シーズン中盤の公式戦。
その中での、半ばセレモニーとも言えるような対戦。
敗退行為とか、ヤラセだとか思う人も、きっといるだろう。
これがハマスタでだったら、罵声が飛んでいたかもしれない。
最後のフォークなんて、全然切れてなかったのに!
あんな球を空振りするなんて、清原、まじめにやってんのか!
しかし、批判を覚悟で、素晴らしいシーンだったと、敢えて言いたい。
ずっと負け犬だったホエールズファン・ベイスターズファンに、優勝という最高のプレゼントをくれた佐々木。
彼には、今日だけは、スーパーわがままを通す権利があったのだと、勝手に認定してあげたい。
3球目の外角低めのストレートは、球速はさほどでもなかったが、全盛期を彷彿とさせるような、いいボールだった。小さなモーションで、「キュッ」と投げて、「ズバン」と決まるボール。
牛島監督としても、悩みに悩んだ末の決断だったのだろう。
終わってみれば、これ以上ない形での最終登板だったと思います。
一ファンとして、感謝いたします。
結果的に、佐々木が原因で負けなくてよかった。
清原にツーラン打たれて、それが決勝点!なんてことだったら、大問題だった。
結果的に、ジャイアンツが勝ってよかった。
清原が三振したせいで負けた、なんてことだったら、大問題だった。
次に彼の投球を見る機会があるとしたら、ホーム最終戦か、ファン感謝デーだろう。
その時はもう一度、まっすぐな気持ちで、彼に声をかけてあげたい。
巨人 1-0 横浜
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昨年からの故障の状態は深刻だったみたいなので、仕方ないかなあと思ってます。
来年は、どこで何をやってるんでしょうね…。
やはり見届けたいです…。
もう衰えた佐々木にとって結果をだせとかいっても無理なんだし
挽回のチャンスを他の形で与えてやりたいと思う。
それがコーチなのか、解説者なのか
とにかくベイにプラスになることをしていってくれれば
いいと思います。
もちろん、本人が「挽回のチャンス」を望めば、ですが。
10月8日は、あまり野次ってほしくないなあ。