パールボウルトーナメント：オンワード、準決勝進出

　２歳になったばかりの息子には、まだ十分なお昼寝時間が必要…
　ということで、お昼寝にしばらくつきあって、自宅を出たのが１４時半頃。
　キックオフは１４時だったので、大幅な遅刻です。

　さらに、会場併設の駐車場に長蛇の列。いったん諦めて、ぐるっと回ってみたら、第１駐車場にはすんなり入れた。
　大井第二球技場へ車でお越しの皆様、球技場までは少し歩きますが、第一駐車場の方が、第二駐車場よりも停めやすそうですよ！

　スタジアムに入る直前、「オンワード、タッチダウン！」という場内アナウンスが聞こえた。今日の対戦相手はＩＢＭなので、それなりに苦戦するだろうなと勝手に想像していたのだが、スコアボードを見てその予感は的中。
　３Ｑ４分過ぎ、２３対２１でＩＢＭがリード。

　オンワードの３Ｑのオフェンスを率いていたのは、＃４菅原。公式スタッツを見るとなかなかの好成績のように感じる（試投８で成功７、９５ヤード）が、ラッシュが厳しいと、思うように放れず、窮屈そうにプレーしている印象だった。やはり社会人のディフェンスは厳しいのかな？






　ＩＢＭのＱＢはベテラン、＃１５岡村。要所で好パスを通し、一度は逆転されたゲームのモメンタムをじわじわと引き寄せてゆく。






　そしてついに、逆転ＴＤパスがヒット！
　エンドゾーン手前でのタックルを振りほどいて得点を挙げるＷＲを確認し、颯爽と引き揚げる岡村選手。盛り上がるサイドライン。得点は２９－２７。





　しかし、問題は残り時間である。
　１分２秒も残して、相手に最後の攻撃権を渡してしまった。冒頭の写真のとおり。

　最後の勝負どころ、オンワードはベテランＱＢ、日本代表の＃１３冨澤が、パスでランでゲインを重ねる。サイドラインに出て、時計を止めながら。






　浮かせたようなショートパス・ミドルパスの多用で敵陣に迫り、残り７秒でＦＧ成功！ＩＢＭはさっきＴＦＰのキックを外してしまっていたので、これでオンワードの逆転勝利となった。

　ＩＢＭ、直前のドライブでもうちょっと我慢して、３０秒でも時間を消費できていれば、オンワードも攻めきれなかっただろうにと悔やまれるところ。
　自軍オフェンスのＴＤ確率と、相手オフェンスの力を総合的に判断したのだろうが、残念な結果となった。
　また、その１分２秒をきっちりと生かした、オンワードオフェンスも見事。


　追伸
　オンワードのチアです。
　こういう写真だと、すごく広いところでやっているようにも見えて面白い。



　オンワード　３０－２９　ＩＢＭ

パールボウル初戦 新生オンワードの新人たち

　いろいろあって、今後しばらく観戦が増えそうなオンワード・オークス。
　パールボウルの初戦を、川崎球場に見に行ってきた。

　朝１０時少し前に着いた会場は曇り空。少し寒かったが、球場内を少しうろうろ歩いているうちに、暖かくなってきた。
　これなら、息子の服装に神経質にならなくてもすみそうだ。

　すかいらーくのスポンサードが外れて、「オークス」に戻ったオンワード。今日がその初戦。
　ユニフォームは変わっておらず、オレンジ色が残っています。
　ヘルメットは「ＯＳ」から「Ｏ」に。

　さて、球場で配られたメンバー表を見ると、新人が１３名の登録。
　中でも、ＱＢ＃４菅原選手と、ＲＢ＃１８宮幸選手が加入したことで、オフェンス力の大幅アップが期待できそう。



　菅原選手は３Ｑから登場。学生時代より幾分がっちりした体格に見えた彼は、最初の２～３プレーはぎこちなかったものの、その後は落ち着いてオフェンスを指揮していたようだった。



　また宮幸選手はゲームを通して出場し続けた。リーグ公式ＨＰによると６回のボールキャリーで５２ヤード、最長４４ヤードとなっているが、あれ？もっと活躍していたのになあと思うくらい、存在感が大きかった。



　ゲームの方は、失礼ながら格下のオール東京ガスに、スコア上は圧勝したように見えるものの、奪われた２つのＴＤはいずれもＫＯＲ。ＴＦＰのキックミス、敵陣深くまで攻め込みながらのインターセプトなど、向かい側の客席が沸く場面がずいぶん多かった。次のゲーム以降への課題が多かったのではないだろうか。
　頑張っていただきたい。




　ちなみにクリエイターズも、「東京ガス」から「オール東京ガス」にチーム名変更。東京ガスだけでなく、「その他関係会社様、販売店様、工事会社様などの協力企業様」からも支援してもらっているので、それを反映したとのこと（配布のチラシによる）。


　おまけ
　川崎球場にこの人が。



　巨人に行ってしまったクルーンさんですね。
　ＤＢ＃２４レジー・ミッチェル選手と談笑しています。お知り合いのようです。


　オンワード　４３－１４　オール東京ガス