裕ジェロ
パパンに手握ってもらって
ちょっと安心して何気に天井見たら
えっ
腹ん中うつってる
なんと
大理石の天井がキレイすぎて手術風景丸うつり
幸いなことに
ワタシは目が悪いから
ハッキリ見える前に目ぇそらした
でももう上は向けずずっとパパンの方向に顔向けてたら看護師さんに
『パパがいるから安心でしょ~』
ってゆわりた
THE勘違い
それになんかチョキチョキチョキチョキ聞こえてるし
ぶっちゃけパパンどころではない
『もう頼むし早よ終われや~』
ってゆ~のが本心
そ~こ~してるうちに
お腹がググッと強く引っ張られる感覚と同時にサクラちゃん誕生
15時10分の出来事
手術開始から約40分
早っ
パパンそれまで心配そうにワタシの事を見守ってくれてたのに
ビデオ片手に一目散にサクラちゃんのもとへ
いずこへ~
そっからもうワタシなんかに目もくれずサクラちゃんに夢中
あの清々しく去って行った後ろ姿一生忘れへんわ
その後
『起きときたい?寝ときたい?』
って聞かれヒナタの顔をすぐ見たいから
『起きときます。』
ってゆったけど
処理してる音とか感覚とか気持ち悪かったし寝といたらよかった
生き地獄もやっと終わり
手術室から出るとヒナタの姿が
運ばれてくる見たことのないワタシの姿に戸惑いながら
泣きそうなのを一生懸命こらえてるのを見て
こっちが泣きそうになってしまった
病室に帰ったら先生がサクラちゃん連れてきてくれて
みんなで初抱っこ
ヒナタの時は緊急帝王切開で
こんな事させてもらえなかったしすっごく嬉しかったぁ
あ~
でも手術怖すぎても~ギブ
3人目はないわって思てたらパパン
『3人もいいなぁあと1人産むかぁ』
やって
次はお前が腹切れや
恐ろしか~
殺意が芽生えた
そんな今日この頃
出産ごとに痴呆が激しいので
出産記たるものを書いてみようかと
5月19日月曜日
1ヶ月前くらいから日は決まっていたので
準備やらも余裕
前日まで遊びほうけてました
うちの病院は帝王切開でも立ち会いOKなので
パパンもやる気満々で休みを取ってくれてました
当日バタバタしながらちょい遅刻気味で
焦って出発しようと思ったら
ピナいきなり
『パンツでお出かけする~』
って言い出したんやけど
家の中でも
気が向いた時にしかパンツはかせてなかったのに
いきなりパンツでお出かけとはなんたる危険行為
しかも何故こんな日に
もちろん外のトイレなんか未知の世界やったし焦ったけど
パパンが余裕の反応やったんで
すべてパパンに丸投げ
ワタシは出産に集中するとゆう理由つけて逃げたった
病院着いて病院着着せられてこんないいもんじゃないけど・・・
第一関門⇒剃毛
ただただ恥ずい
んで
パッパッパ~と準備は整い
予定時刻よりかなり早く手術開始(2時半くらい)
手術台乗ってソッコー逃げ出す事ばかり考える
へたれ母
前の手術の時は麻酔が効かず痛い注射を2本もうったので
今回はなんとかそれを阻止すべく
前もって病院側にその旨を伝えると
『大丈夫麻酔ちゃんと効くようにします。』
との事やったんで一安心のはず
がっ
先生が
『あれ?あれ?届かへん。おかぁちゃん何キロ太った?』
『…20キロです』
『うわぁそれは針届かへんわ。
意外に背中の肉かなりついてるで。もう1本うつわ。』
どうやらでぶすぎて針が届かへんかった様子
結局悪夢の2本目
でぶすぎて2本うちってどうよ
んでもって
注射後いきなり血圧下がってきて息苦しくなり過呼吸寸前
かなりパニックになり息の仕方も忘れそうに
んじゃ先生が
『大丈夫やで。血圧が下がってしまったんは
麻酔がよ~効いてる証拠やし
ってゆ~か
お母さん自体麻酔よ~効かはる体やで。』
おい…
なんで前の病院麻酔効かへんかってん
また恥かいたやんけ
さ~あ
この後あと何回生き恥かいたでしょう(笑)
長すぎるので第①部終わり
続きは第②部で…