「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

ゲーマー視点によるPC買い時(2012/12/1)

2012年12月13日 08時07分19秒 | その他

2011年の春頃から購入の検討に入って1年半以上経ちました。

まだまだメンテナンスする事で現状のPCを使い続ける事も可能ですが
ある程度見切りをつけないと、ズルズルと行って買い時が難しくなりそう。


新型GeForceのラインナップが出揃った所で最終検討に入ろうと思ていたら、
GTX650Tiの発売が予想より遅かったので結構ずれ込んでました。

自分のPC購入のコンセプトは
「コストパフォーマンス重視で、少しでも長く使えるゲームPCを」です。
とは言っても、OSやHDD、グラフィックの新技術などから考えて
5年~8年使用できれば御の字でしょう。

自分が検討しているPCは決してハイスペックでは無いので、
最高の画質でプレイする事は考えてませんのでお間違いなく。
またノートPCはオシャレだし持ち運びできて便利なのですが
デスクトップに比べてコストパフォーマンスが低目と言う事で今回の選択には入っていません。

もう何度も貼ってますが、戦国案内所さんの記事
「3Dグラフィックのゲームをやるためのパソコンの購入アドバイス」
例題PCも一新されて、新世代グラフィックボード対応版になっていたので
早まって購入してしまう前に、もう一度見ておさらいしておくと良いでしょう。
その中の「PCハードウェア初心者の館 実機解説編メニューページ」もおすすめ。



○ グラフィック関係のお話

・DirectX

今回のWindows8のDirectX11.1は、
Windows7時代のDirectX11のマイナーバージョンアップって感じで
ゲーマーにとって大したパワーアップは無かったようです。
(そりゃ目玉機能あったらDirectX12で出すよね普通)

OpenGLがDirectX11を超え
OpenGL ESは据え置き型ゲーム機と同等以上と言う話しもありますが
今後は、Microsoft、Intel、NVIDIAの繋がりが強くなると
業界で革命でも起きない限り、なかなか日の目を見る事は無さそうな気もします。


・グラフィックボード(VGA)

GTX650Tiの発表があってから少し経ちますが
旧型の550Tiの在庫に目処がつかなかった様で
なかなかG-Tuneで搭載機が出てこないので、待ってる間に結構時間が過ぎてしまった。

その後550Tiの売り表示が無くなった今でも未だに650Tiが出てこない所を見ると、
売る側にしてみれば仕入れが分散してしまうだけで
メリットがあまり無いと考えて設定していないのかもしれませんね。
ちなみに650Tiの評価が悪いとかではありません。

GTX660とGTX660Tiが発売前の予想通り、少し割高な感じになっていた様です。
その辺の値段も落ち着いてきたのか、暫くしてからG-Tuneモデルの再編成がありました。

自分はGTX660で検討している理由は、
GTX660Ti以上は電源が6pin×2になるので
”何となく”発熱が大きくなりそうな気がしたのと
電源が500Wなのを考慮して。
また、自分が買おうとしてるマイクロタワーは
冷却効率が高そうな反面、密閉度が低めな感じで
ファンの音が結構漏れてきそうな感じなので、この辺は結構重要なのです。

恐らくG-TuneのグラボはZOTAC製だと思うので
GTX660のファンは2個でケース内に排気するタイプ。
外排気タイプに比べて熱はPC内部に篭り易いですが冷却効果は高く、
空気の通る道にはヒートシンクがあるだけなので
「ゴォー」と言う背面パネル特有の風切り音は出にくいと思います。

性能(冷却)と静音は、どちらかを上げると他方の効果が下がる事が多い為
全てを兼ね備えたPCを作ろうとすると非常にお金がかかってしまうので
性能(冷却)と静音はバランスで考える必要があるようです。
まぁBTOの場合、そこまで考えてもどうにもならない事が多いですがw

今回のGeForceGTX600シリーズは通常のアイドリング時はどれも消費電力が少なく
高負荷時に電力を消費して処理速度を上げる感じなので
GTX500シリーズほど電源の心配をする必要がなくなった様で
値段と性能で折り合いが付くGTX660が第一候補となっています。


○ OSのゲームに関する部分

ゲームに関してWindows8にするメリットは
今の所DirectX11.1に対応していると言うだけで
Windows8で若干CPUに負荷がかかる分
現状ではトータルで見るとパフォーマンスの上昇は無い様です。
「今でもWindowsXP使ってるぜぃ」って人は
今の所Windows7で十分ではないでしょうか。

前回の記事で「Service Packで1世代前のWindowsなら
(最新のDirectXが)対応する可能性が過去の流れからある」
と書きましたが「今回は無い!!」とMicrosoftに釘をさされましたw
なので、Windows7ではDirectX11止まりとなる様ですが
今の所、ゲーム業界ではDirectX11で十分と言う見方が多いようです。
自分はDirectX9とか10のゲームしかやっていない気もしますがorz

ただし、グラフィックドライバがこなれてきたら
パフォーマンスが上昇する可能性はありますので
「後からWindows8買うのイヤだぁ~」って人は
Windows8版を購入しておくか
逆にPC購入を半年から1年ぐらい待ってみるのも手かもしれませんね。


○ 微妙な買い時が難しいBTO

ちなみに一時買い時逃したと思った時がありました。
構成はこんな感じ
○メモリ: 16GB PC3-12800(デュアルチャンネル4GB×4枚挿し)
○HDD:1TB
下記構成との違いは2点で、込み込み大体102,000円ぐらいと今より高い。

メモリが何故か4GB×4枚の設定しか無いし...
どう考えても「4GBメモリの在庫処分」にしか見えないw

BTOで気をつけなければいけないのは、
メモリスロットがデュアルチャンネル対応でもメモリ1枚挿しで販売してるPCがある点。
流石にこれだとメモリ回りのスコアが伸びなくても
仕方なしって感じになるんでしょうか
値段が安いからと何も知らずにホイホイ飛びつくのは危険な世界ですね。


記事書いてる時にメモリー倍増キャンペーンが来てました。
Windows8効果を見込んでたが売れ行きが悪かったのか、
最近構成の変更が頻繁に行われて、買うタイミングが難しいです。
1週間の差で1万円近く値下がってしまうのは何とも悔しい思いをしそうですねw


同じ値段でケースに拘らないなら、G-Tuneブランドではありませんが
同じマウスコンピューターのミニタワーの方がお得なモデルが出てる場合もあります。

下記の構成は、G-Tuneと比べCPUが3770Kが3770になってますが
オーバークロックしないなら性能差は僅かなので気にする必要無いし
HDDが2TBな上にSSD120GBが付いています。
今はG-Tuneでもメモリ&HDD倍増キャンペーンをやっているので
その優位性は下がりましたが以前ではSSDが丸々お得な感じで
今でも大容量のHDDが必要な場合、こちらの方がお買い得だと思います。

商品小計  ¥96,600(パソコン下取り込み)
送料/手数料 ¥ 3,150
合計    ¥99,750 (税込)
ベースモデル:MDV-AGZ7110X-SH
○ OS  : Windows 7 Home Premium 64ビット
○ CPU : Core i7-3770
○グラボ: NVIDIA GeForce GTX660/ 2GB
○マザボ: インテル Z77 Expressチップセット
○メモリ: 16GB PC3-12800 (デュアルチャンネル8GB×2枚挿し) 
○SSD  :インテル520シリーズ 120GB SerialATAIII
○HDD  : 2TB SerialATAIII 7200rpm        
○光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ
○カードリーダー : マルチカードリーダー
○電源  : 500W【80PLUS GOLD】


○ 自分は、ほぼコレで決まりっ!!

メモリ倍増キャンペーンの期間が書いて無いので、
キャンペーン終了時に同じスペックで同じ値段になる可能性はありますが
そんな事言ってたら買い待ちループに陥りそうで
以下の構成に落ち着きそうです。

商品小計  ¥86,730(パソコン下取り込み)    
送料/手数料 ¥ 3,150
合計    ¥89,880 (税込)

ベースモデル:NEXTGEAR-MICRO im600SA7
○ OS  : Windows 7 Home Premium 64ビット
○ CPU : Core i7-3770K
○グラボ: NVIDIA GeForce GTX660/ 2GB
○マザボ: インテル Z77 Expressチップセット
○メモリ: 16GB PC3-12800 (デュアルチャンネル8GB×2枚挿し) 
○HDD  : 500GB SerialATAIII 7200rpm        
○光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ
○カードリーダー : マルチカードリーダー
○LGA 1155用 CPU FAN
○電源  : 500W電源

買い時を逃したと思った時と違い、メモリ2枚挿しになっているのと
値段が1万円以上安くなっているのがポイント。
HDDの容量は減っていますが、TV録画などしないのでそこまで必要ないでしょう
色々詰め込んだ現状でも250GB程度しか使っていません。
これだけの構成ならば自分はカスタマイズも必要ありません。

パソコン下取りキャンペーンを年中やってるので
ホコリをかぶってるWindows98時代のPCを出そうと思っています。

色々なサイトのデータを元にスペック的に使用中のPCと比較してみると
・OS    : WindowsXp > Windows7 (1世代飛ばし)
・CPU  : Core2DUO > Corei7-3770K (性能約4倍
・グラボ : 9600GT > GTX660 (性能約2.5倍:1W当りの省エネ度約2倍
・メモリ  : 3GB > 16GB (約5倍
・HDD  : 320GB > 500GB (約1.5倍

今のメイン機の購入が大体5年前なので、購入サイクルは5年毎ぐらいですね。
このPCで次の5年を乗り切ろうと思います。
今使ってるPCはHDDの中身を一度大掃除をしてから
サブ機として、あと5年は働いてもらいますがw


○ まとめ

CPU、GPU、OSが一通り出揃った為
暫くは値段の微妙な下落以外は大きな変化が無いと思います。

新OSの評価はアレですが、新型GeForceとCorei7の評価は悪くなく
次の新CPUや新グラフィックボードなどの情報が出てくると
「次の情報が出るまで待とう」などと考え始めてしまい
また買うタイミングが取り難くなる気がします。

そろそろPC買い換えようかなぁ~と思ってる人は
個人的にこの冬が「ゲーミングPC」の買い時だと思いますので、
検討してみては如何でしょうか?


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